「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

那覇街歩き 三重城 ~今は昔

2007年07月30日 | 沖縄の旅案内
那覇の三重城といえば、
昔は、中国の朝貢船などが那覇の港に入るのを見張る、
港の入り口の要塞だった。

昔の地図を見ると、
那覇の港に細く突き出した半島の先に、
城壁を築いてあるのが見え、三重城と書いてある。

沖縄の習俗を書いた本では、
その昔、宮古・八重山のジュウルクニチー
(一家で墓参して先祖とのつながりを思い返す、最も大切な年中行事の一つ)の日には、宮古・八重山出身者が、那覇の町の中で一番郷里の方角に近い三重城の広場に来て、海の遥か向こうの帰れない故郷を思い手を合わせたという。

今の三重城は、那覇の町の外れでバスのターミナルや湊がある。
さらに、往時の三重城要塞の城壁はかろうじて残り、
小さな祠と鳥居がたっているものの、広場には海上保安庁の灯台が立ち、
城壁も大きなシティホテルにすっぽりと覆われ、目立たない存在になっている。

私も、ふと空いた時間に手元の地図を見ていて、
小さく書いてある「三重城跡」という文字を見逃していたら、
実際に来る事はなかっただろう。

迷いながら来たお陰で、那覇の港の防衛に果たした役割や、
宮古・八重山出身者の心の支えとなっていたという往時に思いを馳せつつ、
美しい夕陽を眺めることができました。

那覇市のNPO支援の面白い取り組み

2007年07月16日 | 沖縄の旅案内
那覇市のNPO活動支援基金の公開審査会
というのに立ち会う機会があった。

那覇市がNPOの活動を支援するために、
一定金額を信託銀行に信託し、
その基金の中から毎年300万円を
いくつかの市民団体・NPO等に
20、50万円ずつ助成し、
市民協働の街づくりを進めていくというもの。
今回は全部で20近くのNPOが応募した。

面白いのは、助成先を決める審査が公開で行われること。
もちろん、審査委員のもとには事前に活動団体の紹介や
企画書が送られるが、最終的な審査と助成先の決定は、
当日の各団体の公開プレゼンテーションをもとに、
一般市民が見守る中、
その場で各委員が自ら選んだ団体に投票し、
その得票が多い団体が選ばれるというオープンなもの。

また、市民の目の前で各団体のプレゼンが行われるため、
それぞれの団体を市民に知らしめることにもなるし、
助成がもらえるかどうか決まるのに立ち会えるので、
どきどきわくわくが共感できる。
(もうちょっと多くの市民が関心を持って見に来てくれると良いが)

他にこのような例があるかどうか詳しく知らないが、
行政がNPO・市民活動を助成するうえで、
一般の人も巻き込むとてもよい企画だと思えた。

信託先の銀行だけでなく、
スポンサーとしての企業も加わったりすれば、
行政と企業と市民協働のプロジェクトが生まれる
よい機会になると思う。

沖縄の台風 ~ 続報

2007年07月15日 | 沖縄の旅案内
新聞を読むと、ゴルフ場の鉄骨が倒れて車を直撃したり、
道路のアスファルトがはがれたり、島と島を結ぶ橋の一部が陥没したり、
石の電柱が折れたりしているらしい。恐るべし台風4号

こういうとき、スーパーも閉店を決め込むところが多いが、
開店時間を限定してオープンした店などには、
食糧や停電に備えた懐中電灯・電池などを買い求める客が殺到するらしい。
家に一日中いても退屈だしね。

また、台風で本土に帰れず、宿も一杯で見つからない観光客のために、
そういう観光客をボランティアベースで民泊させる
ボランティアネットワークもあるようで、
新聞によると、先日の台風4号時は、5世帯で12人を受け入れ、
「思いがけず宿にありつけた上、沖縄の家庭料理を習ったりしてありがたかった」
という感想まで載っていた。好意に甘える仕組みではどうかとも思うが、
ある程度の謝金を一定額決めた上で受け容れるなど、
制度を工夫すれば面白い試みだと思う。

さらに、翌日の新聞には、「台風のお見舞い申し上げます」
という広告が早速流れる。
ちなみに、広告主は損害保険会社で、
被害にあった皆様は早急にご連絡を、とのこと。
こういうのも沖縄ならではなんだろうな。

台風4号、沖縄直撃!

2007年07月14日 | 沖縄の旅案内
沖縄に住むことになって
いつかは体験するとは思っていたが、
こんなに早く直撃を受けるとは。。。

台風4号は、7月にしては大きな勢力を保ったまま、
沖縄本島を直撃。本島としては、去年・一昨年と
上陸した台風がなかったので、久々らしい。
まるで、僕が台風を連れてきたみたい。

沖縄の台風は、旅行に来ていた時に直撃を受けて
帰れなくなったことがあるので、初めてではないが、
雨や風の強さは本土のそれとはぜんぜん猛烈さが違う。
「凄まじい」「怖い」と感じるほどのものだ。

友人宅に泊めていただいたため、
個人的に直接の被害は受けなかったが、
街路樹が何本も倒れ、糸満の友人が管理人をやっている民宿は停電になるし、路上では数台の車が風に煽られて転倒したり、結構な被害だったようだ。

結局、バスもモノレールも動かないため、
学校も休校になったし、
私の仕事の予定も全部キャンセル。
一日中友人宅にいて、外に出れなかった。

入居予定の部屋のクリーニングや、
クーラー取り付け工事もこのお陰で遅れそうだし、
車を運んでいるフェリーも台風の影響で遅れそうで、
家財道具一切を積んだ車が来るのが遅れそうだし、
いやはや、のっけから沖縄でいろんな経験を
させていただいてます、はい。

沖縄B級グルメ

2007年07月07日 | 沖縄の旅案内
暑いけど毎日動き回っています。。。
溶けそうですが。

栄養補給はもちろん安くてボリューム満点の沖縄料理。

町の一見営業しているのか潰れているのか分からない
食堂で頼んだゴーヤーチャンプルー定食は450円。

いかがわしいがボリューム満点のステーキが食べられる町、
辻のレストランジョージのCランチ、
トンテキとウインナーソテー&サラダとスープがついて400円。

そして今日は久々に北部へ。蒼い海とやんばるの緑がいいナー。本部の名店「石くびり」の野菜そば500円。

切り詰め生活中の私には助かります。

心変わりも悪くない?

2007年07月01日 | Slow Life
以前チラッと聞いたけど、最近全貌がわかって
「なるほど」と思った言葉。

心が変わると態度が変わる  
  態度が変わると行動が変わる
  行動が変わると習慣が変わる 
  習慣が変わると人格が変わる
  人格が変わると出会いが変わる
  出会いが変わると運命が変わる

思えば、いろんな人に出会い、
そのお陰で運命がめぐりに巡って今に至っています。

そんなに心変わりが激しいわけではないんですけど^^;

合掌