都心の電車の窓から線路沿いに続くアジサイに見とれました、島岡美延です。花の名所に出かけなくても、なかなか楽しめるものです。
さて、公演中(~7日、下北沢駅前劇場)の舞台「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」をご紹介します。男性のみの劇団、花組芝居のうち、8人で四世鶴屋南北の名作に挑んでいます。忠臣蔵の義士が名前を変え、敵討ちの機会を狙う日々、しかし女に騙され、金を奪われ、殺人鬼と化し、最後に判明するとんでもない誤解・・・。これが「殺しの美学」、「ありえない偶然」のクライマックスに向かって脈打つ「歌舞伎の醍醐味」というものです。
この「花組歌舞伎」は、実に大胆なことをやってのけました。脚色・演出の加納幸和(出演も)は、駅前劇場という濃密な空間で、スーツ姿の男たちに「鶴屋南北の気持ちいいまでのこってりとしたセリフ」を言わせたのです。つまり、立役も女形もネクタイを締めて・・・、着物・鬘もない歌舞伎、面白すぎです!
さて、公演中(~7日、下北沢駅前劇場)の舞台「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」をご紹介します。男性のみの劇団、花組芝居のうち、8人で四世鶴屋南北の名作に挑んでいます。忠臣蔵の義士が名前を変え、敵討ちの機会を狙う日々、しかし女に騙され、金を奪われ、殺人鬼と化し、最後に判明するとんでもない誤解・・・。これが「殺しの美学」、「ありえない偶然」のクライマックスに向かって脈打つ「歌舞伎の醍醐味」というものです。
この「花組歌舞伎」は、実に大胆なことをやってのけました。脚色・演出の加納幸和(出演も)は、駅前劇場という濃密な空間で、スーツ姿の男たちに「鶴屋南北の気持ちいいまでのこってりとしたセリフ」を言わせたのです。つまり、立役も女形もネクタイを締めて・・・、着物・鬘もない歌舞伎、面白すぎです!
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