三津五郎が恋しいぃぃいい!!
この本を読んで、
三津五郎をとても身近に感じだんだよぉお。
何故にもっと早く
文庫化してくれなかったのだぁあ。
そうしたら、
もっともっと三津五郎を観に行ったのにぃい。
チクショー…
歌舞伎の愉しみ
著:坂東三津五郎
出版:岩波現代文庫
発売:2015/6/17
価格:1,340円+税
2008年7月に出版されてる!
日頃から持ち運びに便利な
文庫本コーナーしか、
しっかり見ないからな…ぁ。
作品を説明してる歌舞伎の本って、
他にも色々あるけれど、
さすがは歌舞伎役者!!
ツボが満載!!
舞台に立っている人の
息使いをビシバシ感じるゾォオ!
あの時の公演は、
こういう気持ちで演じていたのか。
あ!これは観逃したっ。
気がついたら、
自分の歌舞伎観劇歴を振り返ってるよぉ。
ウヒャァ!
中級者向けの本
っていうのがイイよねぇえ。
演目と離れた目線からも
歌舞伎について語られてるのよぉお。
「立ち位置と居所」「芸の伝承」「後輩を教える」etc
ヘェヘェエヘェエ!の連続!
とにかく
三津五郎の歌舞伎に対する愛が…
ガンガン!!伝わってきてさぁああ。
目頭が…ウゥウ…ゥゥゥ…
スタンダードがあるからこそ、異端がある。
異端ばかりになってふと振り返ったら
真ん中の柱がなくなっている。
そんな危惧をいだきます。(略)
自分はスタンダードを、守っていくことが、
与えられた使命ではないかと思っています。(本文より)
今、若手がドンドン!
新作を上演するようになって…。
そこまでアクセルを踏まなくても…。
って呆気に取られちゃって…。
歌舞伎の体制と観客のニーズが変化した。
そういうことなのかもしれないけど…。
ついていけなくってね…。
この本を読んでると、
歌舞伎と真摯に向き合ってて、
舞踊の家の役者としては
舞踊を守って、育てるぞ!
年齢的もこれからもうひと頑張りするぞ!
っていう三津五郎の気概が…ぅぅ
もう1度叫んじゃうよぉお!
三津五郎が恋しいぃぃいい!!
本の表紙デザインに
ジ~ンときたんだよ…ぉ。
三津五郎格子なんだもの…ぅ
今度から、この本の中の演目が
上演される時は、
読み返してから劇場に行くことにする!
『踊りの愉しみ』も同時に文庫化。
勿論、買ったよぉお。
まだ読んでないけど…。
歌舞伎を何十年観ても舞踊が苦手…。
いっつもコックリコックリ眠ってしまう…。
そんな私を、きっと、
真っ当な道へ誘ってくれるんだよね。
坂東三津五郎 逝く… (2015.2.24記)
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