ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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ビル上クレーン: どう上げる?どう下ろす?

2009年09月05日 09時39分43秒 | 新聞
今朝の朝日新聞土曜版beに、「DO科学 ビル上のクレーン どう上げたの?」という記事がありました。

ののちゃんが、疑問を質問し、藤原先生が答えてくれるコーナーです。

ビルの上にある巨大なクレーンはどうやって上げ、工事が終わったら、どう下ろすの?  という質問です。

上げるときは、「尺取り虫方式」なのだそうです。

最初はビル1階の床の梁にクレーンを固定し、4階まで作ります。
(クレーン自体は4階の上にいます)

支柱を、油圧シリンダーで引っ張り上げ、今度は3階床の梁に固定します。

6階まで工事をしたら、支柱を引き上げ、5階床の梁に固定し、と次々に続けていきます。

下ろすときは、「親ガメ・子ガメ方式」なのだそうです。

巨大なクレーンは、そのまま分解しても大き過ぎて下せません。
そこで、小型クレーンを大型クレーンで屋上までつり上げます。

大型クレーンを分解し、小型クレーンで地上に下ろします。

小型クレーンで、さらに小型のクレーンを屋上までつり上げます。
分解した小型クレーンを、さらに小型クレーンで地上に下ろします。

一番小さいクレーンになったとら、最後は分解したものを人がエレベーターに乗せて下ろすということです。
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「尺取り虫方式」と「親ガメ・子ガメ方式」は、業界用語なのだそうです。

竹中工務店生産本部の岡崎直人さんが、取材協力ということでした。


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民主党: 自民の父を超える子ども?

2009年09月05日 09時02分15秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「オピニオン 民主308議席の衝撃 高橋源一郎さん 「父」は疲れてしまった」という記事がありました。

大きなテーマを、各界の3人の方が解説するコーナーです。

今回は、総選挙での政権交代をどう見るかでした。

明治大学院教授で作家の高橋源一郎さんが、
自民党は、古いタイプの家父長で、国民がその「妻」、民主党は自民党から生まれた「子」だと考えると分かりやすい  と話されていました。

「熟年離婚」なのだそうです。

「妻」である国民は、「夫」の自民党に何度裏切られても、なかなか別れられずにいました。
選挙で投票しても何も変わらない、「離婚」なんかできないと思いこんでいたからです。

「夫」も、浮気してもケンカしても「妻」は結局自分の言うことを聞く、過半数は必ず取れると思いこんでいました。

「妻」と「夫」の双方に、「離婚」という発想がありませんでした。

ところが、2005年の郵政選挙で、投票で政治を変えられることに「妻」が気づいてしまいました。
それなのに、定年に近づいた「夫」がまだ威張っています。
そこで「妻」は離婚届を突きつけました。

「子」である民主党は、自民党から脱却することで生まれた政党です。

だから、いちはやく「戦後」から抜け出すことができました。
今度の選挙でも、靖国や憲法9条といった「戦後」的なイデオロギー的な対立を避けました。

自民党の大物議員に「小沢チルドレン(※ガールズとも言われています)」の女性候補をぶつけたのは、「家長的な老人と、若い自立した女性の戦い」という構図をみせつけたかったからです。

民主党は、今回の総選挙が過去と現在の戦いであることを知っていました。
「いま」や「変化」を掲げて、「現在」という時空間に適応したからこそ、大勝できたのです。

民主党は、自民党という「父」を敵にすることで結束してきました。
一度、「父」を超えたら、兄弟げんかが始まって、分裂しかねません。

それをどう防ぐかが、今後の大きな課題になるでしょうね。
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話を単純化しすぎかもしれませんが、面白い発想だと思いました。


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