ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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ボコバさん: 初の女性ユネスコトップは2児の母

2009年09月25日 08時03分57秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ニュースの顔 ユネスコ次期事務局長に選ばれた イリナ・ボコバさん」という記事がありました。

ユネスコでは、1999年に就任した日本の松浦事務局長の後任に、ブルガリアの5ヶ国語を話す、2人の子どもを持つ女性が初めて事務局長になることが決まったのだそうです。

松浦事務局長の後任を決める選挙では、当初、エジプトのホスニ文化相が有力と言われていました。

立候補者は最初9人あり、第1~3回の投票では、ホスニ氏がトップでした。
しかし、反ユダヤ的な態度や失言が続き、欧州知識人がボコバさんを支持しました。

第4回投票で、両者は29票ずつで、決選投票で、ボコバさんが31票を獲得して、第9代ユネスコ事務局長に決まりました。

ボコバさんは、お父さんがブルガリア共産党の新聞の編集長の家に生まれました。
モスクワの国際関係大学に留学し、修士号を得ました。

ブルガリアの外務省でアメリカの専門家として働き、ニューヨークの国連代表部に勤務したり、メリーランド大学に留学したりもしました。

外交官生活は、1990~1991年のベルリンの壁崩壊で、国会議員となり、新憲法の起案に携わりました。

1996~1997年には外務大臣を務め、ブルガリアのEU加盟も推進しました。

国民の人気は高く、社会党系では最も人気のある政治家と言われるそうです。

2005年から、駐仏兼ユネスコ代表部大使を務めていました。

話す言葉は、ブルガリア語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語と5ヶ国語が堪能です。

夫と2人の子どもがいらっしゃるとのことです。
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すごい経歴ですが、写真では、知的で穏やかながら意志の強い方という印象です。

交流のある外交官は「バランス感覚豊かな実務家」とボコバさんのことを評するとありました。


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新型インフルエンザ: マスクで25%患者減

2009年09月25日 07時31分50秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「マスク着用で25%の患者減か?」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20090924/27b510111fc3c36df8b5fc5772b9e25c.html 参照)。

新型インフルエンザの患者1人が他人にうつす人数を1割減らすだけで、国内患者の総数は4分の3にとどまり、ワクチン1600万人分の効果に匹敵するのだそうです。

田中剛平・東京大学助教(数理工学)らの計算で分かりました。

患者のちょっとした心がけが、新型の 蔓延防止に大きな効果を生むことを示す初めての結果です。

東大の田中助教と合原一幸教授は、新型インフルエンザの感染力が、感染者1人が平均1・4人にうつす(通常の季節性よりやや強く想定)と仮定しました。
感染者の半数が発症するとして、感染の広がりを計算しました。

その結果、特別な対策をしないと、最悪の場合、1回の大流行で国民の4分の1に当たる3300万人が新型インフルエンザを発症するという結果になりました。

マスク着用や外出を控えたりすることで他人にうつす割合を10%減らすと、25%の患者を減らせることが分かりました。

20%減らせれば、患者の減少は60%にも達しました。

仙台医療センターの西村秀一・ウイルスセンター長は、
「患者全員がまじめにマスクをすれば、感染の広がりを止める力は大きい。簡単な実験では、せきなどの 飛沫は、マスクで20分の1から100分の1程度に減らせた」と話されました。
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外国等で、マスクに効果があるのか疑わしいと、マスクをしない傾向もあると聞きます。

感染率を減らすことで、効果があることがはっきり分かる研究が出たのは、意味が大きいと思いました。


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