ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

@HMV渋谷店

2010-08-19 17:38:34 | フェス、イベント
今日は曽我部恵一さんのイベントを観に、HMV渋谷店に来ています。今月閉店するHMV渋谷店のさよなら企画の一つです。曽我部さんを中心に豪華メンツが朝から晩まで入れ替わり立ち替わりでライヴをするという、インストアの常識を覆す濃密イベントです。先程は曽我部さんが藤原ヒロシさんとフェアーグラウンド・アトラクションのカヴァーなんかを演ってて、いい感じでした。

最後まで観たいところですが、夜はコットンクラブでクレア・マルダーが待っているので、そこそこで引き上げます。あ~、カジヒデキ君も観たかったな~。



帰宅後追記:
HMV渋谷のさよならイベントは、GOING UNDER GROUND、藤原ヒロシ&曽我部恵一、青山陽一、渡辺俊美、なんかを観ました。青山さんのギターに痺れましたね~。結局私はカジ君を2曲程観て渋谷を後にしましたが、この後も盛り上がったみたいですね。入場規制がかかったとか。ホフディランとかサニーデイも観たかったな~。アーティストさんの演奏はもちろん、それぞれぞれがHMV渋谷店への思い出を語っているのも印象的でしたね。カジ君が昔、正月の餅つきイベントでHMVからタワレコまで自ら神輿になって担がれていった話は面白かったですね~。

で、その後は丸の内コットンクラブでクレア&ザ・リーズンズ。これはもう最高でしたね! こちらについては近々レポします。お楽しみに!

スティーヴィー・ワンダー@サマーソニック2010

2010-08-16 17:22:56 | ソウル、ファンク
STEVIE WONDER / CHARACTERS

今年のサマーソニック、メインステージであるマリン・スタジアムの大トリを務めたスティーヴィー・ワンダー。まさか夏フェスでスティーヴィー・ワンダーが観れるとは! これは本当に素晴らしかったです!

グラウンド前方、期待を膨らませつつスティーヴィーを待つ。ふと後ろを見渡せばスタンド席はほぼ満席状態。そして予定開演時刻よりおよそ20分遅れでバンドのメンバーがステージ上に姿を現わしセッティングを始める。いよいよ始まるぞというざわざわとした雰囲気の中、ただハーモニカの音がステージに響いている。これ吹いてるのスティーヴィーなんじゃない?なんて思っていると、ステージ左側からスティーヴィーがハーモニカを吹きながら登場! どよめく観客。

このサプライズな登場の仕方からして夏フェス気分を盛り上げてくれましたが、この後の展開もまさにフェスティヴァル・モード! 「CHARACTERS」からの「My Eyes Don’t Cry」という意外な曲からスタートし、2曲目「Master Blaster (Jammin')」以降はキラー・チューンのオン・パレード!! スティーヴィーの歌声は衰え知らずの艶やかさと伸びやかさで響き、まさにワンダーな弾力とグルーヴ感を持った歌唱が夏の夜空を駆け巡りました。

序盤のハイライトは「We Can Work It Out」と「If You Really Love Me」でしょう! それぞれ70年代初頭の曲。いや「We Can Work It Out」はもちろんビートルズのカヴァーですけどね。でも私、このスティーヴィー・ヴァージョンの「We Can Work It Out」が大好きなんですよ~!躍動感たっぷりで。これを生で、しかも野外で聴ける喜び!! そして躍動感たっぷりと言えば「If You Really Love Me」ですよ!この曲は女性コーラスの1人を側にを呼び、密着しつつなんかいちゃいちゃしながら歌っていました。ワンダーさんって意外と濃いです。そんなことも含めてサビの高揚感は堪らないものがありましたね。

前回の単独来日公演では珠玉のスロー・ナンバーを5曲ぐらい続けて披露して濃密な世界を堪能させてくれましたが、今回は持ち時間の短いフェスということもあり、バラードは「Ribbon In The Sky」~「Stay Gold」~「Lately」をメドレーで。これはこれで贅沢ですよね~。 こういったフェス仕様の展開も見事ですが、もちろん聴かせるところはしっかり聴かせてくれる。特に「Lately」はね~。もうスティーヴィー以外ありえないエモーショナルな歌声が素晴らしかったですね~。感動でした。

極上のスローを聴かせた後は、なんとジェイ・Z の「Empire State Of Mind」を歌い出して観客にサビを促したりなんていう、いかにもフェスらしい一面があったりしつつ「Higher Ground」に傾れ込む。この地を這うようなファンク・ナンバーから怒濤の濃密空間が展開されます。つづいて「Don’t You Worry ‘Bout A Thing」。けっして激しい曲ではないのですが、この曲の持つラテンのリズムが強力。

今回のバックメンバーは、ドラムス×1、パーカッション×2、キーボード×2、ギター×2、ベース×1、さらにコーラス隊3名、ホーン隊2名がつくという大所帯。前回の単独来日より確実に増えてるんですよ。特にパーカッションが1名増えてることが大きい!ドラム・セットの両隣に大きなパーカション群が鎮座している様だけでも迫力満点でしたが、彼らの 繰り出すリズムが熱いこと熱いこと!! この「Don’t You Worry ‘Bout A Thing」や、終盤のハイライトとなった「Free」とか「Another Star」といったラテン色の濃い曲でのリズムはもう圧巻の極致でしたね。しかもリズムそのものの熱気が、夏の夜の空気を介して伝わってくるんです。まさに空気そのものが高揚してる感じ。この感覚は決っしてホールでは味わえません! しかもグラウンドはフェスならではの心地よいぎゅうぎゅう状態による一体感に包まれてる。これは指定席のコンサートでは絶対に堪能出来ませんよ!そしてそれらをさらに鼓舞するかのように躍動するスティーヴィーの歌声!これが夏フェスのスティーヴィーですよ!!

心地よい一体感と言えば、和やかな「I Just Called To Say I Love You」では、大勢の観客がゆっくりと左右同じ方向に揺れてましたからね。もちろんグラウンドに居た観客全員がって訳ではないですよ。そんな予定調和ではなく、各々リズムに身をゆだねながらも、それがそこかしこで大きな揺れという一体感を生み出してる感じ。「Living For The City」、「Sir Duke」といった名曲での盛り上がり具合も最高でしたね。でも一番盛り上がったのはやはり「Superstition」ですかね。個人的には「Signed, Sealed, Delivered And I’m Yours」が嬉しかったですけどね。ファンク化する前のスティーヴィーの曲には純粋無垢な躍動感がありますよね。それがまた野外の空気に映えるんですよ!

日本人によるクワイアが登場し壮大なスケール感を産み出した「Free」も感動的でしたね。「CHARACTERS」に収録されてる曲ですけど、クールな質感のスタジオ・ヴァージョンより断然素晴らしかったです!やっぱりリズムが強烈だったのと、生のクワイアには何か迫るものがありましたね。もちろんスティーヴィーの訴えかけるような歌声も素晴らしかったです。そしてこの曲が終わったあと、観客と「フリー、フリー、フリー!」と和気あいあいなコール&レスポンスを繰り広げ、それを「ラ~ラ~ラ~」と「My Cherie Amour」に繋げる粋な展開。そしてこの「My Cherie Amour」では息子のムンタズが現れ一節を歌うという親子共演が実現。良い感じでした。

そしてラストを締めた「Another Star」はもう凄まじかった! バックにはさらに多国籍なパーカッション隊が加わって一層ディープなリズム空間へ。ジェンべを叩くアフリカ人の前でインド人がタブラ叩いてたり、その後ろには太鼓を叩く日本人も居るという、総勢6~7人程のパーカッション隊。さらに先ほどのクワイアも参加しての祭モード。これは本当に凄かった!なんか音楽の素晴らしさというか、人間のパワーみたいなものを感じましたね。大団円にふさわしい迫力でした。しかもだめ押しのように「Happy Birthday」へ続くという。もう高揚の極み。ただただ飛び跳ねてました。

そして観客へ挨拶をしながらステージを去っていくスティーヴィー。熱演を繰り広げたバック・メンバーも演奏を終え、夢のようなステージは終了。しかし多国籍パーカッション隊達はその残り香を楽しむがごとくステージに残り響宴を続けている。それぞれソロを回しながら見せ場を作り、その都度観客はやんやの喝采を浴びせる。最後の最後まで楽しませてくれるステージ。そして最後の最後まで楽しもうとする観客達。あ~、これでフェスも終わりか…。という寂しさが込み上げるげる中、ド~ン!と花火があがり、私の夏は終わりました…。


いや~、ホント、フェスで観るスティーヴィーは最高でした。ですが20分押した割には終演予定の9時にはきっかり終わったことなど、その演奏時間の短さ、多分70分ぐらいでしたかね? はちょっぴり残念ではありましたけどね。ですがフェス最終日のトリという時間帯ですから、個人的には自分の疲労度も考えるとかえってこれぐらいでちょうど良かったかも?なんて思ってます。とにもかくにも、スタンディングの野外でスティーヴィーを体感出来た喜び!これに勝るものはありません。まさにあれは音楽の体感でしたよ! さいたまスーパーアリーナや武道館で観た時とはまったく異なる臨場感を味わえました。こんな体験もう出来ないんだろうな…。

サマソニに感謝です!!!




セットリストはこんな感じでしょうか? メドレーやさわりしか演らなかった「Empire State Of Mind」なんかを1曲と数えるかどうかで曲数は変わってきますけどね。

01 My Eyes Don’t Cry
02 Master Blaster
03 We Can Work It Out
04 If You Really Love Me
05 Medley : Ribbon In The Sky ~ Stay Gold ~ Lately
06 Empire State Of Mind
07 Higher Ground
08 Don’t You Worry ‘Bout A Thing
09 Living For The City
10 Sir Duke
11 Signed, Sealed, Delivered And I’m Yours
12 Free
13 My Cherie Amour
14 I Just Called To Say I Love You
15 Superstition
16 Another Star ~ Happy Birthday


*既に記憶が曖昧だったりしますので、曲目等、間違いがあったらごめんなさいね。

夏!

2010-08-15 14:54:45 | 余話
今日は代官山で御徒町凧さんの詩の朗読会。その帰りに向日葵畑に寄ってみる。代官山にこんなに沢山の向日葵が咲いてるとは驚きです。なんか気持ち良い。今週の金曜日には御徒町さんがここで詩の朗読会をするらしいです。

サマーソニック!!

2010-08-11 20:50:02 | フェス、イベント
いや~、野外のスタンディングで観るスティーヴィー・ワンダー、本当に素晴らしかったです! ま、その話はまたおいおい書くとして、今回はとりあえず個人的サマソニ・レポを駆け足で。

8月7日(土)
この日はチケットを買ってないのでビーチの雰囲気だけを味わいにぶらぶらと。いわゆるタダソニ。その前に妻が観に行っている新木場の「情熱大陸」の雰囲気をちらっと覗いたりしながら、3時頃にサマソニ会場に到着。速攻でビーチ・ステージへ。たむらぱん~クラムボン~GIRLS~TAHITI80 と、もちろんビーチ・ステージの柵の外で、土手の斜面に寝そべったりしながら、まったりと堪能しました。原田郁子の歌声に痺れ、ガールズの発するノスタルジーに酔う。そしてタヒチ80が素晴らしかった! 夕暮れ時から暗くなる移ろいはビーチ・ステージが最も美しく映える時間帯。そこにタヒチ80の美メロとポップセンスがまた良く似合うんですよ! もう、最高の雰囲気で盛り上がりましたね。柵内の熱気も凄そうでしたが、土手の付近では大勢のタダソニ組が幸せ一杯にバカ騒ぎしてて、なんかそんな空気が最高に気持ち良かったです。そしてトリのイールズも観たかったのですが、翌日の本番に備え、電車が混まないうちに帰路につきました。


8月8日(日)
噂の神聖かまってちゃんを観たかったのですがまったく間に合わず、それどころかケイナーンすら始まってしまった頃、ようやくマリンスタジアムに到着。体力温存のためゆったりとスタンド席から眺めることに。結局ケイーナーンは最後の2曲しか観れませんでしたけど、かなり良かったです。その歌声にはヒップ・ホップ以上にアフリカの土っぽさ、そしてトロピカルな感じもあって、昼の野外にもってこいな感じでしたね。最後の曲ではゲストのAIが登場して大盛り上がりに。でもAIの登場前後であまりにも観客のテンションが違いすぎてちょっと違和感を覚えたりも…。

次のジェイソン・デルーロのいかにもな男性R&Bはちょっと私の好みではないので途中で退散。そしてシーサイド・ヴィレッジへ。いわゆるサマソニ版のキャンプ・サイトですね。ここはサマソニの中で唯一時間がゆっくり流れている空間。芝生があってハンモックが揺れていたり、かなり良い雰囲気。そこのオープンカフェ「美浜茶房」でナシゴレンを食べる。これが旨い!半熟の目玉焼きにジューシーな唐揚げ! 肉がたっぷり入ったイタ飯も最高! 食べてる途中でステージから植村花菜のライヴが聴こえてくる。サマソニであることを忘れてしまうようなゆったりとした良い雰囲気。彼女のステージをしばし堪能したあと、シャトルバスで幕張メッセへ。

FANFARLO~THE DRUMS~SURKIN~MICHAEL MONROE とつまみ食い。FANFARLOやTHE DRUMSといった今時のひねくれたロックバンドより、SURKINの分かりやすいダンス・ビートの方が個人的にはテンション上がりましたね~。ず~と踊っていたい気分でしたが、マイケル・モンローを観たかったのでマウンテン・ステージへ移動。若い頃大好きだったマイケル・モンローの衰えないロックン・ローラー振りに感動しました。そしてハノイ時代の曲はやはり格好良かった! 真っ赤なサックスを吹くマイケルの勇姿もセクシーでした!

マイケル・モンロー終了後、シャトルバスでマリンスタジアムへ。ア・トライブ・コールド・クエストをスタンド席から眺め、テイラー・スウィフトからいよいよグラウンドへ。テイラー・スウィフトはですね、とにかく可愛かったです。特に声が。歌声はもちろん、MCで喋ってる声も可愛いんですよね~。しかしサウンドやステージアクションなんかは案外ロック的だったりもして、ロングの金髪をまるで獅子のように振り乱しながら歌ってましたね。でもどんなに激しく動いても決してダーティーな雰囲気にはならず、清々しい清涼感を保ち続けてる。衣装もギターもラメラメなのに清潔感に溢れてる。歌もCDやテレビより断然聴きごたえがあって良かったです。

そしていよいよスティーヴィー・ワンダーですが、その最高のステージにつきましてはまた次回。















@サマソニ2

2010-08-08 16:45:21 | フェス、イベント
今日もサマソニです!ケイナーン、ジェイソン・デルーロ、ドラムス、マイケル・モンローなどを、ちらほら見ています。しかしマイケル・モンローの衰えないロックンローラー振りには惚れ惚れしましたね。格好良かった!

このあとはテイラー・スウィフト、そしてスティーヴィー・ワンダー!!楽しみです。

@サマソニ

2010-08-07 16:55:26 | フェス、イベント
一応サマソニに来ています。今日はチケを持ってないので、ビーチステージを眺めるだけです。でも今日のビーチステージってかなりいい感じなんですよ。先程クラムボンが終わりました。実はライヴを観るのは初めてだったのですが、凄く良かったです。これからガールズ、タヒチ80、イールズと続きます。楽しみです!


それにしても暑いです。海辺は風が気持ちいいですが、この陽射しはきついですね。まあ、夏フェス!って感じはしますけど。

フジロックの10曲

2010-08-07 00:25:50 | フジロック
7月分の「今月の10枚」はお休みして、代わりに「フジロックの10曲!」です。12曲並んでるのは気のせいです…。

NARASIRATO PAN PIPERS / 上を向いて歩こう(7/30 木道亭)
Corinne Bailey Rae / Que Sera, Sera (7/30 white)
Mustang / Electric De Chocobo(7/30 苗場食堂)
The John Butler Trio / Ocean(7/31 Green)
Kitty Daisy & Lewis / Honolulu Rock-A Roll-A(7/31 Heaven)
John Fogerty / Born On The Bayou / (7/31 Green)
DEREK TRUCKS & SUSAN TEDESCHI BAND / I've got a feeling(7/31 Heaven)
Moriarty / Whiteman's Ballad(7/31 苗場食堂)
JJ Grey & Mofro / Sweetest Thing(8/1 Heaven)
Diane Birch / Forgiveness(8/1 Heaven)
EMELINE MICHEL / ?(8/1 Avalon)
moe. / Akimbo(8/1 Heaven)


初日の木道亭でナラシラト・パン・パイパーズ。前夜祭でも異様な盛り上がりを見せましたが、森の中で観る彼らはまた違う和やかな雰囲気でこれも良かったですね。ソロモン諸島の土着な文化と苗場の森、そしてフジロッカーズの呼吸が溶け合ったようなピースフルなステージでした。そしてみんなで歌ったこの曲も最高でした。コリーヌ・ベイリー・レイは全てが素晴らしかったですが、ドリス・デイの、というよりスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Que Sera, Sera」で昇天。夜中の苗場食堂でムスタング。ファイナル・ファンタジーの「チョコボのテーマ」で盛り上がりました。この曲が格好良いんですよ!しかし面白いバンドですね、ムスタング!

2日目はジョン・バトラーからスタート。グリーンの爆音で聴く「Ocean」。ギターのスキルにも圧倒されますが、それ以上にパッションが凄まじい。この曲を広大なグリーンで聴けたことに感動。1曲ごとに楽器を持ち替え、その度に観客がどよめいたキティー・デイジー&ルイス。それ以前に若い3兄弟が古いブルースやロカビリーを演っていること自体が驚き。何か異次元なグループを観るような感覚でした。そして真打ちジョン・フォガティ。もう演る曲全てが名曲のオン・パレードで、どの曲も名場面足りえるんですが、とりあえずこの曲ですかね~。フォガティー後に渋滞を恐れ、早めにヘヴンへ移動してのデレク&スーザン。ビートルズのこのカヴァーは格好良かった!激しくシャウトするスーザンにも痺れましたが、デレクのギターも良かった!しかしこの夜のハイライトは苗場食堂のモリアーティですよ! これはホント最高でした。単純な興奮度では3日間で一番だったかも。森の中の小さな野外食堂という非日常空間がモリアーティに合ってましたね。で、モリアーティのメンバーも弾けてました!特に最後に演った「Whiteman's Ballad」でのトマのハープ! もの凄いテンションでしたね。名場面!

最終日、JJ Grey & Mofroの芳醇な南部フィーリングと、あまりにも強靭すぎる喉に酔いしれ、ダイアン・バーチの爽やかな可愛さにメロメロでした。ダイアンの「Forgiveness」はゴスペルな彼女の歌声が素晴らしかった!聴き惚れました。ハイチの歌姫エムリン・ミシェルはまったく曲名が分からなくてすいません…。しかし濃密なライヴでした。始まった頃はほとんど観客が居なかったのに、曲が進むうちに集まり始め、あれよあれよとアヴァロンがダンス天国に。とにかくリズムが強力! エムリンの太い歌声と肉感的なダンスも迫力満点でした。そのエムリンが終わってヘヴンへ移動すると既にモーが演奏中。前半最後の「Akimbo」はヤバかった。心地良いファンキー具合が堪りませんでしたね。とにかくやたら腰にくる! 私はこの曲演奏中にドリンクを買いにいったんですけど、お店の人が踊りながら注文を取って、踊りながらドリンクを作ってる。そして待ってる私も踊ってるという、ヘヴンならではの開放的な雰囲気。楽しかったですね~。ああ、ヘヴンに戻りたい…。


では、近々恒例の個人的フジロック・ベスト5を発表しますのでお楽しみに! サマソニ明けかな~。

そそるライヴ 8月編

2010-08-06 08:08:18 | そそるライヴ
関東近辺にて8月に行われるライヴ、フェス、イベントのなかで、気になるものをピックアップしてみました。既に気になったライヴというか、観たかったライヴになってしまったものもいくつかありますが、どうかご容赦を。

8/02(月)OMAR SOSA AFRO-ELECTRIC QUINTET @ブルーノート東京
8/04(水)MORIARTY @渋谷クラブ・クアトロ
8/04(水)The Wild Magnolias @ビルボードライヴ東京
8/07(土)SUMMER SONIC 2010 @千葉マリンスタジアム
8/08(日)SUMMER SONIC 2010 @千葉マリンスタジアム
8/07(土)第7回ひかり祭り @旧牧郷小学校
8/08(日)第7回ひかり祭り @旧牧郷小学校
8/15(日)泉谷しげる&加奈崎芳太郎他  @きちじょうじのなつやすみ 入場フリー!
8/15(日)TONE RIVER JAM'10 @利根川ゆうゆう公園  入場フリー!
8/16(月)Giovanca @ビルボードライヴ東京
8/17(火)CLARE AND THE REASONS @cottonclub
8/19(木)曽我部恵一 Presents『HMV渋谷 おつかれサマーフェス!』@HMV渋谷店(インストア・イベント) 入場フリー!
8/20(金)The Three Degrees @ビルボードライヴ東京
8/21(土)MOUNT SUGAR @江ノ島海水浴場 海の家 くまざわや
8/21(土)GONZALO RUBALCABA QUINTET @cottonclub
8/21(土)ピーター・バラカン氏 “aceレーベルを語る @タワーレコード渋谷店(トーク・イベント) 入場フリー!
8/21(土)東京スリム @タワーレコード渋谷店(インストア・イベント) 入場フリー!
8/21(土)羊毛とおはな @タワーレコード新宿店(インストア・イベント) 入場フリー!
8/21(土)ENDLESS SUMMER 2010 @湘南茅ヶ崎 チケットフリー!
8/22(日)ENDLESS SUMMER 2010 @湘南茅ヶ崎 チケットフリー!
8/22(日)FINAL EVENT "REGENERATION" @HMV渋谷店(インストア・イベント) 入場フリー!
8/22(日)N'DAMBI @ブルーノート東京
8/25(水)Dan Penn with Bobby Emmons @ビルボードライヴ東京
8/28(土)NABOWA/小島麻由美  @きちじょうじのなつやすみ 入場フリー!
8/28(土)BLANK MUSEUM @原美術館
8/29(日)BLANK MUSEUM @原美術館
8/31(火)Cornell Dupree "SOUL SURVIVORS ~tribute to STUFF~" @ビルボードライヴ東京


お出かけの際は事前のご確認をお願いいたしま~す!

@渋谷HMV

2010-08-04 19:55:39 | フェス、イベント
なんだか良くわかりませんが、シザー・シスターズのトークイベントを見に、ふらふらと渋谷HMVに来てしまいました。少しでもフジロックの残り香を感じたくて…。話の内容はもちろん、彼らの醸す雰囲気が楽しみです。

先程、スティーヴ・アップルトンのインストア・ライヴも観ました。海が似合いそうな爽やかなイケメンでした。サマソニに出るんですね~。

アフター・フジロック

2010-08-03 22:39:36 | フジロック
今年もフジロック終わってしまいました。当ブログの携帯からのレポ、いかがでしたか? 例年なら最終日翌日まで携帯投稿を続けているのですが、今年は最終日の夕方にバッテリーが乏しくなり、結局そこまでしかレポート出来ませんでした。続きは帰宅後に投稿し、何とかゲートアウトまでたどり着きました。でももちろんその後もあるんです。では、その辺りをかいつまんで。


「SEE YOU NEXT YEAR」をくぐっても、まだ場外のパレス・オブ・ワンダーがあります。こんな感じ↓

左に見える大きなわっかが今年のサーカス「Wheel of Death」。あの上に人が乗ってぐるぐる回るんです。他に「Human Cannonball」という人間大砲的なものもあったらしいのですが、残念ながらそちらは見逃しました…。そしてパレスのお楽しみと言えば、クリスタル・パレス・テント。毎年、夜をここで過ごすのを楽しみにしている人も結構居るらしいと言う魅惑のテントです。今年はトロンボーン・ショーティや、キティ・デイジー&ルイス、ムスタングなどが熱演を繰り広げたようです↓


このエリアは、グロテスクなオブジェや、謎のアトラクション、妖しげなバー、などゴチャゴチャとひしめいてるんですが、中でも気になったのがこれ↓

ゾンビショッパー!! 何ですかこれ?一応「入口」「出口」とありますが、あんまりにもB級な臭いが強すぎて怖くて入れませんでした…。入った方、いらっしゃいますか?


と、一晩中遊んでいたい気分でしたが、自分の体力と体調を考え、そこそこで切り上げて宿へと戻りました。フジの喧騒がだんだんと遠ざかっていく寂しさ。嗚呼、フジロック…。



翌朝、眼が覚めても今日はフジがないという絶望感。ま、仕方ないですね。苗場で食べる最後の朝食↓

フェスご飯も美味しいですけど、こういう食卓にはやはりホッとさせられます。美味しかったです! そして4泊お世話になった部屋↓ありがとう!



宿をあとにしてもすぐにはシャトルバスに乗らず、場外のショップエリアに行ってみたり。ここだけは翌日もまだやってるんです。ほとんど悪あがきですが、クレープなんかを食べて、最後のフジ気分。



そして観念していよいよ湯沢行きのシャトルバスに乗る。途中、バスの窓からレッド・マーキーやグリーン・ステージが見えるんですけど、それが視界から消えると、あ~、フジが終わった…、と本格的に実感するんです。そしてしばらくすると前方にこんな横断幕が!!


泣けますね。待っててください。また来ます!絶対に!!