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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

理系分野の女性学生の割合、最下位

2023年01月22日 07時35分19秒 | 日記、その他

週明けには猛烈な寒波への備えを、島岡美延です。慣れていない地方こそ要注意。

先日、伊藤野枝の「女性に対する教育こそが問題」との100年前の主張をご紹介しました。実は現在の日本、大学・大学院における理系分野の女性学生の割合がOECD加盟国の中で最下位! 横山広美著『なぜ理系に女性が少ないのか』(幻冬舎新書)を読みました。

カトリック系女子校、大学は物理学専攻、大学院で素粒子研究という彼女自身が「理系女性問題」当事者で、緻密なデータに基づいて導き出した結論。

日本の女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに理系を「選択しない」のは、本人の意思以外の要因があると指摘。「男女平等意識」の低さ、「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が見えない壁となって女性の理系選択を阻んでいる・・・。

「大学に男子のほうが多い日本」だけど、それは世界では特殊な光景だそう。「女の子が大学までいってどうする」という言葉、今でも聞きませんか?


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2 コメント

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Unknown ()
2023-01-25 08:35:14
遅れはせながらコメントいたします。
知的な女性が大好きな桂です(笑)
とあえて書きますが、以前あるテレビで、男性100人にアンケートをとり、「自分より頭のいい女性と付き合いたくない」という質問に、99人がそうだと答えたのを思い出しました。
そして、島岡さんの指摘「女が大学まで行ってどうする」というのを見て、女性の教育を否定しているイスラムの世界と同じだと!この国の潜在意識が直るまであと何年かかるんだろうと。

ときに、理系が知的という意識にもいささか?な違和感を持ちたい小生です。
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桂さまへ (島岡美延)
2023-01-25 15:00:04
いつもありがとうございます。
99%がそう答えるとは!
実はこの本を読んで、父の言葉を思い出しました。社会人になってずいぶんたった頃、「男だったら、理系に行かせていた。好きなことさせてなかった」みたいな言われ方をしたことがあって、そうだったのか、と驚いたことが。法学部に進んだ私をそんなふうに見ていたんだ、と。
それはともかく、この国はジェンダーギャップのニュースに驚くどころか、何も変えたくないでしょうか、男性も女性も。
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