優しい言葉と確かな腕

骨折してから４週間が過ぎ・・・、金具を外してもいいという許可が出た。

といっても、ホントは金具を着けると歩きにくいのでテーピングでごまかしていたのだが。


私がお世話になっている整形外科には二人の先生がいらっしゃる。

ひとりは愛想がないが腕がいい・・・、もうひとりは優しいが腕が・・と。

骨折してからすぐに病院に行かなかった私は後者の方を選択した。・・言われることはわかっていたので、少しでもソフトな方を選んだ

私の期待を先生は裏切らなかった。

金具を外したとき、・・これで病院とは縁が切れる・・と心の中で思った。

しかし、それを見透かしたように先生が言った。

・・「金具が外れたからといって治ったわけではありませんよ。今はボンドで骨をくっつけたばかりという状態ですからね。経過観察をしますので来週必ず診せに来て下さい。・・必ずですよ。・・痛かったら遠慮なしに言ってください。痛み止めを処方します。」

・・・・また、行かなアカンのかい・・。

わたし如きで儲けの増減は微々たるものだと思うが・・。

・・いえいえ、そんな考えを持ってはいけません。先生の優しさからの言葉なのですから。

予定では、あと一回の診察で終了だ。思いがけず長期の被害を被ってしまった今回の粗忽な行動バタバタすんなということでしょう。



もう一方の腕はいいが愛想がない先生におばあちゃんが診てもらったことがあるらしい。

今回、私がその先生に診てもらおうとしたときにおばあちゃんが言った。

・・「あの先生はアカンで。」

「なんで？」

・・「私が、足が痛いゆうたら、・・年のせいやから・・ってろくに治療してくれなかった。」

・・。・・当たり前といえば当たり前やろ。

結果、おばあちゃんはその先生を拒否し薬を大量にくれる別の病院を選択した。


お年寄りというのは（うちのおじいちゃんみたいな人もいるので一括りにしてはいけないが）優しい言葉をかけて欲しいのだ。

友達の姑さんが病院に運ばれたとき、通りがかった先生から「僕は専門じゃないからわからんけど、しんどかったらゆうてよ～。」と声をかけられて・・その言葉ひとつで症状が改善したという話も聞いた。

症状によっては薬よりも優しい言葉と笑顔のほうが有効な場合もあるようだ。



日常生活に置いても同様のことがいえる。

わざとらしい感じがして優しい言葉をかけることが苦手な私・・・、イカンイカン・・まだまだ青いのう

かんちがい

・・倉本ソウって知ってますか？講演があるそうなのですが行きますか？・・というメールがきた。

・・（ソウ・・って）誰？

返信がなかった。

私の言葉足らずもあったかもしれないが、お父さんは私のメールにこう思ったらしい。

・・ワシやん！メール出したのは。



普通、電話帳に登録してあるアドレスには差出人の名前が出るのでいくら「誰？」って聞かれてもそんな勘違いはせんやろ・・・ここが、私とお父さんのすれ違い数々のポイントであろう。


もひとつ、勘違いはあった。

私は、倉本ソウって・・一瞬頭を「北の国から」がよぎったが・・、カタカナなので新鋭の物書きさんか園芸の講師さんか・・？と思った。

後日、正確な内容が解った。

倉本ソウは倉本聰のことで、講演は公演であった。

　　　　
　　　　　　　

このことだった。

メーカーさんからチケットをもらったのだ。

勿論、行きました。（連れて行ってもらいました）

お父さんには内緒なのですが、この二日前にこの近所でも公演があり友達に誘われたのですが、せっかくなので大阪公演にＧＯ！



いいものをみせてもらいました　　メーカーさんとお父さんに感謝です。

内容には触れませんが、

　　　「感動」を心がけた生活を送りたいと強く思いました。　　　　

ケータイ活用法

電波状況のよくない山間部のため携帯の利用はほとんどメールのみ。

パソコンから流れてくるものがかなりの部分を占める。

電波がもひとつ・・っていうのも便利なときもある。

返事が遅くなったときに使える。「さっき受信したんや～。」

でも、本当に急を要する場合にはメールでは役に立たないこともよくあるのも然り。

特に緊急性のないものであればこちらの都合で連絡しておけるのでメールとは便利なものだ。


朝いつも同じ時間に起こしてくれる律儀なヤツ。

同じアラーム機能を使ってスケジュールを入力しておく機能にもお世話になっている。


ケータイからネットに接続したりダウンロードしたりというような利用はしていないが、最近気に入っているのが、メモ。

夜、次の日のことが気になって頭の中がいっぱいになり眠れないときや思いついたことなど何でも携帯にはき出す。

これが、結構いい

人間記憶に限界はあるもので、忘れないようにしよう・・なんて思っていると気になって眠れない。
そんなときにメモして頭の中を軽くする。

王様の耳はロバの耳のお話のように何かにはき出すと負担が軽くなる。
後で、内容を確認すればそれで済む。



こうしてケータイはどんどん必需品になってくるのである。

２月超え

私が死ぬときは２月なんだろう。

いつ頃からか根拠のない思いがある。


ここ３年ほどは風邪らしい風邪もひいていないのだが、何故か２月になると風邪をひいたり体調を崩したりゴロゴロしているような日が続くというのがずっとあった。

１月が過ぎると、今年の２月は乗り越えて行けるのだろうか・・・と毎年危機感を感じていた。

だが、逆に考えるとわかりやすい。２月は特に体調に気を付ける必要がある。

それを実践しだしてからここ最近は無事に２月を乗り越えてきていた。

気付けば私の鬼門でもあった２月を難なくこなしていたのだが、気のゆるみがあったのか・・今年は足が被害を被った。

３週間も過ぎるとだいぶ痛みも治まり歩きやすくなってきた。

ボチボチ・・まだ出していなかったお雛様を出さなくては・・・。

明日がタイムリミットやん・・。

オリンピックが

バンクーバーオリンピックが閉会式を迎えました。

今回のオリンピックは、自分の年齢のせいもあるのか今まで以上に心に響くものがありました。
きれい事の立て前でない本音の選手の気持ちがテレビの画面からも伝わってきました。

感動をありがとう・・・ですね。

引き続き行われるパラリンピックでも感動を期待しています。

自分のもてる力を出し切ること・・・その素晴らしさ・・大切さ・・難しさ・・。

どんな状況においてもどんな立場であっても自分の持てる力を出すことの意味を実感できたいいオリンピックでした。