ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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夜回り先生: 実父の代わりの教授

2009年09月14日 07時33分56秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「おやじのせなか 水谷修さん 「いいんだよ」に感謝」という記事がありました。

「夜回り先生」として知られる水谷修さんは、実父は知らないものの、大学の教授の人柄で、「信頼する」ことが分かったのだそうです。

水谷さんのご両親は、水谷さんが3歳のときに離婚し、お母さんはお父さんの写真を全部処分し、話もしてくれなかったので、お父さんの顔も名前も知らずに育ちました。

お父さんに捨てられたと憎んでいました。

お母さんは横浜で先生をしていましたが、1人では育てることができなかったので、山形県の祖父母の家に、小学校6年生まで預けられました。

外で、父親と子どもが手をつないでいるのを見ると、その手を引き離したくなったそうです。

「おやじを憎む半面、その代わりも求めていました。上智大学の学生時代に出会ったのが、文学部哲学科の教授だった渡辺秀先生です」

水谷さんは、1975年に大学に入ってすぐ、ドイツに留学し、欧州を放浪して2年ほどで帰国しました。

もう大学の籍もないだろうと夜の街で遊びほうけていました。
ある日、自宅に電話すると、「待っている人がいらっしゃるから、すぐ帰ってきなさい」と言われました。

朝4時頃に帰り、自分の部屋に入ると、スーツ姿で布団で寝ている人がいます。
男性は、むくっと起き上がって、「おかえり。大学に戻っていらっしゃい」と言ってまた寝てしましました。

それが渡辺先生でした。

水谷さんは、中学、高校時代は70年安保闘争の時代で、大人はみな敵だと思っていました。
でも、渡辺先生の一言を聞いて、待ってくれている人がいると心にしみました。
初めて信頼できる大人に会えた気がしました。

それから、渡辺先生の授業をすべて受け、先生の研究室でコーヒーを入れる係をし、先生と哲学をはじめたくさんの話をしました。

先生は、生き方学問について指示されたことはなかったそうです。

水谷さんが無断でニーチェの研究を始めたときも、受け入れてくれました。
「いいんだよ」と一番言ってくれた人でした。

水谷さんは、今も、週1、2回、街に「夜回り」に出て、ドラッグや売春に走らないよう、子どもたちに話しかけていらっしゃいます。

「どんな子であれ、決してしかりません。じっと話を聞いて、「いいんだよ」と受け入れ、いいところを褒めます。渡辺先生という「おやじ」から学んだことです」
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若者は、認められることが嬉しいのではと思います。

最初に、「こうあるべき」という姿を決めるより、渡辺先生や水谷さんのように、まず、「いいんだよ」と受け入れる寛容さも必要なのではと感じました。


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ドラクエ9: 「長く売る」を主流に

2009年09月14日 06時51分44秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「主流は「長く売る」に」という記事がありました。

ドラクエ9を発売しているスクエア・エニックスの和田洋一社長のインタビューで、これからは、ゲームは「長く売る」が主流になるのだそうです。

ドラクエ9は、7月に発売されました。

「7月に出したドラゴンクエスト9は、これまでと売り方を変えました。息の長い人気が続いています」と話されました。

以前の売り方は、テレビCMを発売日までに集中させてブームを作り、2週間で売り切る戦略でした。

今回のドラクエ9は、事前の宣伝を抑え、発売後の口コミを重視しているとのことです。

「ここまで人気が浸透すれば、ブームを作る必要はありません。今後は長く売るやり方が主流になります」
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個人的な感想として、いい傾向だと思います。

長く売るために、話もよく考えられていますし、楽しませるための細かな工夫が随所に見られます。

情報を交換した方の範囲で見ると、30代男性が最も多く、小学生が多いだろうという予想と違いました。

プレー時間も100~300時間の方が多いです。


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