ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

サマーソニックが熱くなってきた!!

2019-02-28 20:02:01 | フェス、イベント
ROBERT GLASPER / BLACK RADIO

サマーソニックの追加アーティストが発表されました!今回は以下の20組!

WEEZER
ROBERT GLASPER
SNOW PATROL
BANANARAMA
BJÖRN AGAIN
GRACE CARTER
PALE WAVES
JUJU
CATFISH AND THE BOTTLEMEN
THE LEMON TWIGS
SUPERORGANISM
TASH SULTANA
TOM WALKER
東京スカパラダイスオーケストラ
ZEDD
CHVRCHES
MAHALIA
SOFI TUKKER
SEVENTEEN
KingGnu



流石にサマソニも熱くなってきましたね!ウィーザー、スノウ・パトロール、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、ザ・レモン・ツイッグス、ペール・ウェーヴスの決定は嬉しいですね。やっぱりこの辺りが充実してくれないと、洋楽ロック・フェスとしての沽券に関わりますからね。

とは言え、「ルーツの日記」的に最も熱いのは、ロバート・グラスパーですよ!バンドメンバーに、モス・デフ、クリス・デイヴ、デリック・ホッジを引き連れて来るって、まじてすか!?ロバート・グラスパーが前回サマソニに出たときはメッセでしたが、今年はどうでしょう?昨年のカマシ・ワシントンのようにビーチのトリですかね?ただ、ロバート・グラスパーのジャズって、カマシみたいにグワー!!って来ないじゃないですか?いたってクールと言うか。ロック・フェスのトリには向いてないような気もするんですよ。なのでビーチの夕方辺り?いややっぱりメッセかな?ヒップホップ色濃くなりそうですし。まあ、どこに出るにしろ、必見ですけどね。

R&Bの新鋭、グレース・カーター、マへリアも楽しみ。どちらもUK期待の女性シンガーです。昨年のサマソニでも、ジョルジャ・スミス、ケレラといった新世代の女性R&Bシンガーがとても印象的でしたからね、やはりこの辺りは流石サマソニって感じですね。

UKの新鋭と言えば、トム・ウォーカーも忘れてはなりません。先日のブリットアワードで新人賞にあたる「British Breakthrough Act」を受賞したばかりの注目株。既にサマソニ出演が決まっているサム・フェンダーと並び、エド・シーランやサム・スミスに続くUK次世代ヒーローの最右翼の一人でしょう。サマソニさん、仕事が早い!

そしてもう一人、大注目なのがタッシュ・スルタナですよ!オーストラリア出身の女性シンガー・ソングライターなんですけど、ギター、ピアノ、サックス他、幾種類もの楽器を使いこなすマルチ・ミュージシャンであり、ループを使った、いわゆる一人バンド・スタイルの若き天才。彼女のライヴは見てみたいですね~。

他にも、昨年のフジロックも最高だったチャーチズ、昨年のフジロックで見そびれたスーパーオーガニズム、一昨年のフジロックでチラ見したキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンも観たい!!


あとね、実は私、小学生の頃、ABBAで洋楽に目覚めたんです。めちゃくちゃABBAにハマったんです。今回決まったビヨルン・アゲインって、オーストラリア出身のABBAのトリビュートグループらしいですね。これは観ない訳にいきませんね。超楽しそう!!!


あ~、俄然サマソニが楽しみになってきてしまいました。仕方ない、3日通しで行きますか!!


という訳で、次回は日割りについて、語ろうかな〜。




Mahalia - I Wish I Missed My Ex | BRITs 2019 Critics’ Choice Session at Abbey Road

「Brit Awards」が、その年の活躍が期待される新人アーティストへ贈る賞「Critics’ Choice」。マへリアは2019年の候補者でした。残念ながら受賞は逃しましたけど。ちなみに受賞したのは、やはりサマソニに来るサム・フェンダーでした。さらにちなみに、昨年の受賞者はジョルジャ・スミスでした。



Grace Carter - Half Of You (Live Session)

正直、R&Bと呼ぶにはメロディアスすぎるように思うのですが、それ故に、ポスト・アデル的なポテンシャルすら持ち得ているようにも感じるグレース・カーター。ちなみに、グレース・カーターは、マへリアやオクタヴィアンと共に、BBCの「Sound of 2019」に選ばれていました。いやはやサマソニ、流石に揃えてきましたね〜。



Tash Sultana "Jungle" (Live) - California Roots 2018

オーストラリア・メルボルン出身のまだ20代前半の若き才能。その演奏スタイル全てが凄いですが、特にギターはジミ・ヘンドリクスの再来とか言われてたり。って言うか歌も相当魅力的。ちなみにジミヘンばりのギターは9:15辺りから。


Tom Walker & Red Hot Chilli Pipers - Leave A Light On (The Quay Sessions)

トム・ウォーカーと、フジロックに出るRed Hot Chilli Pipersとの共演というパンチの効いた映像がありました。サマソニに出る方(Peppers)じゃないですからね。泥臭さのある歌声が良いですね。


Black Radio feat. Yasiin Bey Lyric Video

ロバート・グラスパーがブラック・ミュージックの新たな道を示した名作「BLACK RADIO」。そのタイトル曲は、ヤシーン・ベイことモス・デフとの共作曲でした。

テデスキ・トラックス・バンド来日と、コフィ・バーブリッジ安らかに…

2019-02-28 10:56:29 | ルーツ・ロック
TEDESCHI TRUCKS BAND / SIGNS

現行サザン・ロックの最高峰、テデスキ・トラックス・バンドの新作「SIGNS」。テデスキ・トラックス・バンド名義のスタジオ作品としては、3年振り4枚目となる今作。録音はお馴染みのスワンプ・ラーガ・スタジオ。プロデュースは、デレク・トラックスとジム・スコット。このジム・スコットは、ウィルコとの仕事で知られるプロデューサーで、テデスキ・トラックス・バンドとは、1st作、2nd作でも、デレクと共同プロデュースしている、信頼厚きブレーンです。

黒くソウルフルなフィーリングに溢れる「Signs, High Times」に始まり、「When Will I Begin」、「Walk Through This Life」など、デレクのスライド・ギターやスーザンの歌声はもちろん、ホーンやコーラスを含めたバンド一丸となっての深遠なるアメリカーナはテデスキ・トラックス・バンドならではのモダン・サザン・ロック。マイク・マティソンの作で彼の歌声もフィーチャーしたファンキーな「Strengthen What Remains」も良い。おおらかな南部グルーヴが最高な「hard Case」や「They Don't Shine」、ジャム・バンドも飲み込んだサザン・ロックのダイナミズム溢れる「Shame」など、王者の風格さえ漂う強力盤。

ブルース、ソウル、ゴスペル、ジャズなど、ありとあらゆるルーツ・ミュージックをごった煮にしながらも、これぞテデスキ・トラックス・バンド!という彼らならではの”しなやか”なグルーヴに酔いしれる。

そんなテデスキ・トラックス・バンドは現在アメリカをツアー中。4月にはヨーロッパに渡り、5月にまたアメリカへ戻り、そして6月に日本にやってきます。現在発表されている公演日程は以下の通り。


2019年6月11日(火) @ 大阪 あましんアルカイックホール
2019年6月12日(水) @ 名古屋 Zepp Nagoya
2019年6月14日(金)、15日(土)、16日(日) @ 東京ドームシティホール

詳細はこちら→  ウドー音楽事務所



新譜の発表、来日の決定と、嬉しいニュースの続くテデスキ・トラックス・バンドですが、とても悲しい知らせもありました。

2019年2月15日、コフィ・バーブリッジが亡くなられました。デレク・トラックス・バンド時代から、デレクを支えてきたキーボード/フルート奏者です。2017年に心臓の手術を受けたこともあり、今回のツアーには参加しないよていだったそうです。デレクのバンドにおける鍵盤奏者の重要性は言わずもがなですが、フルート奏者が居るというところもとてもユニークで、ステージにおいても存在感を発揮していました。また、ソングライターとしても貢献し、新作「SIGNS」でも、「Signs, High Times」、「Still Your Mind」の2曲で作曲者にクレジットされています。

ステージでコフィがフルートを吹く姿を見れないと思うと、とても残念でなりませんね…。


コフィ・バーブリッジさん、安らかに。




Tedeschi Trucks Band ~ Mahjoun (w/Branford Marsalis)