灯し継がれし火

〔8.6ワン・ナイト ブロジェクト)。福岡県星野村にいまに伝わる原爆の火。この火が灯しつづけられてきたのには、とても悲壮な物語があるのだけれど、今は平和を考える火として燃え続けている。先月、石巻の学生さんが星野村まで取りに行って、広島、東京で継火して、今日同じ日に三カ所で、この火を見ながら被爆者の体験談を聞く会が催された。会が開かれている間、本尊さまの前の灯明にもその火をいただいた(会終了と共に消すのが約束になっている)。

力づくで自分の言うとおりにさせようとする愚かな行為を、人類は凝りもせずに繰り返す。仏が、その愚かな心に気づけ!と説いているのは、今も昔も変わらない。

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