たばこの気持ち

▼　以前なら、当り前の光景であったのに、ベンチだけしかなくて、たばこを吸う場所は不便で陰気な場所が普通になってしまいました。なので、画像のような光景を目にすると、思わずケータイのカメラのシャッターを押してしまうのです。

▼　さて、この場所はといえば、にわかに思い出せません。最近の記憶力の減退は目を覆うほどの状況で、本当に困ったものです。物忘れは健康のために必要なことだと考えてはいますが、これほどひどくなるとは、自分でも想定外なのです。

▼　８月１３日の金曜日、毎年、３～４回ほど開催している懇親会がありました。今回は諸般の事情が重なり、９か月ぶりになってしまいました。皆さんは、それぞれの出来事や報告したことなど、たくさんお話しになられ、またたく間に時間が過ぎてしまいました。

▼　会計を済ませ、お店を出たところに縁台があり、ご高齢のおばあちゃんが座っておられました。聞けば、お店のオーナー家族とのことで、たばこの灰皿があったので一服させていただきました。「肺ガンで大病をしたけど、大正４年生まれの９５歳」とのことでした。

◎　前回の続きです。この赤い灯りのそばで、もっと時間があれば一服したかったのですが、東北新幹線の最終が近づいていたので、写真を撮ってすぐに駅まで向かいました。赤坂には赤い灯りも似合いますね。

◎　喫煙場所が予想以上にあるので、路上への吸い殻のポイ捨ては少ない感じを受けました。それは当然なことではありますが、改めて再認識させられました。たばこの吸える場所や吸い殻を捨てる場所があれば、わざわざ路上へ捨てる人も少ないわけですね。

◎　ＴＢＳにほど近い飲食店から、赤坂見附駅まで歩きながら喫煙できる場所を確認してみました。その一つがこの街角のスタンド灰皿です。よく見られる外国産たばこメーカー提供の青い色調のタイプですね。

◎　昨今の受動喫煙防止ムームから推測すれば、もっと限られた場所でしか喫煙できないと思っていましたが、赤坂見附付近の道路沿いには、まだまだたばこの吸える場所がたくさんありました。ちょっと安心しました。

◎　先週の半ばから、ずっと公私共にせわしかったこともあり、その結果なのでしょうが、夏風邪をひきました。ティッシュボックスを手元において、はなをかみながらの仕事はけっこうつらいものがありました。

◎　夜もなかなか寝付かれずに、歯槽膿漏気味の奥歯の痛みも重なり、扁桃腺にも鋭い痛みが続きました。さすがに、たばこを一本も吸えなくて、久しぶりにひどい目に合いました。どうにか、今日からたばこも吸えるようになりました。

◎　最近、出張とか、残業とかが続いたこともあって、１日当りのたばこの本数が増える傾向にあります。今日は、ついに２箱近くも吸ってしまいました。いくらなんでも、これまでの２倍というのはいけません。

◎　それだけ、マイルドセブン・インパクトワンの味に慣れ、美味しいと感じるようになったからでもありますが、１０月以降の１１０円の値上げを考えれば、マイルドセブン・スーパーライトを吸っていたときにように、１日１箱以内にしようと思います。

◎　先週、仕事の関係で箱根富士屋ホテルに４日ほど滞在しておりました。雨の夜、１１時過ぎにホテル入口横の喫煙コーナーで一服しました。夏の雨を眺めながら、幸い人影もなかったので、詩吟の素読をしたり、吟詠したりしてみました。

◎　約３０分ほどでしたが、とってもいい練習ができました。受動喫煙防止条例が制定された神奈川県内なので、オープンスペースの喫煙コーナーがあることに、予想外の嬉しさを感じつつ、改めて一服してから部屋に帰って寝たのです。

▼　たばこ好きの背景には、「口がさびしい」という感覚があるではないでしょうか。ストレス解消とか、対話をスムーズにするとか、食欲の抑制とか、たばこには様々な効用がありますが、私は最も生理的な「口がさびしい」という感覚が大きいと思っています。

▼　たばこを止めると、大半の方は体重が増えるといわれています。口のさびしさを甘いものでまぎらわすのでしょうね。そもそも私は甘党ですから、画像のような和菓子はもちろん、チープな菓子パンなども大好きです。たばこを止めたら、ますます甘党に拍車がかかることは間違いありません。

▼　これからの暑い季節を乗り切るには、冷たい飲み物が不可欠ですね。宇都宮市内で、飲料自販機のそばにスタンド灰皿が置いてあり、しかも「ここで一服」と掲示されていました。まさに喫煙者にとってはオアシスそのものでした。

▼　健康増進法とか、受動喫煙防止とかによって、それまではセットになっていた飲料自販機とたばこ自販機が分離され、缶コーヒーなどを飲む場所と一服する場所も遠ざけられるようになりました。残念ながら、缶コーヒーを手に一服するというシーンは、物理的にむずかしくなってしまいましたね。