また大雨が心配な地方も、島岡美延です。
自身の体験から、複雑な愛の物語を綴ったのは、40歳だった瀬戸内寂聴。
91歳の今も好奇心にあふれ、精力的です。
映画『夏の終り(31日公開)』をご紹介します。
妻子ある年上の作家・慎吾(小林薫)と長年一緒に暮らしている知子(満島ひかり)。
慎吾は、妻と知子の家をきっちり半分ずつ行ったりきたり。
知子は妻と別れてほしいと思うでもなく、平穏な生活に満足していた。
しかしある日、木下涼太(綾野剛)が訪ねてきて、その日々は微妙に狂い始める。
涼太は、かつて知子が、夫と幼い子どもを捨てて駆け落ちした相手だったのだ。
慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係を持ってしまう知子。
寛容さとずるさを併せ持つ年上の男と、嫉妬と孤独に苦しむ年下の男の間で揺れながら、独自の愛を生きようとする女。
静かな語り口ながら、熊切和嘉監督の描く愛の、なんと激しいこと。
元祖肉食系女子?の瀬戸内寂聴、どれだけの修羅場をくぐったのか。
昭和30年代の空気感がいいです。
自身の体験から、複雑な愛の物語を綴ったのは、40歳だった瀬戸内寂聴。
91歳の今も好奇心にあふれ、精力的です。
映画『夏の終り(31日公開)』をご紹介します。
妻子ある年上の作家・慎吾(小林薫)と長年一緒に暮らしている知子(満島ひかり)。
慎吾は、妻と知子の家をきっちり半分ずつ行ったりきたり。
知子は妻と別れてほしいと思うでもなく、平穏な生活に満足していた。
しかしある日、木下涼太(綾野剛)が訪ねてきて、その日々は微妙に狂い始める。
涼太は、かつて知子が、夫と幼い子どもを捨てて駆け落ちした相手だったのだ。
慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係を持ってしまう知子。
寛容さとずるさを併せ持つ年上の男と、嫉妬と孤独に苦しむ年下の男の間で揺れながら、独自の愛を生きようとする女。
静かな語り口ながら、熊切和嘉監督の描く愛の、なんと激しいこと。
元祖肉食系女子?の瀬戸内寂聴、どれだけの修羅場をくぐったのか。
昭和30年代の空気感がいいです。
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