できれば90分での勝利を、島岡美延です。昨日のグラウンドにはサッカー練習の子たち。〈鷺沼兄弟〉と言われる三笘・田中選手のように、同じ小学校から10年後の代表が?
この物語の人物たちは、何を抱え明日を生きていくのか。映画『夜、鳥たちが啼く(9日公開)』をご紹介します。『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などの佐藤泰志が、函館ではなく関東近郊を舞台に描いた短編小説が原作。
若くして小説家デビューするもうまくいかず、同棲中の恋人に去られた慎一(山田裕貴)。そこへ、友人の元妻・裕子(松本まりか)が幼い息子アキラと引っ越してくる。慎一は恋人と暮らした一軒家を2人に提供し、自身は離れのプレハブで暮らす、いびつな「半同居」生活に。原稿を書いては破り、を繰り返す慎一、一夜の出会いを求めて街へ行く裕子。アキラは徐々に慎一を慕い始める。慎一と裕子は互いに深入りせず、3人は表面的には穏やかな日々を重ね・・・。
一瞬の仄かな光を求め、人は生きていきます。
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