ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック早割

2019-02-02 06:29:25 | フェス、イベント
岩盤に並んでます。池袋PARCOのフジロック・オフィシャルショップです。そうです、早割です!先日の抽選にハズレたので。

6時前に着きましたが、長蛇の列です。

寒いですが、極寒という程でもないです。

ま、めっちゃ厚着してますけどね。

サマーソニック 追加&日割発表!

2019-02-01 18:43:29 | フェス、イベント
THE 1975 / A BRIEF INQUIRY INTO ONLINE RELATIONSHIPS

サマーソニック、待望の追加アーティストがオフィシャルサイトにて発表されました。しかも早くも日割りまで。東京の日割りと追加アーティストは以下の通り。


2019年8月16日(金)

B'z
The 1975
Two Door Cinema Club
The Struts

and more


2019年8月17日(土)

Red Hot Chili Peppers
BABYMETAL
Rancid
Bring Me the Horizon

and more


2019年8月18日(日)

The Chainsmokers
Very Special Guest
Alan Walker
Brockhampton

and more


やっぱりリーク通り、The 1975とRancid きましたね〜。でもZEDDはどうしたんでしょう。今日発売のロッキングオンには普通にZEDD決定って載ってましたけど。しかも掲載のインタビューで、クリエイティヴマン代表の清水さんも The Chainsmokers の日にZEDDって言ってますけどね〜。急に正式発表出来ない事態になったのでしょうか?まあ、でもスペゲがZEDDなんでしょうね。バレバレ過ぎて腑に落ちないですけど…。


なんて言いますか、リークがあったこともあり、いまいちガツンと来ないですね〜。なんとなく。

まあ、私が期待していたアーティストがまったく無かった、という、趣味の問題が大きいですけど。あと、日割りも出すということで、海外並に一気にドーン!と来るのかと思いきや、以外と少ないな、ていう。

Brockhampton は気になりますけどね。



多分、マリンでThe 1975 →B'z 、BABYMETAL →Red Hot Chili Peppers 、ZEDD →The Chainsmokers って流れになるのでは?と思うんですけど、初日は問題ありそうですね〜。


とりあえず、今のところ絶対に行く!って感じにはならないかな…。

って言うか、まだまだですよね。次の追加発表に期待です。


※写真は昨年リリースされたTHE 1975の新譜。これは格好良いです!リーク時点で大喜びだったので、今回の発表としては少々インパクトが落ちてしまいましたけどね。正直、トリでも良かったんじゃない?

映画『ボヘミアン・ラプソディ』とライヴエイド

2019-02-01 12:03:41 | ルーツ・ロック
話題沸騰のクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』 を観に行ってきました〜。

「役者さん達がメンバーそっくり!」「ライヴエイドのシーンが凄い!」という噂以外はほぼ前知識無しで観に行ったのですが、予想以上に面白かったです。

※映画の内容に触れますのでご注意ください。これから映画を見ようとお考えの方は、読まないことをお勧めいたします。


まず冒頭、20世紀フォックスのロゴが画面に映し出され、有名なジングルと言うか、ファンファーレが流れるんですけど、それがクイーン仕様で驚きました。まるでファンファーレがブライアン・メイのギターの音なんです。デジタルでそっくりに作ったのかな?と思ったのですが、後で調べましたら、このためにブライアン・メイが録音したそうです。いやはや凝ってます!!

そしてライヴエイドのステージに向かうフレディの後ろ姿から物語が始まるんですが、この役者さん扮するフレディの後ろ姿と言うか、その動き、ステップがいかにもフレディな感じなんですよ。もうあの時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるほどで、冒頭からワクワクさせられましたね。

あとびっくりしたのは、クイーンの前身バンド、スマイルの演奏シーン。後にクイーンの正式レパートリーともなる「Doing All Right」を演奏しているのですが、まさかスマイルのライヴをスクリーン越しに疑似体験出来るとは思いませんでした。しかも、これも後から調べて分かったのですが、このシーンの音源は、映画のために当時のヴォーカリストであるティム・スタッフェルを招いてクイーンと新録したものだそうですね。これにも驚きました。まさかのスマイル公式再結成ですよ!

あと映画の中で聴かれるクイーンの音源にも驚きました。ライヴエイドを始めとするライヴ音源は色々あるでしょうが、スタジオでのリハや作曲シーンの音源とかも、何処からかの蔵出しなんですかね?それともそっくりに真似て歌っているのでしょうか?「Happy birthday to me」とか? ちょっとよく分かりませんが、真似てるにしては似すぎているので、きっとアウトテイク等の発掘音源なんでしょうね。その辺りも非常に興味深いです。

内容的には、これまで知らなかったクイーンを見れてとても面白かったです。まあ、ここでこの曲?みたいな、時間軸を無視した脚色に冷める瞬間はありましたけど、役者さん達の演技と、迫力の演奏シーンにはグイグイ引き込まれました。あとフレディよりも、メアリーの葛藤と愛情と友情に、共感と感動を覚えましたね。フレディはいい人と出会いましたね。

あとジョン・ディーゴンの髪型の変遷も楽しかった。

そして、ライヴエイドですよ。私も徹夜で見ていた口なので、その再現率の高さに驚き、懐かしい思いで一杯になりました。特にステージの上にカメラマンが居る感じとか。そのカメラマンを追いかけながら歌うフレディも再現されてて嬉しかったです。


あの頃は、今のように情報が溢れているわけではなかったですし、高校生だった私は、当時のクイーンが映画で語られるような問題を抱えていたなんて、まったく知りませんでした。ただ、「Radio Gaga」はあまり好きになれませんでしたし、魅力を失いつつあるバンド、ていうイメージはありました。なので、逆にライヴエイドの中継でクイーンのライヴを目の当たりにし、その格好良さに圧倒されたんです。クイーンって凄いな!と。特にフレディの溌剌として、自信に溢れたパフォーマンス!あの頃の私にとっても、クイーンこそライヴエイドのベストアクトでしたね。

もちろん、映画でのライヴエイドのシーンにも感動しました。でもなんか悲しくて、ちょっとイメージ変わったな…。ていう印象もあったり。




ちなみに、ライヴエイドですけど、当時、その歴史的な大イベントを、フジテレビが生中継するというので、私は洋楽好きの友人2人と共に、友人宅に泊まり込んで見ることにしたんです。お菓子とジュースを買い込んで、やんややんやとね。だってこんなこと2度と無いであろう大イベントでしたから。当時は、洋楽のライヴ映像を見れること自体が貴重な時代でした。しかも新旧の有名アーティストが挙って出演しての生中継ですからね。もう洋楽好き高校生にとっては、大事件でしたよ。

まあ、歴史的な中継番組としては、散々でしたけどね。衛星中継が不安定なのは仕方が無いとして、ライヴ中でもお構いなしにCMに入るは、中継そっちのけで邦アーティストのスタジオライヴやトークを延々流すはで、もっと現地のライヴを見せてくれ!って怒り心頭でしたよ。

確か、クイーンの時もフレディが「We Will Rock You 」を歌い出した辺りでCMに入り、そのまま中継が終わっちゃったんじゃなかったでしたっけ?

一緒に見ていた友人が、さすがに我慢ならないって、テレビ局に抗議の電話を入れたんですよ。最初は「どういうことですか!!」みたいな剣幕だったんですが、徐々に「そうですか…。そうなんですね…。」みたいにテンション下がってきて、最終的には「分かりました。頑張ってください!」みたいな。なんか向こうも大変らしよ、ていう…。

まあ、そんな一件以来、これはこういうもんだ、と割きって、楽しむことにしました。

先ほどベストアクトはクイーンだったと書きましたが、それに勝るとも劣らなかったのが、ザ・フーです。途中、中継が切れたりもしましたが、最後の「Won't Get Fooled Again」は最高でしたね。フーはライヴが凄い!という噂は聞いてましたが、想像を遥かに超えた凄まじさでした。おそらく、私がフーのライヴ映像を見たのはこの時が初めてだったと思うのですが、これをきっかけに、フーの大ファンになりましたから!

ザ・フーは、ライヴエイドのための再結成でしたが、レッド・ツェッペリンもこの日のために再結成されました。でも私は、その瞬間まで、その事実を知りませんでした。

現在のフェスのようにタイムテーブルなんてありませんから。いや、あったのかもしれませんが、私がそれを目にすることは無かったんです。ただ、手元に大まかな出演者リストはありました。音楽雑誌か?テレビガイドか?忘れましたけど、何かの誌面でした。そこにはレッド・ツェッペリンの名はありませんでしたが、別々にロバート・プラントと、ジミー・ペイジの名はあったんです。

きっと一緒にやるに違いないと期待している私を、友人は「やるわけないだろ!」と一蹴していましたけどね。

そしていよいよロバート・プラントが出て来たわけです。歌うはツェッペリンの名曲「Rock and Roll」ですよ!ギターは誰だ? 当時の私、ロバート・プラントは分かっても、ジミー・ペイジは顔で判断出来なかったんです…。友人と画面のギタリストを追いかけながら「これ、ジミー・ペイジかな?」「違うだろう!」みたいな会話を繰り返し、「だってタバコ吸ってるよ?」「ホントだ!ジミー・ペイジだ!」みたいな。何故かあの当時、ジミー・ペイジと言えばタバコを吸いながらギターを弾くってイメージを持ってたんですよね~。ですが、ベースがジョン・ポール・ジョーンズだということは、最後まで分かりませんでした。でも、ドラムがフィル・コリンズだったのは分かった。そんな洋楽好きの高校生。ちなみにツェッペリンの時も途中、中継が切れましたね…。

再結成と言えば、ビートルズ再結成の噂もありました。ジョン・レノンは既に故人でしたが、ジョージ・ハリスンはま元気な頃。確かオリジナル・メンバー3人に、ジョンの息子ジュリアンを加えての再結成、みたいな話だったと思います。番組内でも、ビートルズの再結成があるかも?みたいに煽っていたような。でも結局ポール・マッカートニーが1人で「Let It Be」を歌って。後半、そこに3人ぐらいの人影が現れて、ついに来たか!と思いきや、デヴィッド・ボウイやボブ・ゲルドフ達でがっかり…、みたいな。今考えたら、凄い共演ですけどね。

がっかりと言えば、マイケル・ジャクソンとか、ブルース・スプリングスティーンとか、スティーヴィー・ワンダーとか、シンディ・ローパーとか、「USA For Africa」を彩った方達も出てこなくて…。

でも、ミック・ジャガーとティナ・ターナーとか、キースとロニーを従えたボブ・ディランとか、数々の豪華出演者&共演を見れて満足でしたけど。


いや、すいません。クイーンの映画の感想を書くつもりが、殆どライヴエイドの思い出になってしまいました…。