人情盛り

一昨日、宿泊した上州赤城温泉、人情の里『忠治館(ちゅうじかん)』。部屋に置かれていた宿の案内の中で、お料理につていこんなクダリがあった。「お泊まりの男性のお客さまには朝食で、ご飯を人情盛りで召し上がっていただきます」というのだ。人情盛りというのは山盛りのご飯のことだそうだ。江戸時代をモチーフにしている宿なので、旅人にはせめて大盛りのご飯をたくさん食べてもらってから出発してもらおうという、昔ながらの人情味あふれる心意気である。人情盛りとは、粋な言葉だと思った。ところが・・・、今朝。家内が盛った本尊さまへのお供えのご飯を見て、オドロイた。アッパレな人情盛りである。ニコニコしながら本尊さまへ供えさせていただいた。あははははは。

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