ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック第4弾!!

2010-04-15 10:52:04 | フジロック
ROXY MUSIC / ROXY MUSIC

フジロック・フェスティヴァル出演アーティスト、第4弾が公式サイトにて発表されました!


ザ・クロマニヨンズ
DEXPISTOLS & ROC TRAX CREW
DIRTY PROJECTORS
怒髪天
GOOD 4 NOTHING
HAWAIIAN6
JAGA JAZZIST
JAMIE CULLUM
KEN ISHII
MYLO(DJ SET)
MYSS(ROC TRAX)
NARASIRATO PAN PIPERS
ROXY MUSIC
SCISSOR SISTERS
STRAIGHTENER
Superfly
TAKKYU ISHINO

う~ん、「ルーツな日記」的には少々クールダウンな第4弾でした。とは言え、ジェイミー・カラムはちょっと観たい。あとよく知らないんですけど、JAGA JAZZIST とか、NARASIRATO PAN PIPERS とか、気になりますね~。

で、普通にロック好きといたしましては、やはりロキシー・ミュージックですか? 個人的には結構苦手なんですよね~。でもシザー・シスターズは観たいです! 今回の発表の中で一番楽しみなのは、何を隠そうシザー・シスターズです!! CDは一枚も持ってないんですけど、ライヴは観てみたいです!! あとはダーティ・プロジェクターズとか。

でも何て言うか、もっと若くてスカッとした分かりやすいロック・バンドも呼んで欲しいな~、と思ったり…。



ジェイミー・カラムによるレイ・チャールズの「I Got A Woman」。フジでもこういうのやって欲しいな~。
http://www.youtube.com/watch?v=AJgafbvptRs&feature=related


JAGA JAZZIST。これは凄いバンドですね。でもジャズじゃないし、ジャム・バンドとも違う。プログレ? ポストロック?
http://www.youtube.com/watch?v=3LNx5OEFYUU&feature=related


NARASIRATO PAN PIPERSってこれですか?これがフジに来るんですか?あまりにも衝撃的なのでご注意を。
http://www.youtube.com/watch?v=FMspIsLEOvY&feature=related









@武道館

2010-04-14 18:59:57 | SSW
今日はキャロル・キング&ジェイムス・テイラーを観に武道館に来ています。一応アリーナですが、後ろの方なのでかなり見づらいです…。もうすぐ始まります。「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」演るかな~。楽しみです!



帰宅後追記:

いや~、素晴らしかったです!夢のような空間でありながらこのうえなくハートウォーミング。しかも最初から最後まで名曲のオンパレードですからね。あの曲も、この曲も、みんな最高でした。それにしてもキャロル・キング!なんか可愛かったです。こんなにアクティヴなパフォーマンスをする人だとは知りませんでした。素敵な人ですね~。もちろんジェイムス・テイラーも、ダンディで、ちょっぴりお茶目で、格好良かったです。そして何と言ってもこの二人が一緒の舞台に立ち、共に演奏し、ともに歌い、共にジョークを言ったりする、この空気感にうっとりでした。二人の歌や名曲の数々を聴いてると、音楽を好きで良かったな、としみじみ感じさせられる幸せなライヴでした。あ、それとダニー・コーチマー!!! 痺れました。詳しくはまた後日。


サマソニにスティーヴィー・ワンダー!!

2010-04-13 22:58:09 | フェス、イベント
STEVIE WONDER / A TIME TO LOVE

サマーソニックがまたやってくれました。一昨年のアリシア・キーズ、昨年のビヨンセに続き、今年はスティーヴィー・ワンダーだそうです!! そして日割りも発表されました!


これでマリンのトリはJAY-Zとスティーヴィーですか?もう何のフェスだかわからない感じになってきましたが、私は大歓迎です。第5弾発表までで今年のサマソニにははまったく興味が湧きませんでしたが、まさかこうくるとは。キッスが土壇場でぽしゃったあと、しっかり相応のアーティストをブッキングしてくる力というか、意識の高さは流石!今年はサマソニには行かない予定でしたが、野外のスティーヴィー、観たいですね~!!! でも若いロック・ファン達はがっかりしてるのかな…。

で、8日のみ参加するとして、スティーヴィー以外でこれは楽しみ!ってアーティストがみつからないんですよね…。A TRIBE CALLED QUESTはちょっと観たいですけど、多分メッセのトリかなんかでスティーヴィーとは被る感じですよね~。それともマリンでブラック系の流れを作ってくれるのか?ジェイソン・デルーロやケイナーンもいるし…?いや多分メッセにアーバン・ブラック系のステージが出来るんでしょうね。となるとスティーヴィーの前はテイラー・スウィフトですかね~。

でも知らないバンドが多いので、予習すれば意外と好みなのが発見されるかも? でもなんだかんだで、この日はマイケル・モンローとかスラッシュとか、私が青春時代に好きだった人が出るので、そっちを攻めそうな感じ。そう言えば過去にサマソニで観たハノイ・ロックスとガンズ&ローゼスは良かったな~。あ、スラッシュは居なかったか…。


@横浜ジャグバンドフェス

2010-04-10 16:17:32 | フェス、イベント
今日は横浜ジャグバンド・フェスティバルに来ています。日本全国からジャグバンドが集まる横浜名物です。私のお目当てはスウィート・ホリワイアンズ。それとスティーヴ・ガードナー。さらにスペシャルゲストのナショナル・ギター代表ドン・ヤング! 楽しみです! 全然ジャグバンドじゃないけど…。



帰宅後追記:

相鉄本多劇場、THUMBSUP、STOVES、エルスウェーニョ、横浜ビブレ前広場と、計5カ所の会場で行われた「Yokohama Jug Band Festival Vol.9」。この内、相鉄本多劇場とTHUMBSUPは有料なのでパスし、その他の無料で楽しめる会場のみを行ったり来たりで楽しんできました。 一番楽しみにしていた Old Southern Jug Blowers がキャンセルだったのは残念でしたが、横浜ビブレ前で観たスウィート・ホリワイアンズが素晴らしい演奏を聴かせてくれました。やたら上手いんですけど気負った感じがなくサラリとしてて。ハワイアンなんですけどね、気持ちよくスウィンギーで、ジャイヴっぽい小粋な雰囲気もあって、ホント最高でした。

エルスウェーニョは隠れ家風のバーで、ビルの3階とは思えない良い雰囲気でしたね。こういうところでジャグ・バンドを観るというのもなかなかレア。それにしてもこのエルスウェーニョ、相鉄本多劇場、THUMBSUPが並ぶ相鉄Movilの3Fロビーは、この日、いたるところに巨大な洗濯桶がゴロゴロ転がっているという、異様な風景でした。

そしてナショナル・ギター代表のドン・ヤング氏をゲストに迎えたスティーヴ・ガードナー。在日ミシシッピ・ブルース・マンです。野外の横浜ビブレ前とレストランのSTOVESとでそれぞれで観ましたが、STOVESでのパフォーマンスの方が断然良かったですね。やはりビブレ前はファミリー向けのお祭りっぽい雰囲気がありますからね、レストランのざわめきの方がスティーヴのヴォーカルの荒っぽさや南部ブルースの香りに合っています。しかもSTOVESでは完全なナショナル仕様。ナショナルと言えば、現在はドブロと並び賞されるリゾネーター・ギターの老舗です。STOVESでのスティーヴのバンドは、リゾネーター・ギターが3本と、リゾネーター・マンドリンにリゾネーター・ベースですよ!全てナショナル製。なかなか壮観でした。もちろん3人のギタリストの1人はドン・ヤング氏です。

ライヴのあとナショナル製のギターの試奏とかさせてもらっているうちに、ビブレ前ではLittle Fats & Swinging Hot Shot Partyが終わってしまいました…。最後のMAD WORDS(石川二三夫さんのハープが素晴らしかった!)を堪能して帰路に着きました。


ジャンベの音色に誘われて

2010-04-09 23:34:27 | ワールド・ミュージック
私の知り合いが最近ジャンベを販売してるんです。という訳で今回はその知人のお店をご紹介。

ジャンベ(ジンベとかジェンベとも表記されるようです。英語ではdjembeかな?)は、西アフリカの伝統的な民族楽器で、1本の木を切り抜いたボディに山羊などの皮をはった、いわゆる太鼓です。アフリカ産の民族楽器とは言え、最近は日本でもオーガニック系のイベントなんかで頻繁に目にしますので、案外ポピュラーな存在になってきているのではないでしょうか?実際、お手頃価格のものや、おもちゃのようなものまで色々流通しているようですね。ですが、もちろん私の紹介するお店は本物志向です!!

それは宮地楽器!!! 東京は武蔵小金井にあるお店です。ご購入をお考えの方々、もしくは興味をお持ちの皆様、まずは「民族楽器あれこれ」というサイトを覗いてみてください。例えばこんな逸品を扱っているようです。



マリ製のジャンベ。ボディは自然木1本からのくりぬきで、ヘッドは本ヤギ皮だそうです。観ているだけで良い音しそうですね。しかも手前と奥とで装飾の細かい彫刻が違うところが格好良い!!



こちらはガーナ製。縁にあしらわれた、もこもこの毛皮がなんとも泥臭い雰囲気で私好み。耳をすますとアフリカの音が聞こえてきそうです!


宮地楽器では、ジャンベ教室もやっているようなので、どうせ買うなら本物の音を!と思っている方や、アフリカのリズムを習いたい!という方は、一度「民族楽器あれこれ」を覗いて頂けると嬉しいです!!

民族楽器あれこれ→http://www.miyajimusic.com/blog/catalog/djembe/1203



とまあ、お店の紹介をしただけでは何なので、ジャンベが活躍する作品をいくつかご紹介。


MAMADY KEITA & SEWA KAN / LIVE@COULEUR CAFE
ジャンベと言えばこの人、ママディ・ケイタ。言わずと知れたジャンベ・マスター。彼が率いるパーカッッショニストと女性シンガー/ダンサーによる伝説的グループ、セワ・カンによる、04年のクールール・カフェ・フェスティヴァルからのライヴ録音。クレジットを見ると、ママディ・ケイタ本人とゲストも含めて、ジャンベだけで5人もいる。もう津波のようにポリリズムが押し寄せてきます。これはディープ&トランシーです。いかにもアフリカなコール&レスポンスにもやられます。終盤にはゲスト奏者のトーキングドラムやコラも入り、楽しめます。



KOFI AYIVOR / RHYTHMOLOGY
アフロ・ロックの草分け、オシビサにも在籍していたコフィ・アイヴォール。ホーンも入るアーバンなバンド・セットを中心にした編集盤。ポリリズムからアフロビートはもちろん、レゲエ、サルサ、ディスコ、ジャズまで。さらにアフリカン・パーカッションとタブラやディジュリドゥとの共演まであるという、脅威の雑食系アフリカン・サウンド。



VA / MASTER OF PERCUSSION VOL.2
ママディ・ケイタやグエムといった大御所を含むアフロ・パーカッション系のコンピ盤。これはシリーズ化されていていくつか出ているうちの一つ。色々なアーティストを聴いてみたい!という方にお勧めなれど、どれもこれも太鼓ばっかりなので、色々なアーティストを聴いてる感は意外と薄いです…。しかしこれもディープ!!




でも私にとってのジャンベのイメージって、やっぱり “野外でオーガニック系のアコースティック・ライヴ” な感じなんですよね~。例えば02年のボナルーフェスを収めたDVDに、ベン・ハーパーのアコースティック・セットによる「Burn One Down」が入ってるんですけど、パーカショニストのレオン・モブリーの叩くジャンベの音が痺れるほど良いんですよね~。
これね↓

Ben Harper - Burn One Down (Live at Bonnaroo)


この人のジャンベには歌心がありますよね~。一つのジャンベで低音から高音までいくつもの音色を叩き分けられるようですが、ジャンベの高音ってなんかスピリチュアルな響きをしてますよね。天にも届くような。もちろんふくよかな低音も良いですけどね。そしてそれらのコンビネーションで極上なグルーヴを産み出す。別に派手なプレイをしている訳ではないのですが、暖かい高揚感があって、正直ベンの弾き語りよりジャンベの音に耳がいってしまいます。


こういうのを見ると、ちょっぴりジャンベを叩いてみたいな~、なんて思いますよね。ま、難しいんでしょうけどね…。別に驚異的なポリリズムを叩けるようになれなくても、歌のバックでオーガニックなリズムを叩けたら気持ち良いでしょうね。ジャンベなら持ち運びも楽ですし、アコースティック・ライヴやストリート演奏でも格好良いですよね!


ギャラクティック@渋谷クラブ・クアトロ

2010-04-07 13:44:36 | ソウル、ファンク
GALACTIC / YA-KA-MAY

3月28日、渋谷クラブ・クアトロにてギャラクティックを観てまいりました。ご存知、ニューオーリンズ・ファンクを下敷きにありとあらゆる音楽性を飲み込む驚異の5人組。しかも今回はネヴィル・ブラザーズの末弟シリル・ネヴィル、そして現リバース・ブラス・バンドのトロンボーン奏者コーリー・ヘンリーをゲストに招いての来日公演。もう期待に胸がはちきれそうになりながら現地入りしました。ミーハー魂を炸裂させて最前列ど真ん中です。

開演予定時刻をちょっと押してメンバーが登場。割れんばかりの拍手歓声のなか、スタントン・ムーアがドラムの席に着く。既にコーリー・ヘンリーも居ます。そしてベースのロバート・マーキュリオが聴きなれたベース・ラインを弾き始めます。いや、この重低音は本来スーザフォンが奏でるはずあの曲ですよ? いきなりあれ演っちゃうの? とか思っていると、メンバーからゲストのコーリー・ヘンリーが紹介され、始まりました!「Blackbird Special」!!

まさかこう来るとは! ニューオーリンズ産ブラス・バンドを代表する1曲、いやもはやニューオーリンズを代表する1曲といっても過言ではないでしょう。コーリーにとっては大先輩、ダーティ・ダズン・ブラス・バンドのオリジナル。この曲から始まったということで、いかに今夜がニューオーリンズ・モードなのかが窺い知れ、いきなりテンション上がりまくりでした。しかもブラス・バンドのような混沌としたリズムのうねりとはまた違う、現在のギャラクティックならではのボトムの太いファンク・サウンドに仕上がっていて、これがまた格好良い! でもね、ギャラクティック&コーリー・ヘンリーがいかに格好良かったかはまた後半で語るとして、まず私はシリル・ネヴィルについて語りたい!!

という訳で、我らがシリル・ネヴィルは3曲目か4曲目辺り(もう既に記憶が曖昧)に登場。曲はミーターズ時代の「No More Okey Doke」。しかもパーカッションを叩きながらではなく、マイクを持ってステージ中央で踊りながら歌う。私の目の前でシリルがミーターズの「No More Okey Doke」を歌ってる!! もちろん粘り気のあるソウルフルな歌声も健在! これぞシリル・ネヴィルですよ! つづいてギャラクティックの最新作「YA-KA-MAY」から「You Don't Know」。この曲はCDではグレン・デイヴィッド・アンドリュースが歌っている曲ですが、シリルが歌うと完全にシリルの曲になってしまうから凄い。冒頭の「ユ~~ドンノ~!!」と歌い上げるところからゾクゾクきましたね。ソウルフルでした!

さらに「YA-KA-MAY」から「Heart of Steel」。CDではアーマ・トーマスが貫禄の歌声を聴かせてくれますが、シリルが歌うこの曲も良いです。アーマのようなどっぷりとした感じではなく、シリルならではのソウルを込み上げるような歌唱。しかもこの曲はパーカッションを叩きながら歌いましたが、後半はまたしてもマイクを持って中央に躍り出て、腕をブンブン振り回しながら熱く歌う! これですよね。やっぱりシリルはこうでなくちゃ!

しかしシリル・ネヴィルの本当のハイライトはライヴ終盤にやってきます。中盤はほぼパーカッションに専念する形だったシリルでしたが、ステージも佳境に入り再び彼にスポットが当たります。サックスのベン・エルマンが再度シリルを紹介。しかも何やら昔の曲を演るという。お!ミーターズの名曲か?と期待していたところ、ジェフ・レインズが弾き始めたギター・リフはなんと「Gossip」。 え~、他の名曲を差し置いて?みたいな。この曲は69年にリリースされたシリル・ネヴィルのソロ・デビュー曲ですが、かなりレアな存在。昨年ファンキー・ミーターズの来日公演でもこの曲が披露され、ファンの度肝を抜きましたが、ここでもまた「Gossip」! いま「Gossip」再評価なんですかね? でもこの曲メチャクチャ格好良いですよね。しかもライヴ映えが良い! シリルはまたしてもステージ中央で熱くファンキーなパフォーマンスを見せてくれ、終わり近くには得意の足をうねうねさせるダンスも披露してくれました。まさかシリルの歌う「Gossip」が聴けるとは!感無量でした。

さて、シリル! シリル! と熱く書いてしまいましたが、実はシリル以上に目立っていたのがコーリー・ヘンリー。まあ、とにかく凄かった! 格好や雰囲気はヒップホップ的というかストリートの悪童って感じで、パフォーマンスも見事にそんな雰囲気でした。常にステージ中央で高らかにトロンボーンを吹き上げる。しかもどんどん前へ出てくる。モニタースピーカーを跨いでステージから落ちるギリギリのところまで出てくる。もう私との間には柵が一つあるだけ、みたいな。しかもある曲ではその柵を乗り越え、観客の中に分け入り、長尺ソロを吹いたり。もうやりたい放題。さらにトロンボーンだけではなく、ラップまで決める。そして強引に観客を煽る。コール&レスポンスはもちろん、腕を振らせたり、ジャンプさせたり、あげくの果てには柵から観客に向かってダイブし、クラウド・サーフィンで流されつつステージに帰還みたいな。ほとんど誰が主役だか分からない感じでしたね~。

まあ、そう言ったパフォーマー的な強引さで目立っていた一面もある一方で、彼の吹くトロンボーンの存在感は絶大でした。曲目については既に曖昧ですが、「Tuff Love」とか、「Cineramascope」辺りのいかにもギャラクティック流ファンクが炸裂する曲でも、コーリーがトロンボーンを一吹きすれば一気にニューオーリンズな空気が立ちこめる。確かジプシー・ブラスのボバン・マルコヴィッチ・オーケスターの「Mere Yaara Dildara」も演ってたと思うのですが、その選曲や、ヘヴィなファンクに仕立て上げたアレンジも流石ですが、それに絡むコーリーのトロンボーンによるニューオーリンズ臭が強烈。また彼の弾力のある吹きっぷりがリズムの強度を確実に高めていましたね。

まず音にパンチがあるんですよ。そして高らかに天をも突き抜けるような勢いで吹く。流石にブラス・バンドを渡り歩いただけはある、まさにストリートで鍛え上げられた音色です。もうビリビリきます! ジャズ的でフリーキーなソロを吹くサックスのベン・エルマンとの対比も面白かったですね。彼らの掛け合いはなかなかに熱かったです。

リバース・ブラス・バンドのレパートリーでもある「Ooh Nah Nay」や、そのリバースも参加した「YA-KA-MAY」からの「Boe Money」なんかはもうコーリー・ヘンリーのためというか、コーリーが居てからこそ! みたいなところがありますよね。それと「Ooh Nah Nay」ではサビの合間にすかさずインディアン風の合いの手を入れるシリル・ネヴィルも流石でした。ちなみにコーリー・ヘンリーがダイヴ&サーフィンを敢行したのは「From The Corner To The Block」でした。こういう曲を出来るのも彼がラップを決められるからですよね。

さて、どうしてもゲストの話ばかりになりがちですが、主役はあくまでもギャラクティックなのです。いや、主役はシリル・ネヴィルとコーリー・ヘンリーだったのかもしれません。いつもならスタントン・ムーアばかりを見てしまうであろうギャラクティックのライヴですが、この夜はほとんどゲストの二人に目が釘付けでしたから。ですが終わってみれば、なんだかんだでギャラクティックってスゲ~な、って感じになってしまうのです。

どんなにゲストをフューチャーしても、ギャラクティックのライヴの流れとして成立しているんですよね。ゲストを招くこと自体がギャラクティックの実験精神の現れでもありますし、ゲストとのコラボにより、今のギャラクティックの姿を見事に浮き上がらせる。その一方、「Wild Man」ではボ・ドリスのサンプリングをキーボード操作するといった変化球もあったりで、それもギャラクティックらしいなと思ったり。もちろんメンバー個々の見せ場もありジャム・バンドならではのスリリングな展開にもゾクゾクさせられました。特にスタントン・ムーアのドラムソロは格好良かったし面白かったですね。そしてセカンドライン・ファンク、ブラス・バンド、ヒップ・ホップ、ジャズ・ファンク、など全てを飲み込み、そして押し寄せてくるギャラクティック流ファンクの荒波に、結局は打ちのめされてしまったのです。

アンコール・ラストの「Baker's Dozen」の格好良かったこと! ハネたベースラインにホーンが入ってくる瞬間がね。そしてスタントン・ムーアのドラム! やっぱりなんだかんだで彼ですよ。スタントンのドラムスには歌心があるんですよね。滅茶苦茶ファンキーなのに歌ってる。やっぱりニューオーリンズって良いよな~。

過去に何度かギャラクティックのライヴを観ましたが、今回が圧倒的に一番でした!!!
次はリバース・ブラス・バンドが観たいです! 誰か呼んでください…。


*写真は終演後のサイン会でメンバー全員からサインを頂いた最新作「YA-KA-MAY」。傑作です!!

ボブ・ディラン@ZEPP東京

2010-04-05 11:29:20 | ルーツ・ロック
遅くなりましたが、ボブ・ディランの来日公演レポートです。大阪、名古屋、東京の3都市だけとはいえ、全14回公演というライヴ・ハウス・ツアー。しかも日ごとに演奏曲目が変わるという。これはもう奇跡ですよね。数年後には確実に伝説となっていることでしょう。何せボブ・ディランですからね~。ボブ・ディランをライヴ・ハウスで観れたなんて、今思い返しても鳥肌ものです。

マニアの方は2回、3回、いや全部? と複数回のステージを堪能されたことでしょうが、私は3月24日の1回だけ。東京より先に行われた大阪、名古屋のセット・リストが翌日にはネット上に飛び交い、初日1曲目の「Watching The River Flow」に驚き、目まぐるしく変わる演目の中に「Ballad Of Hollis Brown」や、「Don't Think Twice, It's All Right」、「I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)」、「The Lonesome Death Of Hattie Carroll」などを見つけて驚喜しました。そしてこんなにセット・リストが変わるのなら、他の日も行けば良かったとちょっぴり後悔したり。

なにはともあれ、雨が降る3月24日、ZEPP東京に行ってまいりました。フロアに入ると既にライヴ・ハウスならではの濃密な空気に満たされ、住人の居ない蒼く照らされたステージは何処か幻想的で、これから始まる現実離れしたステージへの期待を煽られます。そして場末のキャバレーを思わすような音楽にのってバンド・メンバーとボブ・ディランが登場。この登場シーンが妙に素敵でした。

1. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
2. It Ain't Me, Babe
3. Rollin' And Tumblin'
4. Mr. Tambourine Man
5. Cold Irons Bound
6. Sugar Baby
7. Desolation Row
8. Blind Willie McTell
9. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)
10.Can't Wait
11.Highway 61 Revisited
12.If You Ever Go To Houston
13.Thunder On The Mountain
14.Ballad Of A Thin Man
(encore)
15.Like A Rolling Stone
16.Jolene
17.All Along The Watchtower

この日のセット・リストはこんな感じだったそうです。「だったそうです」というのは、私も今回はメモを取らなかったですし、ライヴで聴いただけでは聞き覚えがあっても曲名やらが判明しない曲も結構あったので。帰宅後に調べて「Blind Willie McTell」!!! みたいなね。

さて、いきなり「BLONDE ON BLONDE」から「Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again」でスタート。60年代の大名盤収録曲とはいえ、必ずしも代表曲ではない、こういう始まり方は嬉しいですね。ボブの声は近年の作品で聴けるのと同じく、呟くようなガラガラ声。昔のようなとんがった感じではありませんが、現在のボブでしか成し得ない深みがあります。バック・バンドが奏でるアダルトなスウィング感がボブの落ち着いた声に良く合います。

2曲目「It Ain't Me, Babe」はさらに遡って私の大好きな4枚目「ANOTHER SIDE OF BOB DYLAN」から。まだボブがフォーク・シンガーだった頃の曲ですが、ここでは完全に現在のボブの曲として歌われる。でも正直、雰囲気どころかメロディーまでも原曲の面影が無い程に崩されているので、ちょっと聴いただけではあの曲と判明しない感じでした。そしてこの曲がこの日ボブがギターを弾いた唯一の曲だったのではないでしょうか。

3曲目は「Rollin' And Tumblin'」。「MODERN TIMES」でボブがこの曲を歌っているだけで驚いたものですが、まさか生で聴けるとは。この曲の要となるスライド・ギターはチャーリー・セクストンが弾いてましたね。ボブはステージ端でキーボードを弾きながら歌うことが多かったので、自然とチャーリーがセンター位置になり、かなり目立ってましたね。ま、立っているだけで絵になる格好良いギタリストですよね。ただ妙にちょろちょろ動き過ぎ&ギター変え過ぎな感はありましたけど…。

続いてステージのバックには星空のような水玉のようなライトが映し出され、なにやらロマンチックな雰囲気に。そして静かに曲が始まり、ボブがゆっくり歌い出したその曲はまさかの「Mr. Tambourine Man」。オリジナルのギター弾き語りとはまた違う、うっとりするようなスロー・アレンジ。しかし出だしから題名を歌ってくれるのですぐ分かる。観客からもひときわ大きな拍手が。しかしこの大名曲も関西ではやらなかったんですよね~。もったいない!

「Cold Irons Bound」、「Sugar Baby」と近年の曲が続きますが、この「Sugar Baby」が素晴らしかった。近年のディランが持つ味わいはこういったちょっとロマンチックな雰囲気のスロー・ナンバーが良いんですよね~。枯れた優しさを伴うディランの歌声にジ~ンと来ちゃいました。また何処か孤独な感じに響くハープも素晴らしかった!

そして個人的にはこの日のハイライト「Desolation Row」。これも60年代の大名盤「HIGHWAY 61 REVISITED」から。1曲目の「Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again」にしろ、この「Desolation Row」にしろ、やっぱり電化時代の曲はアガりますよね。しかもこの曲はかなり昔の雰囲気が濃かった。ボブの歌声も思いのほか高揚感が高く。あの時代の“熱”みたいなものを感じさせられました。

「Blind Willie McTell」は今回のツアー中で最もレアな曲の一つでしょうね。この曲ではドニー・ヘロンがバンジョーを弾いて、いい具合に枯れた雰囲気を出していましたね。

ステージは終盤に差し掛かります。電化時代からのアップ・ナンバー「Most Likely You Go Your Way」と「Highway 61 Revisited」。この2曲はこの夜で最もロックな2曲でしたね。特に「Highway 61 Revisited」は熱かった! ボブがノリノリでキーボードを弾く姿に何か嬉しくなりましたね。そしてその間に挟まれた「Can't Wait」。こういったブルージーなスロー・ナンバーも現在のボブ・ディランならではと言える、怖いぐらいの説得力。圧巻のヴォーカルでした。

さらに最新作「Together Through Life」から私の大好きな「If You Ever Go To Houston」。ゆるやかなダンス・ナンバーですけど、やはり何処かロマンチック。ボブの枯れた歌声も相当に深い味わい。CDではデヴィッド・ヒダルゴのアコーディオンが演出していた柔らかく暖かい雰囲気をドニー・ヘロンがスティール・ギターで上手く表現していましたね。

本編ラストは「Ballad Of A Thin Man」。ボブはキーボードを弾きませんでしたね。オルガンの音色の無いこの曲にはやはり寂しさを感じますが、ボブの歌声はこの上なくディープ。あっという間に駆け抜けたディランのステージは、ライヴ・ハウスで見るロック・コンサートというより、大人の高級クラブのようでもあり、鄙びたキャバレーのジャズ・バンドのようでもありました。アダルトな魅力の中に独特の酩酊感があり、職人的な演奏の節々から猥雑な空気が溢れる。ボブの歌声は神か悪魔か? とにかく掴み所の無いディランならではの得体の知れないエネルギーに満ち溢れていました。

アンコールは3曲。何と言っても「Like A Rolling Stone」でしょう! ディランは「ライク・ア・ローリング・ストーン~」と決めのフレーズを歌うたびに観客へニヤリと笑みを向ける。どうだ、これが聴きたかったんだろ?といわんばかりに。観客はその都度歓声を上げ、腕を振り上げ応える。ライブ・ハウスでディランの歌う「Like A Rolling Stone」を聴くという、これは現実か?それとも夢か?

いやこれはディランが作り出した魔力の世界。重厚な「All Along The Watchtower」ももはや催眠状態で聴き、そして終わり、ディランとメンバー達がステージ中央に並ぶ様を恍惚と眺める。ディランの表情はどこか晴れ晴れとしていたような…。私は無我夢中で拍手を贈り、フロア全体が歓声で讃える。ステージを後にするディラン。

拍手を続ける我々をあざ笑うがごとくに客電がつき、否応なしに現実世界に引き戻される。なんか極上の夢から覚めた心地でした。

あ~、終わっちゃった…。




3月の10枚

2010-04-04 22:43:22 | Weblog
数日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月良く聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


BOB DYLAN / BLONDE ON BLONDE
なんと言ってもボブ・ディランのライヴ・ハウス・ツアーですよね。この名盤から何曲も演ってくれましたね。


GALACTIC / YA-KA-MAY
ギャラクティックのライヴも最高でした! この最新作も最高!


CYRIL NEVILLE / BRAND NEW BLUES
そのギャラクティックのライヴにゲスト出演していたシリル・ネヴィルも熱きソウルマン振りを爆発させてくれました。こちらはそのシリルが昨年リリースしたソロ作で、シリル流のブルース・アルバム。こちらも最高!


NEW BIRTH BRASS BAND / NEW BIRTH FAMILY
でもそのギャラクティックのライヴで一番目立っていたのはトロンボーンのコーリー・ヘンリー。そのコーリー・ヘンリーが在籍していた当時のニュー・バース・ブラス・バンドの作品で04年作。ちなみに「YA-KA-MAY」に参加していた、トロイ・アンドリュースとグレン・デイヴィッド・アンドリュースも居ます。ちなみに3人ともトロンボーン吹きです。


THE JOHN BUTLER TRIO / APRIL UPRISING
ジョン・バトラー・トリオのライブも素晴らしかった。そして出たばかりの新作。フジがますます楽しみになりました。


CORINNE BAILEY RAE / THE SEA
フジ予習中。


THE CHIEFTAINS FEATURING RY COODER / SAN PATRICIO
まるでルーツ・ミュージック探求の旅を続けているかのようなライ・クーダー。今度はアイリッシュの雄チーフタンズと組んだ作品。タイトルのSAN PATRICIOとは、米メキシコ戦争における、アイルランド系移民による聖パトリック大隊のこと。傑作です!


SHE & HIM / VOLUME TWO
オルタナティヴなルーツ系作品でひっぱりだこのギタリスト、M・ウォードと、女優ズーイー・デシャネルとのユニットによる2作目。ノスタルジックでロマンチックなガールズ・ポップ。良いですね~。フジに来ないかな~。とりあえずズーイーの映画見に行こうかな…。


JAMES TAYLOR / SWEET BABY JAMES
そして4月はジャイムス・テイラー!!


CAROLE KING / TAPESTRY
もちろんキャロル・キングも!! どんな共演になるんですかね。楽しみです!

@春風

2010-04-03 14:54:50 | フェス、イベント
今日は代々木公園で行われているピースフルなイベント、春風に来ています。私のお目当てはblues.the-butcher-590213×LEYONAとサヨコ meets YA MAN RIDDIM です。軒を並べる民族的な雑貨屋さんや、ジャンベやディジュリドゥなどの民族楽器が気になります。

フジロック第3弾!!

2010-04-02 17:04:15 | フジロック
MORIARTY / GEE WHIZ BUT THIS IS A LONESOME TOWN

モリア~ティ~!!!!  
フジロックにモリアーティです! 超嬉しいです! とう言う訳でフジロック出演者第3弾がオフィシャルサイトで発表されましたね。今回も「ルーツな日記」的にかなり熱いです! 気になるアーティストは以下の通り。

ASH
THE BAWDIES
BEARDYMAN
DIANE BIRTH
EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX
GRAPEVINE
JAMAICA-Live
JOHN FOGERTY
キセル
LA RUDA
MAD PROFESSOR
MAGMA
MALLACAN
moe.
MORIARTY
OGRE YOU ASSHOLE
quasimode
SUPER JUNKY MONKEY
豊田勇造
TRICERATOPS

まずはモリアーティ!! 昨年「LAFORET SOUND MUSEUM 2009」で来日したフランスのバンドです。昨年、日本でもリリースされたデビュー作「GEE WHIZ BUT THIS IS A LONESOME TOWN」(写真)では、ノスタルジックなサウンンドの中に、いにしえのフォークやブルースが持っていた得体の知れない魔力を染み込ませ、ライヴではそれをフランスらしいシュールな感覚も交えてパフォーマンスする。このバンドは良いですよ~。ちなみに当ブログでは昨年のブライテストホープ第1位に選ばせて頂きました。ま、それはそうと、このモリアーティが奏でる「どこにもない架空のアメリカ音楽」がフジロックでどう響くか? 楽しみですね~。紅一点ローズマリーの歌声にも注目です。たぶんオレンジでしょうね。個人的にはカフェ・ド・パリで3日連続とか演ってくれたら面白いと思うんですけね~。

そしてジョン・フォガティ! あのCCRのジョン・フォガティですよ!しかも38年振りの来日だそう。これはサプライズですよね~。でも近々来日しそうな予感はありました。なにせ最近やたら元気な印象ですからね。アルバムを出せばグラミーにノミネートされる感じですし、NHK-BSでも近年のライヴが放送されたりして、なんか最近ジョン・フォガティきてるね!とか思ってたんですよ。しかしフジに出るとはやはり意外でした。山の中で「Proud Mary」や「Down On The Corner」、「Travelin' Band」なんかが聴けたら最高ですね。そして「Rockin' All Over The World」で踊りまくりたい!! ヘヴンかオレンジのトリでがっつり観たいですけど、案外明るい時間帯のグリーンかもしれないですね~。

さらにダイアン・バーチ! これも嬉しいですね~。単独公演を見逃した私にとってここは外せない! 奥の方で観たいですけど、彼女の新人らしからぬネーム・ヴァリューからこちらも昼のグリーンの可能性ありですね。この辺りはなかなか読みづらい。その一方で確実にヘヴンのトリで登場するであろうジャム・バンドの雄、モー。これも楽しみ。04年以来の2度目ですね。彼らのようなジャム・バンドらしいジャム・バンドの出演は嬉しいですね。そしてオレンジのトリで間違いないであろうフレンチ・プログレの伝説、マグマ。昨年のゴングに続いてのプログレ枠が定着しつつあるような。さらにスペインからのスカ・パンク・バンドというMALLACANもちょっと気になります。

でも案外、今回の再注目はUKダブ・マスター、マッド・プロフェッサーだったり。でもたぶん夜中でしょうね。マッシヴ・アタックがホレス・アンディを連れてきてくれるなら、マッド・プロフェッサーと組んでなんかやってくれないですかね~。マッシヴよりそっちが観たい!とか言ってみたり。まあ、無いでしょうね…。



さて、いくつか関連映像を集めてみました。

まずはモリアーティから。トラディショナルな息吹漂う哀愁のアコースティックナンバー。
http://www.youtube.com/watch?v=l5p4FEk25is
かと思えばまるで演劇のようなライヴ。
http://www.youtube.com/watch?v=i34ZewepsBQ
さらにデペッシュ・モードをシュールにカヴァー。ちなみにローズマリーが抱いているのは鹿の剥製、じゃなくて秘密のメンバー、ジルベール・モリアーティ。
http://www.youtube.com/watch?v=2gBijwspTvY&feature=related


続いてジョン・フォガティ。まずは大名曲「Down On The Corner」。この曲聴いただけでライヴの楽しさは約束されたようなもの。
http://www.youtube.com/watch?v=6g5LgPrJm3o&feature=related
そして「Rockin' All Over The World」でアゲアゲ。
http://www.youtube.com/watch?v=DvqcHOrW7G8&feature=related


ダイアン・バーチはやっぱりこの曲、「Nothing But A Miracle」。
http://www.youtube.com/watch?v=Z5XJxFtYEes&feature=related


モ~、気持ちよすぎ!(すいません、ダジャレです…)
http://www.youtube.com/watch?v=dXrvRYbytVQ&feature=related


まったく予備知識の無いMALLACAN。確かにスカですけど、微妙にジプシーっぽい泥臭さもあったりで、結構良いかも。フジではウケるでしょうね~。
http://www.youtube.com/watch?v=4iFbIQk5crQ&feature=related





~関連過去ブログ~ 昨年のモリアーティ来日レポートです。お時間有ったらぜひ!

 09.06.07 モリアーティとランデヴー
 09.06.09 LAFORET SOUND MUSEUM 2009 part 2