「天使の分け前」とは？

ややピリッとした空気の月曜日の朝、島岡美延です。
本格的に新学期のスタート、日中は20度くらいまで上がりそう。
植え込みのツツジは、桜と同様に、GWよりだいぶ早くから咲く気配です。
「天使の分け前」という言葉を聞いたことがありますか？
ウィスキーなどが樽の中で熟成されている間に、年2%ほど蒸発して失われる分のこと。
長い時間が生み出す現象に、なんと洒落た表現。
そのタイトル、映画『天使の分け前（13日公開）』をご紹介します。
スコッチウィスキーの故郷スコットランド。若くして父親になったロビーは、ケンカ沙汰ばかり。刑務所送りの代わりに社会奉仕活動を命じられ、そこで出会ったのが指導者であり、ウィスキー愛好家のハリーと、3人の仲間たち。
ハリーによって「テイスティング」の才能に目覚めたロビーは、オークションに樽入りの1億円以上の超高級ウィスキーが出品されると聞き、仲間と一緒に、人生の大逆転を賭けた勝負に出た・・・！
名匠ケン・ローチ監督の、香り高く軽快な「あと味」をご堪能下さい。