ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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スーパーボウルのマルーン5

2019-02-05 01:21:42 | フェス、イベント
日本時間で2月4日の午前、全米を代表する一大イベント、NFL スーパーボウルが開催されました。私も毎年楽しみにしているんです。と言っても私はフットボールについては何も分からないので、もっぱら国歌斉唱とか、ハーフタイムショーが楽しみなんですけどね。

毎年、時代を代表する超ビッグ・アーティストがライヴを行うスーパーボウルのハーフタイム・ショー。今年はマルーン5でした。例のコリン・キャパニックの件で逆風吹く中、素晴らしいステージを見せてくれましたね。

「Harder to Breathe」から始まり、名曲「This Love」を挟み早くもゲストのトラヴィス・スコットが登場し、彼の曲「Sicko Mode」をラップする。ライヴならではの切れ味で格好良かったですね。そしてドラムラインなマーチング・バンドやゴスペル・クワイアが登場した「Girls Like You」、アダム・レヴィーンが観客フィールドへ降りて歌った「She Will Be Loved」と、見せる聴かせるを華やかに畳み掛けていく。さらにアウトキャストのBig Boi が現れ、彼の「The Way You Move」を披露。いや〜、豪華ですね! 最後はキラー・チューン「Sugar」からダンサブルな「Moves Like Jagger」で、花火がドドーン!!

スタジアム映えするタフなバンド演奏に、セクシーでソウルフルなアダム・レヴィーンの歌声。短い時間に凝縮された完璧なステージでした。



さて、マルーン5のハーフタイムショーが最高だったのはもちろんなんですけど、それに先駆ける国歌斉唱も勝るとも劣らない素晴らしさでした。いや、私の個人的な趣味で言わせて頂けば、国歌斉唱こそ、今年のスーパーボウルのハイライトでしたよ!!

まず愛唱歌「America The Beautiful」を歌ったのは、今話題の新鋭、クロイ&ハリー。ビヨンセも惚れ込んだという、米アトランタ出身の姉妹デュオ。真っ黒な衣装に身を包み、まだあどけなさの残る雰囲気から美しい声とハーモニー。いやはや、瑞々しく良い声してましたね〜。後半の高揚感も流石でした。

そして国歌斉唱は、アトランタが誇る偉大なるソウル・シンガー、グラディス・ナイトですよ! 御歳70代半ばですけど、どっぷりとした素晴らしい歌声でしたね。やはり貫禄が違います。ラストに向かっての盛り上がりも感動的でした。グラディス独特のディープさは健在。まだまだ現役バリバリですよ。一度、生で観てみたいな〜。

今回の会場はアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムだったんですけど、愛唱歌と国家を、それぞれアトランタ出身の新鋭とレジェンドが歌うという演出も良かったですね。



コリン・キャパニックの件につきましては、rockin'on.com に詳しいです→ rockinon.com


マルーン5のハーフタイムショー→ https://www.youtube.com/watch?v=zIwkhEqVq4s

クロイ&ハリーの愛唱歌→ https://www.youtube.com/watch?v=AeSAQAob5WQ

グラディス・ナイトの国歌斉唱→ https://www.youtube.com/watch?v=kTuoq6TllaU




肝心の試合のこと何も書かなくてすいません…。