日本のＨＴＶ： 宇宙ステーション到着、成功

昨日の朝日新聞夕刊に、「ＩＳＳと無人宇宙船　ドッキング成功」という記事がありました。

日本の無人宇宙船（ＨＴＶ）が、宇宙ステーションに到着し、ドッキングも成功し、物資を届ける任務を果たしたのだそうです。

アメリカのスペースシャトルが来年にも退役が予定されていて、宇宙ステーションに装置、食糧、衣類等を運ぶ日本の無人宇宙船は大変期待されていました。

宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸA)が日本から打ち上げた無人宇宙船は、９月１８日に宇宙ステーションに到着し、４時間半の結合作業を経て、宇宙ステーションとのドッキングを行いました。

無人宇宙船には、地球環境計測装置、食糧、衣服等が積まれていて、９月１９日には飛行士が搬出を行います。

１１月初めに、宇宙ステーションから離れた後は、大気圏に突入し、燃えて廃棄される予定です。

大型設備を運ぶことができる補給機としては唯一で、２０１５年まで年１回、飛行する予定とのことです。
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ニュース画面で見るとじっと停止している作業に見えますが、実際は地球の周りを回る軌道上にあるので、無人宇宙船も宇宙ステーションもすごい勢いで移動しながらの作業なのですね。

ジョンソン宇宙センターで次に滞在予定の野口聡一・宇宙飛行士も「単独で宇宙船を上げ、日本の評価が高くなった」と話していらっしゃるそうです。

競馬： 三浦皇成さん、英国でも２勝

昨日の朝日新聞に、「英修行　皇成堂々　初騎乗で勝利「ホッと」」という記事がありました。

競馬の三浦皇成さんが、現在、イギリスに遠征中で、早くも２回優勝をしているのだそうです。

三浦さんは、日本中央競馬会（ＪＲＡ）に所属する騎手で、武豊騎手の新人最多勝記録を２１年ぶりに更新する等、注目の１９歳です。

９月８～２９日の予定でイギリスに遠征中です。
師匠の河野通文調教師をはじめ、多くの方の尽力で実現しました。

「他のプロスポーツ選手と同様、海外で活躍したい」との思いがありました。

１２日には「海外初騎乗で初勝利」という快挙も成し遂げました。
「支えてくださった人たちの期待に応えないとという思いがあったので、ホッとしました」

１４日には、レッドカー競馬場で２勝目を挙げました。

ロンドンの北にあるニューマーケットに滞在し、マーク・プレスコット厩舎で調教に乗ったり、馬の世話をしながら、レースに騎乗します。

英検準２級を持っていて、「初日は相手が何を言っているか分からず、全然しゃべれなかった」のですが、現在は聞き返しながらも調教師とのやりとりができるようになりました。

イギリスでは、日本のようにコース全体が整備されているわけではなく、馬場の状態を見極めないと、穴にはまって凡走する可能性もあり、騎手の能力がいっそう問われるということです。
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競馬の世界でも遠征ができるのですね。
近代競馬発祥の地で、短期間に２勝とはすばらしいと思います。