ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
よろしければ
ご感想をお聞かせください。

大沼秀明さん: モロッコ国王の専属料理人

2009年09月30日 07時00分45秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと モロッコ王国の専属料理人 大沼秀明さん」という記事がありました。

大沼秀明さんは、各国の日本大使館で料理を作っていたら、モロッコ王国からヘッドハントされて、専属の料理人になったのだそうです。

大沼さんは、子どもの頃から料理に関心がありました。

山形県の少年時代にも、友達に手作りのおやつを食べてもらっていました。

大人になり、スペインとカナダの日本大使公邸で料理人を7年間務めました。
日本に帰国すると、モロッコ大使から連絡がありました。

モロッコ大使は、カナダ大使公邸時代に、大沼さんの料理を食べたことがあったそうです。
「モロッコ国王が来日するので、料理を作ってください」と言われました。

2005年に、モロッコ国王が4日間、来日しました。
晩餐会などを終えた国王のために、料理を作りました。

数日後、モロッコ大使から「モロッコに来てください。もし、無理なら、国王に大沼さんは亡くなったと言わなければなりません」と頼まれました。

大沼さんの奥さんの栄子さんは、妊娠中だったのですが、「行くんでしょ」と言ってくれました。

妻とともに、モロッコに行くことにしました。

国王専属の料理人になり、奥さんも現在は一緒に調理場に立ちます。
モロッコで生まれた長男(3歳)も、国中を視察や行事で回る国王や王妃に随行し、ホテルを転々とします。

国王専属料理人には、モロッコ料理、西洋料理、その他料理(大沼さんが担当)の3班があります。
3班で、毎日、数十品のメニューを用意し、注文に応じて作ります。

モロッコ人のスタッフと一緒に働くのも大変です。
醤油の加減、材料の混ぜ方等の微妙なところが、なかなか伝わりません。

材料が届かなかったり、包丁を勝手に使われたりもします。
言い争うこともありますが、「へこたれないというか、空気を読まないというか」、強さも弱さも、豊さも貧しさも肯定するモロッコ人気質を、素直に「すごい」と思えるようになってきました。

素材を生かす素朴な料理を意識するそうです。
モロッコ王妃は、最近、大根や白菜の煮浸しを好んで食べるようになられたということです。
--------------

自分が作った料理で名前を覚えてくれ、ぜひ、来てほしいと言われることは、料理をする人にとって、嬉しい名誉なことでしょう。

モロッコ王妃に、大根や白菜の煮浸しを好物にさせる腕前はすごいと思いました。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ

スーパーや会社の畑: 増えている

2009年09月30日 06時30分33秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「安くて安全、流通大手が農業進出」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/business/20090929/64ab34de15e993fa4f3435a0414f8fdc.html参照)。

スーパーマーケットや食品会社、居酒屋チェーンが野菜を作る農場が、最近、増えているのだそうです。

ジャスコのイオングループは、茨城県牛久市に、今年9月から自社農場を始め、スーパーで販売するキャベツやトウモロコシの栽培を始めました。

イトーヨーカドーのセブン&アイ・ホールディングスは、千葉県富里市で昨年から、ジャガイモやブロッコリーなどを作っています。

カゴメは、福島県いわき市など25ヵ所で生食用トマトなどを作り、スーパーに卸しています。

酒屋チェーンのワタミは、全国8ヵ所で主に有機野菜を生産しています。

自社の畑だと、農家から買うよりも2割程安く、野菜を提供できるそうです。

安全性も確保でき、農業体験イベントを行ったり、「イメージ向上」の効果も期待できます。

農林中金総合研究所の室屋有宏・主任研究員は、
「流通や外食などの農業は、販路が確保されているので、大きな黒字を出さなくても成り立ちます。大手の参入は今後も続くでしょう」と解説されました。
------------------

会社が農業をできるようになったのですね。

芸能人やギャルが農業をする話題もよく聞き、農業は今、注目されているようです。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ