ソクラテス裁判という本について、『睥睨するヘーゲル』に文章がある。
この本が、ソクラテスが反民主主義を信念としたと解釈したことについて、池田さんはお得意の創作ダイアローグで応じている。
端的に言えば、ソクラテスは言論の自由を認めているが、しかし、言論の自由に訴えて命を守ろうなんて考えてはいない。陪審員の心証を逆なでしようがしまいが、言論の自由をまさに行使したのだと。
これを本当の「言行一致」という。
この本が、ソクラテスが反民主主義を信念としたと解釈したことについて、池田さんはお得意の創作ダイアローグで応じている。
端的に言えば、ソクラテスは言論の自由を認めているが、しかし、言論の自由に訴えて命を守ろうなんて考えてはいない。陪審員の心証を逆なでしようがしまいが、言論の自由をまさに行使したのだと。
これを本当の「言行一致」という。