仏教で扱われる「空」について考える、面白い本を見つけました。全般的に般若心経を口語に訳して会話体にした、ちょっと池田さん風のソクラテス会話体を思い出させるような、読みやすそうな本です。
ただ、おそらく池田さんが読めば、「なぜいちいち脳なのか」というくらい、脳に関する科学的知見がちらとちらと紹介されていたり、ソクラテスの死がやや否定的に扱われたりしている点について、少し引っかかりがあります。しかし、それ以外については、池田さんの言葉に整合しそうな考え方が随所にあります。
この本の中では、「空」とは何か?について、「自性がないこと」と説明されています。また、あらゆるものと関係付けられるものが「空」であるともされています。
つまり、自ら有する性質がなく、どこにでもあるものが「空」ということでしょうか。そして、どこにでも在るということは、どこにも無いに通じると・・。う~ん、結局よくわからなくなくなってしまいました。
と考えつつ、何気なく見たテレビ番組で、手塚治虫さんの漫画「火の鳥」の話をしていて、ふっと思いつきました。そうか、どこにでも在りながら、実体は無いようで、自性のない存在といえば、手塚治虫さんの「火の鳥」そのものではないですか。
ただ、おそらく池田さんが読めば、「なぜいちいち脳なのか」というくらい、脳に関する科学的知見がちらとちらと紹介されていたり、ソクラテスの死がやや否定的に扱われたりしている点について、少し引っかかりがあります。しかし、それ以外については、池田さんの言葉に整合しそうな考え方が随所にあります。
この本の中では、「空」とは何か?について、「自性がないこと」と説明されています。また、あらゆるものと関係付けられるものが「空」であるともされています。
つまり、自ら有する性質がなく、どこにでもあるものが「空」ということでしょうか。そして、どこにでも在るということは、どこにも無いに通じると・・。う~ん、結局よくわからなくなくなってしまいました。
と考えつつ、何気なく見たテレビ番組で、手塚治虫さんの漫画「火の鳥」の話をしていて、ふっと思いつきました。そうか、どこにでも在りながら、実体は無いようで、自性のない存在といえば、手塚治虫さんの「火の鳥」そのものではないですか。