「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

知らなかった・・・福井の歴史

2012年08月31日 | 福井のミミより情報

福井県は、近世、越前の国と若狭の国に分かれていました。
今でも、天気予報などでは、木の芽峠を境に、福井県を嶺北地方と嶺南地方に分けますが、
これがほぼ越前と若狭の区分に一致します。
(越前=現在の北陸電力管内、若狭=現在の関西電力管内の区分ともなっています。)

ただ、敦賀市だけは、昔は越前でしたが、今は嶺南地方に分けられます。

さらに歴史をひも解くと、明治の廃藩置県後、今の福井県にあたる地域は、
福井県(のち、足羽県と改称)と敦賀県に2分されていた時期もあり、
この二つが統合して(福井県ではなく)敦賀県と呼ばれていた時期もあったそうです。

その後、敦賀県は、北部が石川県、南部が滋賀県に分割され、今の福井県に当たる区分が一旦消滅、
明治14年に、ほぼ今の福井県ができたそうです。

こうやってみると、昔も今も、京阪神と北陸を結ぶ交通の要衝で、北前船の寄港地としても栄えた敦賀って、
福井県の中で独自の位置を占めますね。


九頭竜フェスティバル・永平寺灯篭流し

2012年08月27日 | 福井のミミより情報

夏に終わりを告げる、永平寺の灯篭流し に行ってきました。
九頭竜川の川べりにステージと祭壇が設けられ、
一万個近くの灯篭が並べられています。

尺八コンサートの後、辺りが暗くなったころに、
永平寺の僧150人が登壇し、一斉に読経を始めます。

こんなに大勢のお坊さんが一度にそろって読経するのは、
なかなか見れないのではないでしょうか。。。
(坊主頭ばっかりですが)

その後、いよいよ灯篭流しへ。
舞台に掲げられてい
た一万個の灯篭を、皆がいくつか手分けして川に流していきます。
あまりのも数が多いので、修行僧が「灯篭流しにご協力くださーい」と声をかけるほど。

当初川に流すときは、大勢の人で混雑しましたが、
灯篭が流れている様子を遠目に見ると、
黒い川面にオレンジ色の灯篭の帯ができて、幻想的です。

最後は、すぐ近くから打ち上げる花火でフィナーレ。
決して大きい花火ではないのですが、間近にカラフルな花火を見られるのが、良いと思います。


おさごえ民家園でそばまき

2012年08月26日 | 福井のミミより情報

福井各地の古民家を移築した おさごえ民家園
福井市街地からもほど近い足羽山周縁にあり、
高台から町が見渡せる気持ち良い場所です。

こちらの民家の庭先で、そばまきをやるイベントがありました。
庭先の畳8畳分のスペースに、もみがらや石灰を混ぜ、
もっこで耕した後にそばの実をばらばらと捲き、
軽く土をかぶせて終了です。
これで順調にいけば、70人分くらいのそばが作れるそうです。

特に申し込みもなく、ふらっと立ち寄れるようになっていますが、
参加人数は、我々含めて、4,5組といったところでしょうか。

茅の吹き替えの費用をねん出するためにも、入場者数を増やしたいのだが、
どのようなイベントをやればよいか…と係員の方も頭を悩ましていました。

お月見、お正月飾り作りとか、昔の生活体験はいろいろとやっているようですが、
市の施設だけにいろいろと制約もあるよう…なかなか難しいですね。

とりあえず、10月にそばの花を見て、脱穀&粉ひき、そばうちなどもあるようですので、
次回を楽しみにしています。


朝倉万灯夜

2012年08月25日 | 福井のミミより情報
ソフトバンクのCMで有名な一乗谷遺跡の万灯夜に行きました。広大な遺跡の芝生に、一つ一つメッセージが書かれた灯籠をならべ、夜の園内を揺らめく光に沿って回遊できます。

園内では、屋台の他、二胡やコカリナの演奏もあり、夏の夜風に吹かれて心地よい散歩ができました(^-^)/。



越前海岸で夏の海を満喫

2012年08月22日 | 福井のミミより情報

夏のある日、越前海岸をドライブしました。
ところどころに小さな入り江があり、船溜まりになっていたり、
こじんまりとした海水浴場(決して「ビーチ」ではなく、昔ながらの「海水浴場」)になっていたり…。
 
どこも水がきれいで、大人も子供も、シュノーケルなどを楽しんでいたので、
私たちもゴーグルをつけて海に入りました。

水がきれいで、かなり見通しは聞くものの、魚は期待したほど見つかりません。
当然、沖縄の海で見るような、カラフルな魚はなく。ほとんどが薄茶色のフグ・ハギ系か、銀色のヘラ、
たまにロクセンスズメダイを大きくしたような、スジが入った魚が見つかります。

海岸沿いのドライブ途中で入った飯屋の刺身定食でも、越前海岸を満喫しました。


肉食系福井県民?

2012年08月15日 | 福井のミミより情報

ランキング好きの福井県民ですが、肉に対する世帯当たりの年間支出金額が多いようです。
ソーセージ、コロッケ、やきとり、カツレツは全国1位だそうです。

名物ソースかつ丼、をはじめ、街中で「かつ丼」をよく目にすることからも、納得できます。

また、全国チェーンの焼鳥屋「秋吉」の本店が福井にあることから、
焼き鳥の一人当たり消費額は、4206円で全国1位で、全国平均の1863円を大きく凌駕しています。
クリスマスには、丸焼きチキンの代わりに。「秋吉で」ということろもあるようです。。。

 


売り場から感じる季節感と地域色

2012年08月15日 | 福井でのすろーらいふ

お盆の時期にスーパーに行くと、仏花やお供えはもちろん、
帰省する子供や孫を迎えるためのオードブルやお刺身などがならび、
帰省とは無関係な我が家も、なんとなくそのような季節なんだと感じました。

ところで、福井は市の中心部から車で10分も離れると田んぼが見えることもあり、
市街地とその近郊に農産物直売所がたくさんあります。
なかには、収穫された野菜をふんだんに総菜やジェラートを売っているお店もあります。

この時期は、メロン、スイカが終わり、キュウリ、カボチャなど、ウリ科の野菜がたくさん並ぶのですが、
かなりの面積を占めているのが、黒瓜やかわず瓜といった、今まで見たこともないウリ。
どうやら漬物にするようですが、どのように食べたらよいか分からず、なかなか手が出ませんでした。

先日、妻が直売所で調理方法を聞き、黒瓜にチャレンジしてみました。
何のことはなく、皮をむいて、細く切って、塩で揉んで浅漬けにする、という予想通りの展開でした。
食べてみると…まあ、あっさりとおいしい、瓜の漬物です。

それ以来、我が家では、キュウリより安いので、キュウリの代用品として黒瓜を多用しています。


三国花火

2012年08月13日 | 福井のミミより情報

北陸屈指の花火大会、三国花火を見に行きました。といっても、混雑を避けて、
 2kmほど九頭竜川を下った川の堤防に車を止め、
 のんびりと虫の声を聞きながら、遠くに上がる花火を見ました。

 売り物の水中花火など、下半分は山に隠れて見えないものもありましたが、
 大きな花火は夜空にきれいに浮かび上がりました。

 隣の人を気にすることもなく、車でのんびりと夜風に吹かれながら花火を見て、
 地方暮らしの良さを実感しました。

 先日の福井市のフェニックス花火では、打ち上げ場所のすぐ近くだったために、
 大きな音で泣き出してしまった8ヶ月の息子も、今回は大丈夫かと思いきや…
 行きの車の中で寝てしまい、花火が終了するまで、チャイルドシートで気持ちよさそうに夢を見ていました。

 息子がぐずらなかったのでゆっくり落ち着いて見れた反面、
 一緒に見れなくて残念だったなあという気持ちもあります。

 まあ、8か月の時の記憶なんて、ほとんどないと思うけど。。。


幸福度No.1といわれる福井県

2012年08月11日 | 福井のミミより情報

全国学力テストの全科目で、福井県はベスト5位以内に入ったというニュースがあります。http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/school_education/36234.html

上位の県を見ると、石川・富山の北陸三県のほか、秋田、山形など、日本海側の県が並びます。「冬は雪に閉ざされて勉強するしかないから」というわけではないと思いますが、なぜこうなるのか、興味深いです。

 ちなみに、窃盗犯検挙率の高さ 54.2%(全国平均27.3%)、人口10万人当たりの救急告示病院・一般診療所の多さ 7.8施設(全国平均3.4施設)でも全国1位だそうです。このような「安心・安全度合」も、幸福度No.1(法政大学の調査による)につながっているのでしょう。