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ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

T君に感動を覚えた5時間

2020-04-13 23:48:31 | 友達
昨日、久しぶりにT君が来ました。

もうずっと顔を見せていなくて、ケン太と連絡もとっていないようだったのですが、
突然、連絡があり、リビングにいたケン太はハンズフリーにして話していたので、
内容全て、私も聞いていたというね(笑)

T君、先月末、熱がでて、保健所に連絡してPCR検査を受けることになり、
結果、インフルだったそうです。
赤ちゃんがいるので、おばあちゃんちで過ごし、医者にももう完治したと言われたのですが、
奥さんに、あと3、4日は帰ってこないでと言われ、我が家に来たという

そんなT君の電話の内容を私も聞いていたわけです。
そうこうしているうちに、T君、我が家に着きまして、

「あ、着いた?勝手に入ってきていいよ」
「いや、さすがにそれは気まずい」
「大丈夫。俺、今、リビングにいるし、母親も電話の内容ずっと聞いていたから」
「え?マーマも?」
「そう、マーマ」

マーマって呼ばれてたの?私?(笑)

そして、T君、登場。
いや~家族以外の人に会ったの久しぶり~

ケン太はその時、ガンプラ作成中だったのです。
T君が来ても、手を休めることはなく、ガンプラ作りに没頭。

T君、ケン太の近くに座り、ケン太の作業を見守りつつ、
私に一生懸命、話かけてくれる。

もうね、いろんな話をしてくれて、気が付いたら5時間経ってましたよ。

幼少期の話。友達の話。かつての彼女の話。仕事の話・・・

私が思っていた以上に苦労していて、でも、とても前向きで、頑張り屋さんで、
いろんなことがあったからか、とっても大人で優しくて、そんなT君に感動を覚えた5時間でした。

T君、保育園に入る前に、親戚や知り合いの家に預けられていたことを初めて知りました。
2つ上の(多分)お兄ちゃんがいるのですが、知的障害とアスペルガーなんだそうです。
衝動性が強く、兄弟喧嘩になったりすると、セーブが効かず、相手を傷つける。
実際にT君、ナイフで胸を刺されたことがあったそうです。
大人なら止められるけど、幼児のT君に何かあったら大変と親戚の家に預けられることになったそうな。
関西にいたこともあったそうです。

小、中は一緒に暮らしていたそうですが、幼い時の写真を見ると、
お兄ちゃんはT君のことを抱っこしたり、手を繋いだり、弟のことがかわいくて仕方がないという写真ばかり出てくる。
本当は憎い存在でもなんでもなくて、T君のことが好きなのに、衝動が抑えられなくなる時があるだけ。
後で冷静になって、自分がしてしまったことに落ち込み、今度は部屋に閉じこもって出てこなくなる。
その繰り返し。これは自分では、どうすることもできないんだ。そう思ったら、かわいそうになってしまい、
それからは、お兄ちゃんから、どんな嫌なことをされても、我慢したそうです。

でも、年齢が上がってくると、症状も少しずつ落ち着いてきたとか。
今は社会人となり、お店を任されて働いているそうです。

そういう話を職場の人などに話をすると、とても重く受け止められてしまう時もあるけど、
自分はそうは思っていなくて、いろんな人に助けてもらったし、皆、とても優しくしてくれたので、
かえってよかったと思うと。

なんて前向きなんだ~
でも、いろいろあればあるほど、かえって前向きになれるんだよね。
だって、そう思わないとやっていけないもの。
それだけ、いろいろあったということだと思う。

T君、今もお世話になった親戚の家に遊びに行ったりしているそうです。
関西までね。
赤ちゃんの顔を見せに行きたいけど、コロナだから、しばらく行けないだろうなと残念がっていました。

高校の時には、家にご飯がなくて、バイトして自分のお昼代を捻出していたけれど、
その時に、先輩がいつもご馳走してくれたのだとか。
それがとてもありがたかったと。

T君、ケン太のニート時代、いつもご馳走してくれたのです。
未だになんのお返しもできてないけど

T君が言うには、あの時お世話になった先輩とは今、繋がっていないので、
恩返しはできないけど、自分が働いて稼げるようになったら、今度は自分がご馳走したいと思っていた。
相手は違うけど、恩を送りたいというか。
ケン太にはいつも助けられているからと。

ケン太に助けられている?
そうなの?
ただ、遊んでいるとばかり。
ちょっとびっくりでした。

一度、凄くストレス溜まって、もう耐えられなくなって、
夜中に「今から会ってもらっていい?」と深夜のファミレスにケン太を呼びだしたことがあるそうな。
滅多に泣くことはないけど、その時に、泣いて全て吐き出して、話を聞いてもらった。
それだけで7割は気持ちが楽になったと。

これまで自分は目立ちたがりで、友達たくさん欲しいと思っていたけど、
この時に、こうやって話、聞いてくれる友達がいるだけで十分だと思ったと。

高校の時に3年間つきあっていた彼女がいたけど、嫉妬深くて、ラインの友達も全部消されてしまい、
ほとんどの友達と連絡がつかなくなってしまった。
今、学生時代の友達と普段、会っているのは、ケン太ともうひとりだけだけど、
もうそれだけでいいと思っている。

そんないろいろと話してくれている横で、特に反応せず、
ただひたすらガンダム作りに没頭しているケン太だけどね。
ほんとにケン太でいいの?(笑)

そのあっさりしたところ?
それで?それで?って聞きたがりじゃないところが、かえってよかったりして?
人間て相手に何を求めるかはそれぞれだからね。

T君って、感謝の気持ちを持てる子。
人の気持ちを大切にする子。
いい子ですよね。

あの悪ガキだった二人がね。
すっかり落ち着きましたよ。





昼間からガンダムに夢中だったケン太。



組み立てた後の塗装が楽しみなんですよね。

そして出来上がりました!


白い目地に黒を流し込んで、使い古した感?を醸し出しています。


これまで作っては崩れ?壊し?
いったい何体作ったかわかりませんが、ほとんど残っていません。

T君が「ガンダムって作った後、壊すのも楽しいんだよね。俺、作ったもの全部、壊してる」と。

そっか
だから気が合うんだね



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