昨日の朝日新聞に、「ニュースの顔 ユネスコ次期事務局長に選ばれた イリナ・ボコバさん」という記事がありました。
ユネスコでは、1999年に就任した日本の松浦事務局長の後任に、ブルガリアの5ヶ国語を話す、2人の子どもを持つ女性が初めて事務局長になることが決まったのだそうです。
松浦事務局長の後任を決める選挙では、当初、エジプトのホスニ文化相が有力と言われていました。
立候補者は最初9人あり、第1~3回の投票では、ホスニ氏がトップでした。
しかし、反ユダヤ的な態度や失言が続き、欧州知識人がボコバさんを支持しました。
第4回投票で、両者は29票ずつで、決選投票で、ボコバさんが31票を獲得して、第9代ユネスコ事務局長に決まりました。
ボコバさんは、お父さんがブルガリア共産党の新聞の編集長の家に生まれました。
モスクワの国際関係大学に留学し、修士号を得ました。
ブルガリアの外務省でアメリカの専門家として働き、ニューヨークの国連代表部に勤務したり、メリーランド大学に留学したりもしました。
外交官生活は、1990~1991年のベルリンの壁崩壊で、国会議員となり、新憲法の起案に携わりました。
1996~1997年には外務大臣を務め、ブルガリアのEU加盟も推進しました。
国民の人気は高く、社会党系では最も人気のある政治家と言われるそうです。
2005年から、駐仏兼ユネスコ代表部大使を務めていました。
話す言葉は、ブルガリア語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語と5ヶ国語が堪能です。
夫と2人の子どもがいらっしゃるとのことです。
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すごい経歴ですが、写真では、知的で穏やかながら意志の強い方という印象です。
交流のある外交官は「バランス感覚豊かな実務家」とボコバさんのことを評するとありました。
ユネスコでは、1999年に就任した日本の松浦事務局長の後任に、ブルガリアの5ヶ国語を話す、2人の子どもを持つ女性が初めて事務局長になることが決まったのだそうです。
松浦事務局長の後任を決める選挙では、当初、エジプトのホスニ文化相が有力と言われていました。
立候補者は最初9人あり、第1~3回の投票では、ホスニ氏がトップでした。
しかし、反ユダヤ的な態度や失言が続き、欧州知識人がボコバさんを支持しました。
第4回投票で、両者は29票ずつで、決選投票で、ボコバさんが31票を獲得して、第9代ユネスコ事務局長に決まりました。
ボコバさんは、お父さんがブルガリア共産党の新聞の編集長の家に生まれました。
モスクワの国際関係大学に留学し、修士号を得ました。
ブルガリアの外務省でアメリカの専門家として働き、ニューヨークの国連代表部に勤務したり、メリーランド大学に留学したりもしました。
外交官生活は、1990~1991年のベルリンの壁崩壊で、国会議員となり、新憲法の起案に携わりました。
1996~1997年には外務大臣を務め、ブルガリアのEU加盟も推進しました。
国民の人気は高く、社会党系では最も人気のある政治家と言われるそうです。
2005年から、駐仏兼ユネスコ代表部大使を務めていました。
話す言葉は、ブルガリア語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語と5ヶ国語が堪能です。
夫と2人の子どもがいらっしゃるとのことです。
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すごい経歴ですが、写真では、知的で穏やかながら意志の強い方という印象です。
交流のある外交官は「バランス感覚豊かな実務家」とボコバさんのことを評するとありました。