かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

にぎり寿司ランチの試みは・・・

2012-04-20 18:02:09 | アズワンコミュニテイ暮らし
 中井佳子さんは、コミュニテイー食堂のおかみさん。
 料理をつくるのも好きだけど、希望の人に合わせて、メニューを
考えるのがもっと好きだと聞いたことがある。

 お家を食堂として、開放する試みが地域づくりとして、広まって
いるようだ。
 佳子さんも、和食であれ、エスニックであれ、ベジタリアンであれ、
なんでもござれの肝っ玉の、おかみさん。
 
 コミュニテイーの人だけなく、鈴鹿の社会福祉関係の寄合いとか、
ゆったり何人かで食事したいという人が、どこからとなく聞きつけて、
食べて、くつろぎにやってくる。

 今回は、寿司ランチの試みだ。
 握ってくれるのは、元寿司職人の米山さん。奥様がまわり仕事。
すまし汁は佳子さん。
 材料費は現金で、手間賃は地域通貨リンカで。

 木目の食堂の正面に、カウンターができ、米山さんがスタンバイ。



 本日、10人が参加。
 男の人の座卓と女の人の座卓と分かれる。
 男と女で、シャリ(すし飯)の大きさを違えてくれる心遣い。

 お品書き。奥様が書いた。
 なんと、18種。
 ネタは、津の市場やあちこちでみつくろった。
 「お品書きの順番に意味があるのかな?」と中井さん。
 「あぶらっこいネタは、あとの方にしてますね」と米山さん。



 「じゃあ、いいですか」
 にぎりがはじまる。
 ネタごとに、10人分をにぎってくれる。


 
 奥様が座卓に届けてくれる。




 旨い!」
「寿司がうまいだけじゃないなあ。目の前でにぎってくれて、
こんなゆったりと味わえる、この空気がなんともいえず、いいなあ」
「たしかに、この場がかもしだすものの味があるかも」
 それぞれ、寿司をほうばりながら、感じたことを口ぐちに、
好き放題に出している。



 もう、これで大分満ち足りてきたころに、今度は作って、すし桶に
用意してあったにぎりと海苔巻が、これでもかと言わんばかり、
運ばれてきた。
 「わあー」と感嘆の声。



 ひと段落して、米山夫妻の昼食。
 おふくろさん弁当を用意しておいた。



 「どんなネタがおいしかったですか」と米山さん。
 それぞれ、じぶんの感想を言う。

 米山さんから、「材料をあつらえ、下ごしらえしているときが、楽しい
ときなんです」と聞いて、佳子さんの心情とにているようなもの感じた。

 できたら、米山夫妻のこころが趣くままに、にぎり寿司タイムを
コミュニテイー食堂を舞台に演出してもらったらとおもいました。

 

 あとで、まちのはたけ公園など見学、SCSで、こころ尽くしの
お茶会をしてもらった。片山弘子さんは、お寿司タイムのあと、
着物に着替え、米山夫妻を迎えてくれたのでした。







 


 
 

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