前進座劇場 6/28(土)
去年行ってみて…
ウ~ム、この組み合わせはもういいかな。
なんて思ってたのに、友達が行く気満々。
だからなんとな~く行ってしも~た。
梅雨祓落語競演
柳家さん弥 権助提灯
柳家喬太郎 ちりとてちん
柳家さん喬 千両みかん
<仲入り>
柳家喬太郎 夫婦に乾杯
柳家さん喬 井戸の茶碗
旬なことするんだ。『ちりとてちん』だ。
ところが、
唐辛子を掛けるタイミングを間違えたらしく。
「ここじゃないんだけど」
喬太郎の一言に、一部のお客がグワハハハ!!
もしや!
「そこじゃないのに」
そう思ってた通の人達かも。(やるなぁ)
蜜柑の皮の剥き方が、
こりゃまっちゃ美味しそうな、
さん喬の『千両みかん』
まくらは、
夏のトマトを水で冷やしておいて、
バクっと噛み付いて食べた思い出。
めっちゃ美味しそう~。
さん喬より下の年代で、
どこまでこの夏の日の快感を、
体験してる噺家がいるのかなぁ。
私は…知らないよ。
こういう情緒を語る人がいなくなったら、
つまらんなぁ。
ヒョイとそんな事考えてしもうた。
喬太郎の新作落語は当たり!
去年はたしか、保健室の噺で、
高齢者の多い前進座劇場の空気は、
固まっちゃったんだった…。
どう笑っていいのか判らんムードで…。
今年は夫婦の話だから、
お客さんのハートに、グワっと来たみたい。
ご飯をよそう仕草が…
それ、炊飯器からじゃないよ。
どう見ても”おひつ”!新婚家庭なのにっ。
やっぱり間違えたらしく、
「古典が染み付いてるな~」と喬太郎
グハハハ
奥さんは瓶の蓋を開けて!
”ちりとてちん”もどきを食卓にっ。
アッハッハ。
何かやっては、
これじゃあ芸風が昇太だ。白鳥だ。
ってドッタンバッタン。
「師匠怒ってるだろうな~」
瞬間的な笑いの波が、
これでもかってやってきて、
私はちょいと疲れてしも~た。(グテ…)。
喬太郎が去った後も、
劇場の空気がグワングワン揺れてる。
す…すごい。
これをどうやって静めるんだろう。
トリは師匠のさん喬
いつもののんびりした声で、
「落語って何でしょう…」
ここでお客は大笑い~。
「円生師匠が川柳を破門した気持ちがよく判る」
友人と私のツボにグサグサ来て、
お腹がっ!イタイっっ!
”大銀座落語祭2006”で出逢った衝撃が、
プレイバ~ック!
『井戸の茶碗』
人のイイ屑屋が、浪人から託された仏像。
それを武士に売り渡したんだけど、
そこから出てきたのが大枚の小判。
これはいかん!すぐあの屑屋を探せっ。
こっから先はズルして… → こちら
この物語好き♪
久しぶりに聞いた。しかも、さん喬で。
う…嬉しいぃぃ♪
さん喬と喬太郎。
カラーがここまで違っちゃう師弟。
話芸の世界も深くて広いなぁ。
来年はこの会も昼夜の高座が決定!
行くかな?どうかな?
…友達の気持ちひとつだ(おいおい)
ランキング参加中、あなたの清き一票を(笑)