かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

「すくわれるなあ・・・」

2012-12-01 08:12:26 | サイエンズ研究所のある暮らし

 サイエンズ研究所で開催しているカレッジコースに参加している。

 六ヶ月、毎週金曜日午後二時間、その寄り合いがある。

 その日、出席できなかった人のため、その会の録音をしてくれる

ときがある。

 

 録音を聞くのもわるくないとおもった。

 止めることができるし、何回でも聞けるし、ときには「どんなこと

いいたいのか」ゆっくりうけとめようとすることができる。

 

 印象の残った場面。

 「弁当屋のはなしばかりになっちゃうけど、この間の日曜日、

特弁(特別弁当)百個、間違ったじゃん」と牛丸さん。

 竹本さんが、その百個って、今日じゃないんじゃないの?と

言っている。

 「百個だぜ。竹本さんが笑いながら、どうする?って言うんだな。

ああいうのは、すくわれる・・・」

 

 「どうしてそうなったのかというのもあるけど、むこうでも言い間違い

があるかもしれないが、ともかく責めない。人にあまり、いかない・・」

 

 「まあね、じぶんの責任じゃあない、受けたのはまゆみちゃんって

もんもあったかもね」と牛丸さん。

 「責任のある世界でやってるいるのかあ?」

 「みんなで、人のせいにし合っていく」(大爆笑)

 

 「その間違いを誰がしたのか、どうしてそうなったか、大事だけど、

責めが入るとおかしくなる」

 「”責め合いなく”ということは知っていても、意識ではそうしようとしても

実際やれているかどうか、ここが肝心」

 

 「けっこう、失敗にたいして、アホーとか、言いたいことがいえてるかなあ。」

 「責める必要がないとか、そんな気にならないとか」

 

 「百個の弁当の間違いといったら、そうとうな損害だろ。それが

笑い話になるなんて・・・」

 「余った弁当、3個も食べて、腹が痛くなったやつもいた」

 

 「不安感みたいなものが、起きない環境というものがあるのかなあ、

それはどうして出来てくるんだろう?」

 「絶対的な安心って、あるんかなあ」

 

 そうそう、ここのところのシリーズは、「人は環境の子なり」のうち、

「わたしのなかの安心の形成」というテーマで、一人ひとりがじぶんの

中を観察して、発表しあっている。

 そんななかの一コマ。

 

 


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