昨日はこちらを観てきました。
新橋演舞場で、毎年、この時期に公演されるこの舞台。
毎回「熱海五郎一座」にゲストを迎えての公演ですが、今回のゲストは、伊東四朗さん。松下由樹さん。
元々は「伊東四朗一座」で公演していて、伊東四朗さんが出演しない時には、
しゃれで「伊東」を「熱海」に、「四郎」を「五郎」に替え、「熱海五郎一座」という名称で公演していたのです。
今回「熱海五郎一座」の公演は10周年となるので、伊東四朗さんをゲストに招えての公演でした。
私は今回、4回目の観劇になりますが、初の「満員御礼」の旗が立っていました。
劇場内は人、人・・・お弁当売り場は長蛇の列だし・・・大盛況でした。
伊東四朗さん効果なのかなぁ~
この劇団公演の何がいいかというと、
役者さんの中心メンバーは皆さん、高齢なので、お互いに労わりつつも、そこをネタにして笑いに変えてしまうところかな?
四郎さんの動きが止まると・・・「動きが止まるとほんと皆、まじで心配するんだから~」とかね
それ、本当に四郎さんの動きが止まってしまったのでアドリブで対処したのか、最初からネタなのか、どうなのか?
きっと、台詞が飛んだり、止まったり・・・って実際にあるのだと思います。
観ていらっしゃる方も、ほとんど皆さん、ご高齢なので、「わかる~わかる~」とウケがよろしいのもお分かりでして(笑)
ちゃんとその笑いのツボに突っ込んでくる。
これぞ、大御所がたくさんいらっしゃる、この劇団のなせる業ですよね!
私、身体を張ったお笑いってそんなに好きじゃないんです。
こういう話術で笑わせてくれる喜劇が好きです。
もうね、何度もクスクス笑い、たまに声をあげて笑ってしまいました。
会場が常に笑いに包まれている楽しい舞台でした。
今回のもうひとりのゲストの松下由樹さん。ちょいワルな都知事の役でしたが、やはりお上手。
舞台映えするし、風格ありましたねぇ~
三宅裕二さんが主宰する「劇団スーパ・エキセントリック・シアター」の若手劇団員さんも出演されていて、
歌やダンス、乱闘シーンでは、バク転、バク宙なども披露して、エンタメ要素を加えてくれました。
最後のカーテンコールでは、ゲストは、ドレス・タキシード姿で登場するのが恒例になっています。
お二人とも、シルバーと黒のラメ入りのキラキラした衣装でとってもお綺麗でした。
最後、ひとりひとりのご挨拶。
笑えたり、じーんとくるものも。
やっぱり、話が上手だなぁ~と。
これも含めて、いい感じです。
実は最前列の中央で、かぶりつきで観ていました。
いつも、1列目、2列目だったりするのですが、だいたい端でして。こんなに中央なのは初めて。
もうね。役者さんとの距離が、2~3メートル。下から見上げる感じで。
臨場感をたっぷり楽しめました。
穏やかな温かい舞台に触れて、心もほっこり優しくなれました。
松竹の会員である友達に感謝です
終わった後は、銀座まで歩いて出て(結構、近い)
遅めのランチ&お茶。
かつて庭だった銀座も(笑)もうほとんど足を踏み入れることもなく、知らない建物ばかりで、今では、すっかりお上りさん
ランチ終わっているところも多く、選ぶ余地があまりない
三越の前に出たので、レストラン街に行けば、何かあるんじゃない?と行ってみる(笑)
中華屋さんが開いていたので・・・
あんかけ焼きそばのセットをいただきました。
具は豪華だけどね・・・銀座お値段もあって、それを思うと・・・ちょっとなぁ~
(なので、お店の名前はやめておきます)
三越の上の庭園はちょっとした憩いの場になっていました。
そして、なんかスイーツ食べたいね・・・と。
数寄屋橋の交差点を見下ろせる店内で。
ここもなぁ~ちょっと残念・・・
生クリーム、硬い・・・昔は美味しかったのになぁ~
コーヒーがぬるいのが、まずいただけない
(ここもお店の名前はやめておきます)
見晴らしはいいんですけどね~
提供されたものは残念だったけど
だからか?お店は席に余裕があって、ゆっくり話すこともできたので、
それはよかったですよ