一月 国立文楽劇場 第1部 6(土)
正月らしくパ~ッと華やかな劇場内
客席で私を待ってくれているのは!
恒例”にらみ鯛”
ウ…2匹でこっち睨んでるヨ~
凧に書かれた干支の文字が
いつものお寺からじゃぁないよ~な…
OH~!奈良・壺阪寺!
今月の演目繋がりやね!にくいな~。
花競四季寿
文化文政年間(1804~30)に流行した
歌舞伎の変化舞踊の影響で出来た4曲
四季に見立てて…。
《万才》
春で~す。
大夫(紋豊)は男前!
才蔵(幸助)は3枚目!
にぎにぎしく新年を寿ぐっつ~より賑やか~。
アハハ~ 愉快 そうかい やってるかい!
《海女》
とくれば、夏だ~!
♪誰もいない海♪(by南沙織/17才)
海女(清之助)が、ツレない恋人を想っていると
と…と…と…タコ!
デュエットダ~ンス♪
誰が遣っとるんじゃ~オモロイ動きじゃ
足8本あるかな…
う、動くな!数えられん(おいおい)
パッチリおめめでキュートな野郎だ。
「海女」の衣装の図柄が、番付の表紙になっている。(画像を見てネ)
ナイス!国立文楽劇場!
も~ひとつナイスなのは、これ!
各曲の前半は舞台が真っ暗…
字幕も無くって!
スポット浴びとるのは太夫&三味線!
しかも、どっちも、ぎょ~さん並んでんねん。
ちょっと書き出してみよっか?よっしゃ!
太夫
津駒大夫・千歳大夫・ 新大夫・ 始大夫・ 文字栄大夫
相子大夫・希大夫
三味線
寛治・喜一朗・ 清志郎・清丈・龍爾・寛太郎
私 「右から3番目の人(清丈)な。
地方公演でオモロイ解説してんねん」
母 「オモロそうな顔してるもんな」
あ…全然ケナシテルんと違いますヨ。
注目してま~す。
今年も笑わせて~。(フォローになってへん)
楽しい解説はこちら → 10月地方公演in前進座劇場
12月鑑賞教室(by大入り!文楽手帖)
浄瑠璃と三味線の調べ&お囃子にウットリ
舞台がちょっとづつ明るくなって…
《関寺小町》
秋…。
ポツンと独り。
老婆がうなだれて座ってる…
オッ!草履を履いた足(玉勢さん)がある!
詳しくはこちら → 1月文楽 吉田玉勢情報
彼女こそ、百歳になった小野小町
幽玄味あふれる景
しっとりと演ってくれるゼ!文雀
でも、秋ってこんなに寂しい季節だったっけぇぇ
ウウ…
《鷺娘》
真っ白だ~冬だ~
傘持って…
「おめでと~ございます!
いつもよりよけいに回しておりま~す」(by海老一染之助・染太郎)
違うって 両手で使いま~す。
アレ…アレレ…
人形の舞姿(勘十郎)を観てると
頭にピカッと!松井誠の舞踊が!
ヒャッッ!驚いた~!
文楽と大衆演劇が結びつくとは夢にも…
歌舞伎版は、”静”が中央にある感じだけど、
文楽は、春・希望・華やか!
そんな大胆で繊細な所が
『松井誠レビュー 華・艶・舞』なんだな
30休憩
◆初春文楽公演まき手ぬぐい
~14(日) 各部30分休憩時間 劇場客席
初春文楽公演の幕間には、舞台より出演者の新年のごあいさつとともに、
記念の手ぬぐい(長谷川貞信筆)がまかれます。
若手技芸員が3名出て参りました。
1人10本も持ってるのかなぁ…
コラ~!若者達っ!
もっとビュンビュ~ン!と投げたらんかい!
真ん中から後ろの列に、もっと夢を与えんかい!
アッッ!斜め前のおじさんがダイビングキャッチ!
「私めがけて投げてくれたのに」
悔しそうな母…(ほんまかいな)
つづく