ある40代女性の生活

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松下政経塾: 大臣2人、副大臣4人、政務官2人が入閣

2009年10月20日 10時11分59秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「松下政経塾 内閣に8人 創立30年 国交相も総務相も副大臣も」という記事がありました。

今の内閣の大臣2人、副大臣4人、政務官2人は、松下幸之助さん(パナソニック創業者)が作られた松下政経塾の出身なのだそうです。

  前原誠司・国交相
  原口一博・総務相
  野田佳彦・財務副大臣
  武正公一・外務副大臣
  福山哲郎・外務副大臣
  長浜博行・厚労副大臣
  山井和則・厚労政務官
  三日月大造・国交政務官

「松下政経塾」は、1979年に、松下幸之助さんが「混迷の度を深めていく日本には、新しい国家経営をす指導者育成が必要だ」という理念の下、私財70億円を投じて設立されました。

神奈川県茅ケ崎市に、相模湾を臨む約2万平方メートルの敷地があります。

毎年200人前後が「政治家になりたい」「自分を磨きたい」と入塾を希望します。
論文や面接があり、実際に入ることができるのは、5人前後です。

全寮制で3年です。

2時間ごとに様々なテーマを学び、「塾主(松下幸之助)研究」「古典講座」「剣道」「茶道」「書道」等もあります。

年1回、新塾生が24時間かけて三浦半島1周を歩く「100キロ行軍」もあります。

塾ですが、月に25万円(1年目は20万円)の研修資金、年100~150万円の活動資金も支給されるそうです。

当初は、大学を卒業したばかりの人が中心でしたが、次第に公務員や自衛官など社会人経験者や既婚者も増えました。

松下政経塾の何が役に立ったのかの質問には、

「なぜ政治を志すのか、塾で徹底的に追及され、真剣に考えるようになった」
「工場の製造研修などを通じ、実地で学ぶことを教わった」(塾出身者)

「目の前の人が次々と選挙に出るのを見て、選挙が怖くなくなる環境は得がたい」(自民・松野博一衆院議員)
「政治家になるのに、2世3世や官僚でないルートをつくったことは大きい」(民主・市村浩一郎衆院議員)  ということです。
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原口総務相が松下政経塾出身なのは知っていました。
前原国交相もそうなのですね。

記事では、「土建国家からの脱却や地方分権を担う立場」を松下政経塾が持っていると『松下政経塾とは何か』著者の井出康博さんが指摘されていました。

体験入塾というのもあるようです。


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チロルチョコ: 西日本の駄菓子→コンビニの人気

2009年10月20日 09時29分25秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「チロルチョコ 多彩に成長中 コンビニに活路 年20~30新作」という記事がありました。

チロルチョコは、かつては西日本の駄菓子屋の定番商品でしたが、現在では年間9億個が売れる全国ブランドになっているのだそうです。

チロルチョコが誕生したのは、1962年です。

松尾製菓(福岡県田川市)が発売し、主に西日本で、チョコレートとしては破格の10円で、子どもに人気になりました。

1980年代になると、駄菓子屋がすたれ始め、売上げが伸び悩みました。

1991年に、3代目社長になった松尾利彦さんは、コンビニに目をつけました。
「大人が立ち寄るし、街中に店が増えていた。子ども以外の世代もターゲットにしてコンビニで売らないと生き残れない」

1993年に、コンビニ対応のバーコードを付けるため、チロルチョコの大きさを2.5cm四方から、現在の3cm四方に変えました。

大手コンビニで売ってもらったところ、回転が速い商品として広まっていきました。
コンビニで売り出してからは、ヨーグルト味やイチゴ味など、年間に数種類の変わり種を発売するようにしました。

2003年に発売した「きなこもち味」が、大ヒットしました。
セブンーイレブンで、5ヵ月で3億4千万円を売上げました。

その後、毎年、秋にきなこもち味を出すようにしたら、箱ごと買ったり、きなこもち味を求めてコンビニを渡り歩いたりするお客さんが現れ、3年後には、半年で売上げが20億を超えました。

他のコンビニ会社や食品会社から、「第2のきなこもち味を」「北海道フェアをするので」「秋っぽい商品を」と注文が多数来ました。

2004年に、企画・販売会社チロルチョコ(本社・東京)を設立し、年間20~30種類の新作を出す現在の態勢ができました。

現在は、全国ほとんどのコンビニで買えるようになり、季節ごとに新しい味が3から4種類、新作は数ヵ月の限定販売で次々と入れ替わるそうです。

ミント、抹茶、杏仁豆腐、かき氷等、これまでに発売されたのは200種類以上、その他に地域やチェーンを限定した商品もあります。

えひめ飲料(松山市)と組んで「ポンジュース味」、男前豆腐店(京都府)と組んで「豆腐味」も開発しました。

企画・開発会社では、10人のメンバーが、食べ歩きで見つけたおいしいお菓子や、営業マンが聞いてきたお客さんの声を元に、多い日は1日に10種類を試作しているということです。
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チロルチョコは子どもの頃から食べています。

サイズが大きくなったときに、現在の20円程度になったと記憶していますが、あれはバーコードを付けるためだったのですね。


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