昨日の朝日新聞に、「ニュースが分からん! 特別会計、なぜ「無駄が多い」の?」という記事がありました。
ニュースの背景を、分かりやすく解説してくれるコーナーです。
鳩山首相が、「特会は無駄が多い」と批判されているのだそうです。
国のお金は、「一般会計」と「特別会計」に分かれています。
「一般会計」は、国の防衛から医療まで、様々な目的に使うお金をまとめて管理しています。
「特別会計」は、特定の目的に使うお金を区別して管理します。
年金制度なら、被保険者が払う保険料や国が投じる税金をまとめて管理します。
収入源が、使い道が決められた税金や保険料で、所管する省庁が「自分たちの財布」と思いがちなのだそうです。
国会等で議論になることも少なく、財務省の査定も届きにくいため、特別会計から各省庁の天下り団体やファミリー企業にたくさんのお金が流れていました。
長い間、放置されていましたが、2003年に当時の塩川財務相が、「母屋(一般会計)でおかゆ、離れ屋敷(特別会計)ですき焼き」とたとえ話をされて注目されました。
その後の改革で、特別会計は31から21に整理されました。
2010年度末までに17になる予定です。
「霞が関埋蔵金」と言われる特別会計の余剰金も、明細表などを公表しなければ、特別会計内に含めることができなくなりました。
特別会計は、森林保険特別会計(50億円)から国債整理基金特別会計(170兆円)まで、規模も様々です。
歳出で、重複分を除くと、
一般会計 37.1兆円
特別会計 169.4兆円 となるということでした。
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おかゆの、4倍以上のすき焼きが存在するのですね。
これが明朗会計になれば、だいぶ変わるのではと思います。
ニュースの背景を、分かりやすく解説してくれるコーナーです。
鳩山首相が、「特会は無駄が多い」と批判されているのだそうです。
国のお金は、「一般会計」と「特別会計」に分かれています。
「一般会計」は、国の防衛から医療まで、様々な目的に使うお金をまとめて管理しています。
「特別会計」は、特定の目的に使うお金を区別して管理します。
年金制度なら、被保険者が払う保険料や国が投じる税金をまとめて管理します。
収入源が、使い道が決められた税金や保険料で、所管する省庁が「自分たちの財布」と思いがちなのだそうです。
国会等で議論になることも少なく、財務省の査定も届きにくいため、特別会計から各省庁の天下り団体やファミリー企業にたくさんのお金が流れていました。
長い間、放置されていましたが、2003年に当時の塩川財務相が、「母屋(一般会計)でおかゆ、離れ屋敷(特別会計)ですき焼き」とたとえ話をされて注目されました。
その後の改革で、特別会計は31から21に整理されました。
2010年度末までに17になる予定です。
「霞が関埋蔵金」と言われる特別会計の余剰金も、明細表などを公表しなければ、特別会計内に含めることができなくなりました。
特別会計は、森林保険特別会計(50億円)から国債整理基金特別会計(170兆円)まで、規模も様々です。
歳出で、重複分を除くと、
一般会計 37.1兆円
特別会計 169.4兆円 となるということでした。
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おかゆの、4倍以上のすき焼きが存在するのですね。
これが明朗会計になれば、だいぶ変わるのではと思います。