「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

パリで見つけた 路上アート

2021年04月30日 | パリに暮らして~in paris
今日、1週間ぶりにオフィスに行くのに、パリの中心部のコンコルド広場を通ると、派手な猫が路上に鎮座していました。

不思議に思って写真に収めたり、しげしげと眺めたりするのは私だけでなく…。

少し離れた路上にもこんな堂々と歩道をふさいでいます。こちらはTedy Bearとのこと。

ロックダウン中の今、急に路上アートが始まるとも思えませんが、アートな街・パリだとなんでもありのような気もします。
 
気を取り直してランチを買いに行くと、ベトナム系中華料理屋が、汁ビーフンのテイクアウトをやっていたので、試してみました。汁入りの麺の持ち帰りってどうよ?と思っていましたが、ちゃんとこのようにしたラップした後にプラ容器で密閉してあります。

ビーフンの麺はあまり「のびる」感じもなく、エビシューマイ、揚げ春巻きと一緒に美味しくいただきました。

これでオレンジも1つついて11ユーロでした。(1430円)
 

春爛漫

2021年04月29日 | パリに暮らして~in paris
春もたけなわ、市場に行くと、白アスパラと緑のアスパラがたくさん並んでいます、相場は、緑のアスパラが一束(500g)4-5€(520-650円)、白アスパラはもう2割くらい高い感じでしょうか。房状のようになるミディトマトも沢山できました。

日本では朧月夜となりますが、空気が乾燥しているので、晴れた日は月もきれいに見えます。これは2,3日前の満月の夜、スーパームーンかというくらい明るかったです。

去年はコロナで一時帰国を余儀なくされ、一年で一番よい季節を過ごせなかったので、コロナで制約は多い中ですが今年はパリの春を満喫したいものです。

パリで見つけた! いろいろ

2021年04月27日 | パリに暮らして~in paris
この魚のすり身の燻製、なんていうか忘れたんですが…Nとりの珍味とか、それはともかく、フランスでも見つけました。
台湾製のものが、中華食材店に売っていました。
 
pollfish snack と書いてあるので、スケソウダラのスナック、とのことですが、味は例の「おつまみたら」が少しピリ辛になった感じ。
さすが台湾は日本と味覚が近いんでしょうか…。カツオの絵(原料は鱈だけど)も日本人にフツーに受け入れられそうです。
 
意外と使っているのが蒸し器。↓ 中華食材店でエビシューマイや肉まんを買ってきてよく食べるので。子供たちも大好きです。肉まんは、お店でできたものを買うと2€(約260円)~ですが、スーパーで冷蔵品を買ってくると4個で5ユーロ(650円)くらい。


 

ジョルジュ・ブラッサンス公園

2021年04月25日 | パリに暮らして~in paris
春の天気の良い週末、比較的家の近くにある、パリ市南部のジョルジュ・ブラッサンス公園に行きました。ここは、魚市場、馬市場、食肉処理場の跡地に作られた公園のようで、今でもその名残が見えます。芝生の向こうには、かつての馬市場の屋根が見えます。
色とりどりの花の向こうに子供用の遊具も。これ↓は小さい子用ですが、もう少し大きい小学生向けの遊具もあります。

こちらは魚市場の鐘楼。今は高台から公園を見下ろせます。満開の藤に包まれてよい香りでした。

素敵な木陰やちょうどよいテーブルもあるので、多くの人がピクニックしています。
驚くことに、少なからぬ人が布のテーブルクロスを持ってきて、中にはワイングラスを持ってきている人や、結婚パーティーのようでスーツを着ている人たちもいます。今はロックダウン中で屋外の飲酒も禁じられていたはずですが、そんな気配は露も見られません。

さらに、ブドウ畑も公園の中にあります。コンセプトが良くわかりませんが、いろいろな見どころがあり、また全体的に緑が多く明るく、遊ぶスペースもあって、なかなか楽しめる公園です。すぐ近くに住んでいた、フランスの国民的歌手の名前が公園の名前だそうです。

エッフェル塔と桜

2021年04月18日 | パリに暮らして~in paris
シャンドマルス(Chanmp de Mars)公園といえば、パリのど真ん中に広がるエッフェル塔を望む公園ですが、そこに桜があると聞いてどこだろうと思っていたのですが、今日見つけました。バス通りの近くに八重桜が2本。

もちろん、エッフェル塔を望むことができます。

シャンドマルス公園は、(コロナの前は)観光客はもちろん、パリ市民にも人気の公園なので、天気の良い日はエッフェル塔を望める芝生に多くの人が座って日光浴をしています。

今はロックダウン中で、家族以外の6人以上の集まりや、屋外での飲酒が禁じられているので、今日はパトカーや馬に乗った警官がたびたび見回りに来ていましたが…一方で水やビールをバケツに入れて売って歩いている人もいました。商魂たくましい…。

ソー公園

2021年04月17日 | パリに暮らして~in paris
パリで桜の名所として名高い郊外のソー公園(Parc de Sceaux)に行きました。電車だと、RERのB線の3つの駅が使えますが、今回は公園に行く前にソーの町でランチを買い出しすべく、Sceauxの駅で降りました。
 
駅からのどかな住宅街を10分ほど歩くと商店街のある路地に出て、近くに屋内マルシェもありました。マルシェ隣の設備の整った公園で子供たちを遊ばせ、公衆トイレもあったのでトイレ休憩、その隙に買い出しも済ませました。

いよいよソー公園へ。ヴェルサイユ庭園の設計士が造営した広大なフランス式庭園で、漫画に出てきそうな植栽があったり、大運河といわれる長細い池もあります。
宮殿の庭らしく、カスケード式の噴水や立派な銅像もあり、とにかく広大です。
 
いよいよ桜の咲いているところへ。何カ所かありますが、まずは最もピンクの八重桜がたくさんある広場へ。
 
日本と同様、桜の木の下に座ってピクニックしています。(コロナの関係で屋外の飲酒は禁じられていますが、若干飲んでいる人も…)
日本人含めてアジア系の人も多いですが、フランス人は「花見」というより、花の咲いた屋外を楽しんでいるという感じで、コスプレして写真を撮ったり、踊ったりしている人もいました。パノラマ写真を撮るとこんな感じ。
少し奥に歩くと、白い桜が咲いたエリアもあります。
Parc de Sceaux の駅のほうの広場に来ると、花びらの裏が濃い赤色で、ピンクの花弁と混じってきれいに見える珍しい桜もありました。
人もたくさんいましたが、広々としているので快適。子供用の遊具もあって、たくさん歩いたけど子供も満足でした。

パリの春の風景

2021年04月14日 | パリに暮らして~in paris
フランスはロックダウン中ですが、週1回オフィスに行くことは認められています。1週間ぶりに行ったら町のそこかしこに春の訪れを感じました。
 
コンコルド広場では噴水が。冬は水が噴き出してなかったはず。
コンコルド広場のオベリスク越しに見る凱旋門も、やはり青空が映えます。

シャンゼリゼ通り沿いの緑も濃くなってきました。


シャンゼリゼ通り脇の緑地には、4月に入って漫画チックな猫の像が道端に置かれました。コミカルな表情で人気の猫のようで、銅像は1体30ユーロ?で販売されているそうです。外出制限中でもこんな街中アートをやってしまうのが面白い…。



旬の味覚

2021年04月11日 | パリに暮らして~in paris
フランスでは生牡蠣は一年中食べられますが、やはりおいしいのはRがつく月のようです。そろそろ4月も半ばなので、今シーズンの食べ納めかと思ってマルシェで1ダース買ってきました。フランスでは、牡蠣の大きさに応じてNo.1~6まで番号がついていて、番号が若いほど大きいのですが、No.3が一番人気があるようです。私もどれを選んでよいかわからず、とりあえず値段もほどほどのNo.3をいつも購入。1ダースで10.4€。
カキの殻を自分で剥く勘もだいぶついてきて、1ダースなら15分くらいかな…。
 
代わりに春になってマルシェの店頭で見かけるようになったのはアスパラ、しかも日本では見かけない極太のホワイトアスパラがこちらでは人気です。値段もグリーンアスパラより高め。全体的に皮をむいて、ゆでたり、蒸し煮にしたり、オーブンで焼いたりして食べるようです。

ホワイトアスパラというと、日本の細いフニャフニャしたものしか食べたことなくて、断然グリーンアスパラのほうが美味いと思っていたのですが、先日初めて塩ゆでを食べたらおいしくて驚きました!グリーンアスパラ同様、甘みの中にほのかな苦みがあり、春の味覚という感じ。歯ごたえもあって絶品。グリーンアスパラの苦手な息子も、こちらのほうが青臭く無くて食べやすいと言って食べていました。
4,5月限定の旬の味のようなので、いろいろと食べ方を研究してみたいです。

スリやケータイの強奪に注意

2021年04月11日 | パリに暮らして~in paris
パリは花の都と言われますが、暮らしていると、犬の糞がそこかしこに落ちていたり、物乞いの人が至る所にいたりと、あまり目を向けたくない点が多くあります。中でも気を付けないといけないのが、スリや携帯電話の強奪などの軽犯罪。私の周りでも、メトロで財布を取られた、アンケートを求めてくる若者に取り囲まれている間に財布をすられた、等の被害にあった人が何人もいます。
 
最近は、知り合いがメトロの中で携帯を強奪されました。鞄にクリップで括り付けておいたのに、ひもを引きちぎられて持っていかれたようです。メトロの駅でも、日本語を含む数か国語で、「スリや携帯電話にご注意ください」、というアナウンスがあるのですが…。
 
先日はバスの車内でも、ご丁寧に日本語でも書かれた「あなたの携帯電話は貴重なため、窃盗を誘発する可能性があります。公共の場で使用する場合は特に注意してください。公共交通機関や駅で発生する窃盗の半数以上は携帯電話を狙ったものです」という張り紙が窓に貼ってありました。
 


このような注意喚起で軽犯罪が減ってくれるといいのですが…。

オッソー•イラティー

2021年04月07日 | パリに暮らして~in paris

Ossau-Iraty(オッソー・イラティー)という、フランスのスペインに近いバスク地方でつくられる羊乳のチーズを買ってみました。(Monoprixブランドですが)

少し硬めのハードタイプのチーズですが、口の中でじんわりと甘みが広がり、なかなか美味しいです。それなりに味わい深いので、風味のある白ワインや軽めの赤ワインに会いそうです。たまたま飲んでいた同じフランス南部産のシャルドネにも合います。

 

しかし何といっても印象的なのが、オッソーの谷とイラティーの森、という由来のその名前です。こんなのあるんですねー。ますますフランスのチーズは奥深いです。