結婚会見の通訳を「彼」と呼ぶ複雑さ、島岡美延です。今月1日に笑顔の囲み取材を行った大谷選手。シーズン前にこんなにも彼の言葉を聞くとは。
自分の言葉を持つアスリートは素晴らしいけど、指導者がその芽を摘んでいる――。元バレーボール日本代表の益子直美さんによるユニークな大会について今月出版された『監督が怒ってはいけない大会がやってきた』(方丈社)。益子氏、北川美陽子氏、北川新二氏の共著。
私も同時代にバレーボール部だったので、ほぼ「怒られる指導」の日々。強豪校じゃないから、彼女たちのように顔を殴られるまではなかったけど。引退後にバレーから離れたのは「ミス=殴られる」の辛い記憶のため。『監督が怒ってはいけない大会』で、子どもたちは自由に発言し、自分たちで考えることが増える。何十年も怒る指導だった監督たちも少しずつ変われると実感。
益子さんは「怒りは指導者の身勝手なエゴ。勝つために怒りは絶対に必要ない」と言い切ります。たぶん、スポーツ指導に限らず。
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