「個人の判断に委ねる」で春の光景は変わるか、島岡美延です。コロナ禍以前の「くしゃみ・咳をする、花粉症対策」の人がそれぞれマスクをする状況に戻ってほしいと思うものの、現在の世界標準にはならない予感。
昨日は高齢の父親の安楽死を考える映画、今日は友人の自殺についての物語。映画『スクロール(2月3日公開)』をご紹介します。YOASOBIのヒット曲『ハルジオン』原作者・橋爪駿輝によるデビュー小説の映画化。
〈僕〉(北村匠海)とユウスケ(中川大志)に大学時代の友人が自殺したという報せが届く。上司からパワハラを受け、SNSに毒を吐き続ける〈僕〉と、TV局勤務で女性問題を繰り返すユウスケ。森の死をきっかけに「生きる・愛する」を見つめ直す二人。一方、〈僕〉の書き込みに共感する〈私〉(古川琴音)と、ユウスケとの結婚に夢を描く菜穂(松岡茉優)の時間も交錯していく・・・。
青春の出口に立つ、まだ何者にもなれない4人。実力派の若手俳優によるぶつかりあいに緊迫感。
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