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チロルチョコ: 西日本の駄菓子→コンビニの人気

2009年10月20日 09時29分25秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「チロルチョコ 多彩に成長中 コンビニに活路 年20~30新作」という記事がありました。

チロルチョコは、かつては西日本の駄菓子屋の定番商品でしたが、現在では年間9億個が売れる全国ブランドになっているのだそうです。

チロルチョコが誕生したのは、1962年です。

松尾製菓(福岡県田川市)が発売し、主に西日本で、チョコレートとしては破格の10円で、子どもに人気になりました。

1980年代になると、駄菓子屋がすたれ始め、売上げが伸び悩みました。

1991年に、3代目社長になった松尾利彦さんは、コンビニに目をつけました。
「大人が立ち寄るし、街中に店が増えていた。子ども以外の世代もターゲットにしてコンビニで売らないと生き残れない」

1993年に、コンビニ対応のバーコードを付けるため、チロルチョコの大きさを2.5cm四方から、現在の3cm四方に変えました。

大手コンビニで売ってもらったところ、回転が速い商品として広まっていきました。
コンビニで売り出してからは、ヨーグルト味やイチゴ味など、年間に数種類の変わり種を発売するようにしました。

2003年に発売した「きなこもち味」が、大ヒットしました。
セブンーイレブンで、5ヵ月で3億4千万円を売上げました。

その後、毎年、秋にきなこもち味を出すようにしたら、箱ごと買ったり、きなこもち味を求めてコンビニを渡り歩いたりするお客さんが現れ、3年後には、半年で売上げが20億を超えました。

他のコンビニ会社や食品会社から、「第2のきなこもち味を」「北海道フェアをするので」「秋っぽい商品を」と注文が多数来ました。

2004年に、企画・販売会社チロルチョコ(本社・東京)を設立し、年間20~30種類の新作を出す現在の態勢ができました。

現在は、全国ほとんどのコンビニで買えるようになり、季節ごとに新しい味が3から4種類、新作は数ヵ月の限定販売で次々と入れ替わるそうです。

ミント、抹茶、杏仁豆腐、かき氷等、これまでに発売されたのは200種類以上、その他に地域やチェーンを限定した商品もあります。

えひめ飲料(松山市)と組んで「ポンジュース味」、男前豆腐店(京都府)と組んで「豆腐味」も開発しました。

企画・開発会社では、10人のメンバーが、食べ歩きで見つけたおいしいお菓子や、営業マンが聞いてきたお客さんの声を元に、多い日は1日に10種類を試作しているということです。
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チロルチョコは子どもの頃から食べています。

サイズが大きくなったときに、現在の20円程度になったと記憶していますが、あれはバーコードを付けるためだったのですね。


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