ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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おかゆ(一般会計)37:すきやき(特別会計)169

2009年10月30日 09時14分46秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ニュースが分からん! 特別会計、なぜ「無駄が多い」の?」という記事がありました。

ニュースの背景を、分かりやすく解説してくれるコーナーです。

鳩山首相が、「特会は無駄が多い」と批判されているのだそうです。

国のお金は、「一般会計」と「特別会計」に分かれています。

「一般会計」は、国の防衛から医療まで、様々な目的に使うお金をまとめて管理しています。

「特別会計」は、特定の目的に使うお金を区別して管理します。
年金制度なら、被保険者が払う保険料や国が投じる税金をまとめて管理します。

収入源が、使い道が決められた税金や保険料で、所管する省庁が「自分たちの財布」と思いがちなのだそうです。

国会等で議論になることも少なく、財務省の査定も届きにくいため、特別会計から各省庁の天下り団体やファミリー企業にたくさんのお金が流れていました。

長い間、放置されていましたが、2003年に当時の塩川財務相が、「母屋(一般会計)でおかゆ、離れ屋敷(特別会計)ですき焼き」とたとえ話をされて注目されました。

その後の改革で、特別会計は31から21に整理されました。
2010年度末までに17になる予定です。

「霞が関埋蔵金」と言われる特別会計の余剰金も、明細表などを公表しなければ、特別会計内に含めることができなくなりました。

特別会計は、森林保険特別会計(50億円)から国債整理基金特別会計(170兆円)まで、規模も様々です。

歳出で、重複分を除くと、
  一般会計  37.1兆円
  特別会計 169.4兆円  となるということでした。
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おかゆの、4倍以上のすき焼きが存在するのですね。
これが明朗会計になれば、だいぶ変わるのではと思います。


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ベルギー: 離婚大国、子育ては一緒に

2009年10月30日 07時40分48秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「特派員メモ ブリュッセル 別れても苦楽を分担」という記事がありました。

特派員の方が、担当の国の興味深いエピソードを紹介してくださるコーナーです。

ベルギーは、欧州連合(EU)の中でも最上位になるほど、離婚が多い国なのだそうです。

特派員の方の周りでも、「バツ1」「バツ2」は珍しくないのですが、離婚後も子育てで関わり合うことが多いようです。

2006年の法改正で、父母が子どもと平等に過ごす交代同居制が基本になりました。

離婚時に、判事が分担ルールを決めます。

現実には、母親の家をベースに、平日は週の前半と後半、または決まった曜日を父親の家で過ごすパターンが多いそうです。

週末は、隔週で父親の家に行きます。

勉強道具や遊び道具を抱えて大移動になるし、子どもは落ち着かないのではと思いますが、慣れてしまうということです。

親のほうも、出張や夜の外出の調整等でまめに連絡し合う必要があり、
「さんざん言い争って別れた夫なのに」と特派員さんの友人はこぼすそうです。

別の男性は、成長した子どもたちの大量のおもちゃ類をまとめて中古品市で売る日は、前妻と元妻が手伝いに来ます。

「仲がいいんですね」と言うと、「一財産だから、買った当時の相手と売上げも折半だよ」という返事でした。

親の幸せも負担もとことん分かち合うのが、この国の離婚の鉄則らしいということでした。
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子どもさんの移動には、服やかばんも一緒でしょう。
親は、互いにあまり遠いと大変そうです。


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