「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

夏は直売所がおもしろい

2014年06月30日 | 福井グルメ

今日は雨で畑に行けなかったので予定が狂いました。果物もないし、気晴らしに、福井市内の直売所に行ってみました。

この時期は、トマトやきゅうりなどの夏野菜が豊富にあることと、スイカやメロンなど地場産の果物を見つけられることが楽しみです。

今日は、福井で生まれた金色のスイカ、金福スイカを買いました。特別にうまい!というわけではありませんが、それなりに美味しいし、何よりも見た目とネーミングのインパクトで3年連続買っています。

  

6月末はまだ早いかなと思ったのですが、すでに完熟して美味しく食べられました。種は、通常より白っぽいものが多く、そのまま食べても気にならないくらい柔らかかったです。

あわら市や坂井市にこの時期に行くと、特産のマルセイユメロン「花咲乙女」をはじめとしたメロンがたくさんならんでいるほか、福井市でも、木田地区で栽培される赤ジソ木田チソ(ジュースや漬物用か?)

、鯖江の吉川地区が特産の実が肉厚の吉川なすなど、特色ある地場野菜が多くて楽しみです。

 


6月の花見の最後は

2014年06月22日 | 福井のミミより情報

6月の福井ではいろいろな花を楽しめます。

先週は、西山公園の花菖蒲

さらに、ゆりの里公園のゆりと大安禅寺の花菖蒲

 

ちなみに、福井市の花であるあじさいも、大安禅寺他、そこかしこで楽しめます。

今日は、あわら市の北潟湖の花菖蒲祭に行きました。

北潟湖畔の広い園地に、黄色や紫などの花菖蒲が植えられています。アイリスブリッジや風力発電の風車という開放的な景色を見ながら、のんびり散策できます。

 

昨年もゆりと花菖蒲をほぼ同じ場所で楽しみましたが、どれも趣があり、飽きずに楽しめます。

 

 

 


ゆりと花菖蒲

2014年06月16日 | 福井でのすろーらいふ

初夏を感じた週末、日曜は春江のゆりの里公園に行きました。

ここはコンパクトなエリアですが、色とりどりのゆりが咲き誇り、この時期はそれなりに賑わいます。(人込みや駐車場待ちが発生するほどではないのが福井らしい…)

 

2歳半の息子は、最初は「おはなー」と言っていましたが、すぐに少し離れたところにある滑り台などの遊具に夢中になっていました。

その後は花菖蒲祭が開催されている大安禅寺へ。この日は二胡の演奏やバルーンアート、スイーツの屋台なども境内に配置されていて、落ち着いた中にもお祭り気分が味わえました。子供も、風船がもらえて嬉しかったようです。

   


花ショウブとホタル

2014年06月16日 | 福井でのすろーらいふ

この週末は初夏という季節を存分に味わいました。

土曜午後からは花菖蒲が見ごろと新聞で紹介されていた鯖江の西山公園へ。花菖蒲がコンパクトな池に咲きそろっていました。2歳半の息子は、花よりパンダランドという滑り台やジャングルジムいっぱいの子供の遊び場が嬉しかったようですが・・・。

その後、鯖江市の山奥、河和田地区にある畑で軽く農作業。畝の余っているスペースに、もらったゴーヤーや買ってきたきゅうりの苗を植えたほか、草取りをしました。5月初めからいろんなものを植え付けていますが、かぼちゃの苗は一つは順調ですが、もう一つは虫にやられ、モロヘイヤ・ツルムラサキはまずまず、枝豆も実をつけ始めています。

 

5月後半に植えた二十日大根は間引き菜でもそれなりに食べられそうになっていました。これからが雑草とどっちが早く大きくなるかの競争ですね。いつもは汗が滴る畑も、夕方は風が気持ちよかったです。

 

その後は、近くのラポーゼ河和田で温泉。露店風呂は源泉かけ流しのようで、とろりと濁ったお湯が気持ちよく、水の流れと杉林を背景にホタルも舞っていました。その後、そこで海鮮丼とおろしそばの夕食を食べて近くでホタル鑑賞へ。

河和田小学校の近くはホタルの観察スポットになっていて、この日も近隣の家族連れを中心に結構な人が来ていました。河和田川のほとりでは、まさに無数の蛍が乱舞する姿が見られ、息子も声をあげて喜んでいました。2秒くらいおきに、ホタルが密集しているエリアがぼんやりと明るくなったり、暗くなったりを繰り返し、また時々ふらふらと飛んでくるホタルの灯りがあったりと、まさに幻想的な風景でした。

その後、帰り道の一乗谷下城戸付近でもホタルを観察。こちらもたくさんも見られましたが、やはり河和田が圧巻でした。昨年来、生協の食農サークルの畑が河和田にあり、何回か通っているところだけに、身近なところでなかなか体験できない風景が見られた気分です。


四国巡礼の旅 10

2014年06月12日 | 小さな旅

四国の旅、大歩危から祖谷渓へのドライブを終えたところからです。

祖谷渓から吉野川沿いを下流に向かい、阿波池田駅に到着。駅で祖谷そばの定食をいただきます。四国といえばうどんですが、山深い祖谷では、昔からつなぎを使わず、麺が太くて短いそばを食べてきたようです。

そしてここからは、息子とママはアンパンマン列車に乗車し、パパは車で追いかけます。

 

徳島本線の剣山8号は、ゆうゆうアンパンマン号がついており、列車の中がなんとアンパンマンのお遊びコーナーになっています。

もちろん、天井や座席、ドア付近にもアンパンマンキャラクターが…。四国出身の作者・やなせたかしさんの原画も壁にありました。

  

移動の関係上、乗ったのは30分ほどでしたが、息子もママも大変喜んで、席に座っている間もなく、お遊びコーナーで楽しんでいたようです。

 


四国巡礼の旅 9

2014年06月11日 | 小さな旅

ゴールデンウイークに四国を旅行した時の記録、じゃらんで四国一高評価の農家民宿に泊まったところからです。

吉野川の上流に沿って走る国道32号を高知方面に走り、いよいよ大歩危・小歩危の渓谷に差し掛かります。このあたりから渓谷を渡る吊り橋が散見されますが、試しにわたってみたら結構怖くて…引き返しました。

 

国道沿いの道の駅・大歩危では、子泣き爺の里らしく妖怪の博物館がありました。また、川沿いの遊歩道から、川の近くに降りて渓谷の景観を眺めることもできます。

 

その後は、さらに山間の道を走り、祖谷渓へと向かいます。平家の残党が住み着いたといわれても納得の山間の里です。アレックス・カー氏が絶賛した、ずっと崖の上に続く集落というのは車窓からチラ見した程度ですが、日本三大奇橋といわれる祖谷のかずら橋は渡りました。

実際には木の蔓だけでなく、ワイヤーで補強されており、3年に一回架け替えられているようですが、人が歩くと結構揺れますし、蔓の網目が大きく下を見ると遥か14m下にある足元の川が丸見えのため、傘を片手に持ったままこの橋を渡るのはかなり怖かったです。福井県の池田町にあるかづら橋はそれほど怖さを感じなかったのですが…。

  

ちなみに、かづら橋を渡ったところにある琵琶の滝は見事。平家の落人がこの滝を見ながら琵琶を奏でて慰めあったのが名前の由来とか。

その後は、祖谷渓を左手に見ながらつづら折りのドライブ。山道のために渓谷美をずっと楽しめるわけではありませんが、小便小僧の像がある地点では足元がすくむ景色を見ることができます。


田植え

2014年06月09日 | 福井でのすろーらいふ

日曜日は、鯖江の河和田にもち米の田植えに行きました。いつも自宅アパートの駐車場で、息子と一緒に遊んでくれているお友達がお母さんと一緒に来てくれました。

山あいの集落にある田圃では、地元の方が稲を植えていく格子の目をつけてくれたあと、苗を2,3本ずつ植えていきます。

裸足で入っても気持ちいい柔らかい泥の感触を感じながら、今日は畑もあるので田植え足袋で作業してみました。野を渡るさわやかな風を感じながら黙々と地面に向き合って作業するのもたまにはいいですね。(その日の夜になって腿に筋肉痛が出ましたが…)


さて、息子はといえば、裸足にはなったものの、昨年同様泥を嫌がって、田んぼに入ったはいいがまったく進みません。苗を渡して一緒に植えようとしても、泣きそうな顔でイヤイヤをしていました。それでも、補充用の苗の束を田んぼに投げるのは嬉しそうにやってました。

結局、息子は田んぼにほとんど入らず、田んぼ脇の側溝に足を浸してお友達と戯れていました。途中、カエルやオタマジャクシも興味深そうに見ていました。何よりも、お友達がいてくれたので、我々が田植えしている間も、何とか間が持ちました。

その後は畑で収穫と草取り。一つだけ生育が遅くて収穫されずに残ったブロッコリーをいただいて帰ったら、身が締まってとても美味しかったー!丸々太った絹サヤとスナップエンドウもいただき、その夜グリーンピースご飯にしたら豆好きの息子が喜んで食べました。

 

玉ねぎも収穫。これも息子にやらせたら喜んでました。さっぱりだった昨年とは大きく成長しています。こういう経験から、自然や畑、野菜がすきになるといいんですが。

成長といえば雑草もさっそく伸びていました。まだ夏本番前なのにそんな悠長なことは言ってられません。マルチをしていないところは、小ねぎか雑草か見分けがつきません…。あわてて引っこ抜いて地面を抜いた草で覆いました。

 

マルチのところはさすがに雑草もほとんどなく、土も適度に湿っています。2週間に一度しか畑に来ない我々には、やはりマルチは偉大です。さて、この後、定植したピーマンやかぼちゃがどうなるか、お楽しみです。


再び永平寺で座禅

2014年06月09日 | 福井のミミより情報

昨年もこの時期に職場関係の人たちで行いましたが、今年もせっかくの機会なので永平寺の座禅と精進料理を体験しに行きました。福井にいても、なかなか個人では行かないので。

さて、お寺に入ると、吉祥閣という受付の建物の大講堂に通され、靴下を脱いで、腕時計やアクセサリーを外し、座布をもって畳一畳分のスペースに一人座ります。この時、必ず男女は分かれて座ります。そして、指導してくださる雲水さんの言葉に従って足を組み、それぞれ壁の方向に向かいます。(同じ禅宗でも、曹洞宗は壁に向かい、臨済宗は向かい合って座るんですね。)

体を両膝をお尻の3点で支え、左右に上体を揺らしてバランスをとったら、手を法界定印に結び、目を半眼(まっすぐ顔を向けたまま視線を45度下に)にして鐘の音とともに座禅を始めます。

お寺での座禅体験はここ1年間で4回目のためか、今回は安定した姿勢で座れた気がします。ただ、呼吸に無心に集中できているかというとなかなか…。雑念を振り払うためにも警策でバシッと叩いてもらいました。

座禅の後は法話。リラックスした雰囲気の中で、人生においては好きなことを求めたり、嫌いなことを疎んじたりせず、すべてをありのままに受け入れることが大事であり、それは座禅によって心身を安定させることにもつうじる、というお話を伺いました。

その後は、大学を卒業し入門して3か月という若い大学を卒業し雲水さんに案内されて諸堂案内。案内してくれる人によって説明が違うことも多々あるので、新しい発見があります。今回は、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎が、永平寺の仏殿を寄進した(そのために永平寺唯一の檀家という説もある)ということを伺いました。

この時期の永平寺は緑がすがすがしいですね。

諸堂案内が終わるといよいよ精進料理。我が身を振り返り、修行を成就する一環としての食事という思いを新たにする「五観の偈」を朗読していただきます。

食事中はしゃべらず、食器は必ず両手で持ったうえで箸をつけ、食べ終わったら箸を右下に向けてお椀の上に置きます。食後も、作法にのっとってお膳の上に食器を重ねます。

このような作法がある上に、「食べる速度を皆に合わせて…」とか言われるので、気を張ってしまい食べた気がしないという人もいましたが、意外とおなか一杯になったという声も聞かれました。永平寺と書いた塗り箸を持って帰れるのがいいですね。

諸堂案内は団体で予約すれば拝観料(500円)のみで可能、中食(ちゅうじき)といわれる精進料理体験は3000円です。永平寺に来たら、座禅や精進料理体験を通じて、一歩深い禅の心に触れるのも改めていいと思いました。

 


四国巡礼の旅 8

2014年06月03日 | 小さな旅

ゴールデンウイークに四国を旅した時の記録の続き、琴平の灸まんうどんを食べたところからです。

霊場と讃岐うどんを巡った香川県を後にして、車で吉野川沿いを上流に進みます。この日の宿は、じゃらんにおいて、四国で一番評価が高かった農家民宿「風流里(ふるさと)」です。国道から脇道に入った山沿いの小さな集落の瀟洒な建物で、見るからに清潔で落ち着いた佇まいです。

なんでも、レオマワールドという四国のテーマパークを作った方の別荘だったようで、それを買い取って民宿をやられているそうです。宿の佇まいや到着後のおしぼりとお茶、お茶菓子のサービスなど、宿の方の対応も含めて「さすが」の好対応です。

夕食は、囲炉裏で焼いたあまご、山菜のてんぷらをはじめ、地元の食材を活かした手作り料理が所狭しと並びます。さらに感動したのが、大人二人の料金で、2歳の息子に関しては布団、食事なしで料金もかからないはずなのに、アンパンマンをかたどったハンバーグをはじめ、子供用のプレートを用意してくださいました。しかもデザートも子供の分も…。これには恐縮してしまいましたが…子供も喜んでました。

   

次の日は朝飯前に散策しました。すると、宿の裏手に、チベット仏教寺院のような建物を発見。なんでも、レオマワールドを作ったかつての所有者が、ブータンのGNH思想に共鳴し、ブータンから寺の門や仏塔を移築したようで…。四国の山の中でブータンを感じるとは思いませんでした。

 

そして朝ごはんも、地元食材を活かした数多くの品が並びます。さらに嬉しいことに、和食だけど食後のコーヒー付。食後に頼むのを忘れて席を立ったら、部屋まで届けてくれました。

 また、お別れのときは、川向うにわたって姿が見えなくなるまで、宿の奥様が手を振って見送ってくださいました。四国の方は、昔からお遍路さんを迎えてきたので暖かいといいますが、まさに「おもてなし」の心を感じた宿でした。