アカデミー賞、今回は司会のケヴィン・ハートが色々あって辞退してしまったそうで、30年振りに司会無しの賞授式となり、オープニングはどうなるのだろうと思いきや、まさかのクイーンのライヴでスタートでしたね! いきなりロックなライヴですよ!! クイーン+アダム・ランバートによる「We Will Rock You」から「We Are the Champions」。アダム・ランバート、存在感抜群でしたね。そしてブライアン・メイのギターの鳴りが最高でした!! 「We Are the Champions」は特に素晴らしかった。ロジャー・テイラーのドラムスも良かった。残念ながらジョン・ディーゴンは居ませんでしたけど。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は作品賞こそ逃したものの、主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞と、今回最多の4部門を受賞。特にフレディ・マーキュリー役を熱演したラミ・ラメックが主演男優賞を受賞したのは嬉しいですね。あとフレディの恋人メアリーを演じたルーシー・ボイントンも、ラミと一緒に来ていたのも印象的。二人は実際に恋人との噂もあったり。いやはや『ボヘミアン・ラプソディ』、歴史に残る映画になりましたね。
では『ボヘミアン・ラプソディ』が逃した作品賞を受賞したのは何か?私は『ブラックパンサー』を推しつつ、 おそらく『ROMA ローマ』が受賞するんだろうなと思っていましたが、『グリーンブック』でしたね。こちらは、ドン・シャーリーという黒人ジャズピアニストが、イタリア系ドライバーを雇って、まだ人種差別の残る時代の南部へツアーに出掛けるという、実話に基づいた話だそう。日本でも3月1日から公開になるようですので、私も見に行ってみようかな〜。
そして個人的に最も注目していたのが歌曲賞です。ケンドリック・ラマー&SZAが歌う『ブラックパンサー』の「All The Stars」か? それともレディー・ガガ&ブラッドリー・クーパーによる『アリー/ スター誕生』の「Shallow」か?ここはこの2曲の一騎打ちの様相でしたが、レディー・ガガでしたね〜!! 私はケンドリックを推していたんですけど、まあ、この「Shallow」は良い曲ですよね。製作にはマーク・ロンソンも絡んでいて、なるほどな〜って感じですね。受賞スピーチで興奮のあまり動揺を隠せない雰囲気のガガ様に対し、余裕綽々な感じのマーク・ロンソンという、二人の対比も面白かった。
歌曲賞と言えば、楽しみだったのがパフォーマンスですよ。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーによる生「Shallow」、素晴らしかったですね。先のグラミー賞では、一人でロックに歌ったガガ様でしたが、やはりデュエットになるとまた違う濃密さがあって、引き込まれました。でも個人的に最も印象的だったのは、デヴィッド・ローリングスとギリアン・ウェルチが歌った「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」です。コーエン兄弟による西部劇映画『バスターのバラード』からの曲で、2人の共作曲。ギリアン・ウェルチは96年に「Revival」でデビューしたフォーク/カントリー界を代表するシンガー・ソング・ライターで、デヴィッド・ローリングスは彼女の音楽的な右腕であり、公私にわたるパートナー。二人が歌う麗しのカントリー。同じ柄が刺繍された衣装がまた良かったですね。そして二人を紹介したのがケイシー・マスグレイヴス。グラミー賞で「最優秀アルバム」を受賞し、まさに時の人って感じですね。ピンクのドレス姿が美しかった!!ジェニファ・ハドソンが歌った『RBG』の「I’ll Fight」、ベッド・ミドラーが歌ったメリー・ポピンズも良かったです。
あと印象的だったのは、『ブラック・クランズマン』で脚色賞を受賞したスパイク・リーですね。これが初受賞だそうです。紫のスーツにハットという出で立ちで、はしゃぎつつ力強いスピーチを披露し、拍手喝采を浴びていました。『ブラック・クランズマン』もこれから日本で公開になるようなので、見てみたいですね。
『ブラック・クランズマン』と言えば、音楽を担当したテレンス・ブランチャードが作曲賞にノミネートされていたんですけど、こちらは『ブラックパンサー』のルドウィグ・ゴラソンでした。この辺りの争いも興味深いところではあったんですけどね。ちなみに『ブラックパンサー』は作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞してまして、これは、「ボヘミアン・ラプソディ」の4部門に続くマルチ受賞とのことなので、なかなか健闘したところでしょうか? ちなみに「グリーンブック」、「ROMA ローマ」も3部門受賞です。
やはり作品賞を受賞した「グリーンブック」と、監督賞を受賞した「ROMA ローマ」の2作品が、今年の軸になったとは思うのですが、クイーンの存在感も格別でしたよね。オープニングのインパクトも破格でしたし、主演男優賞を含む最多の4部門受賞ですから。今年のアカデミーは『ボヘミアン・ラプソディ』の年だったと言っても過言ではないのでは?
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は作品賞こそ逃したものの、主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞と、今回最多の4部門を受賞。特にフレディ・マーキュリー役を熱演したラミ・ラメックが主演男優賞を受賞したのは嬉しいですね。あとフレディの恋人メアリーを演じたルーシー・ボイントンも、ラミと一緒に来ていたのも印象的。二人は実際に恋人との噂もあったり。いやはや『ボヘミアン・ラプソディ』、歴史に残る映画になりましたね。
では『ボヘミアン・ラプソディ』が逃した作品賞を受賞したのは何か?私は『ブラックパンサー』を推しつつ、 おそらく『ROMA ローマ』が受賞するんだろうなと思っていましたが、『グリーンブック』でしたね。こちらは、ドン・シャーリーという黒人ジャズピアニストが、イタリア系ドライバーを雇って、まだ人種差別の残る時代の南部へツアーに出掛けるという、実話に基づいた話だそう。日本でも3月1日から公開になるようですので、私も見に行ってみようかな〜。
そして個人的に最も注目していたのが歌曲賞です。ケンドリック・ラマー&SZAが歌う『ブラックパンサー』の「All The Stars」か? それともレディー・ガガ&ブラッドリー・クーパーによる『アリー/ スター誕生』の「Shallow」か?ここはこの2曲の一騎打ちの様相でしたが、レディー・ガガでしたね〜!! 私はケンドリックを推していたんですけど、まあ、この「Shallow」は良い曲ですよね。製作にはマーク・ロンソンも絡んでいて、なるほどな〜って感じですね。受賞スピーチで興奮のあまり動揺を隠せない雰囲気のガガ様に対し、余裕綽々な感じのマーク・ロンソンという、二人の対比も面白かった。
歌曲賞と言えば、楽しみだったのがパフォーマンスですよ。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーによる生「Shallow」、素晴らしかったですね。先のグラミー賞では、一人でロックに歌ったガガ様でしたが、やはりデュエットになるとまた違う濃密さがあって、引き込まれました。でも個人的に最も印象的だったのは、デヴィッド・ローリングスとギリアン・ウェルチが歌った「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」です。コーエン兄弟による西部劇映画『バスターのバラード』からの曲で、2人の共作曲。ギリアン・ウェルチは96年に「Revival」でデビューしたフォーク/カントリー界を代表するシンガー・ソング・ライターで、デヴィッド・ローリングスは彼女の音楽的な右腕であり、公私にわたるパートナー。二人が歌う麗しのカントリー。同じ柄が刺繍された衣装がまた良かったですね。そして二人を紹介したのがケイシー・マスグレイヴス。グラミー賞で「最優秀アルバム」を受賞し、まさに時の人って感じですね。ピンクのドレス姿が美しかった!!ジェニファ・ハドソンが歌った『RBG』の「I’ll Fight」、ベッド・ミドラーが歌ったメリー・ポピンズも良かったです。
あと印象的だったのは、『ブラック・クランズマン』で脚色賞を受賞したスパイク・リーですね。これが初受賞だそうです。紫のスーツにハットという出で立ちで、はしゃぎつつ力強いスピーチを披露し、拍手喝采を浴びていました。『ブラック・クランズマン』もこれから日本で公開になるようなので、見てみたいですね。
『ブラック・クランズマン』と言えば、音楽を担当したテレンス・ブランチャードが作曲賞にノミネートされていたんですけど、こちらは『ブラックパンサー』のルドウィグ・ゴラソンでした。この辺りの争いも興味深いところではあったんですけどね。ちなみに『ブラックパンサー』は作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞してまして、これは、「ボヘミアン・ラプソディ」の4部門に続くマルチ受賞とのことなので、なかなか健闘したところでしょうか? ちなみに「グリーンブック」、「ROMA ローマ」も3部門受賞です。
やはり作品賞を受賞した「グリーンブック」と、監督賞を受賞した「ROMA ローマ」の2作品が、今年の軸になったとは思うのですが、クイーンの存在感も格別でしたよね。オープニングのインパクトも破格でしたし、主演男優賞を含む最多の4部門受賞ですから。今年のアカデミーは『ボヘミアン・ラプソディ』の年だったと言っても過言ではないのでは?