「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

新緑の鎌倉にて

2012年05月27日 | 小さな旅

本日、5月27日は、私たちの結婚記念日。今年で5周年!ということで、もうすぐハーフバースデーの長男を連れ、義父母と母という家族総出で、結婚式を挙げた鎌倉の鶴岡八幡宮へお参りに出かけました。

5年前は、八幡宮の大階段下の舞殿で、親族だけの神前式を挙げました。ただ、場所柄、観光客や参拝客、招待したわけではないけど、聞きつけて集まってくれた友人たちが、祝福してくれたのを思い出しました。

今日も、あの日と同じ晴天で、木々の緑と青空に彩られて、舞殿で結婚式が行われたのを見て、我々の式を思い出しました。

今日は、長男の初・八幡宮参りということで御祈祷を受けましたが、その順番を待つ間、大階段の上の本殿の脇の待合スペースでも、心地よい風が抜けていきました。

いよいよ御祈祷。結婚から5年後に、長男もでき、それぞれの両親も元気で、無事に皆でこうしてお参りできたことに、神妙に感謝しました。。。

ところで、お宮参りの人が多いのに驚きました。一緒に受けた6件の御祈祷の内、5件がお宮参り、1件が古稀の祝いでした。聞くところによると、八幡様は、幼児の守護神とのこと。なるほど、とうなずけました。

その後、鎌倉の料亭「御代川」でお食事。刺身御膳(3150円)を頼みました。もう1品くらい出てきてもよいかなと思いましたが、お刺身は白身系がとてもおいしかったです。


これまでご縁をいただいた農家さんが・・・

2012年05月22日 | 農のある暮らし
何度かキウイの収穫をお手伝いしている、山梨市牧丘の澤登さんが、環境gooの特集記事で、無農薬有機栽培に昔から取り組んでいると紹介されているのを見つけました。

記事では、巨峰栽培や無農薬で作ったワインの草分け、と紹介されていますが、「大地を守る会」を通じて、澤登さんのところから果物を購入しているという友人によれば、キウイの栽培でも草分け的存在だそうです。
ちなみに、以前日記にも書いたように、カンガルーバッグとよばれる前掛けをつけて、「たわわ」に実ったキウイをもいでいくのがなかなか楽しいです。



また、妻のお友達というご援で、埼玉県・鳩ケ谷にある有機農家さんにお手伝いに行ったことが何回かありますが、こちらが、今度の土曜のTV東京「アド街ック天国」で紹介されるようです。

http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/next/

比較的東京から近い住宅地のほど近くで、ヤギを飼ったり、餅つきのイベントを開催したりするなどをされています。裸足で田んぼに入って田植えをさせていただいたこともあります。

稲刈りの様子


これまでご縁をいただいた農家さんが、このように大きく取り上げられるのは嬉しいですね^^;

 

上芦川集落を散策

2012年05月20日 | 山梨・芦川にて
おごっそう家でランチの後は、山あいの上芦川集落を散策。道が細く、アップダウンも激しいですが、鳥の声と川のせせらぎをき背景に、昔からの家並みや狭い集落独特の看板を見ながら、のんびり歩きます。抱っこして散策している間に、息子も寝息を立て始めました。
 
集落の一番上には、半年前のイベントで植樹したもみじの苗木が、半年ほどで2倍くらいに成長していたほか、その時一緒に植えた芝桜も花を咲かせていて、着実に根付いているのを感じました。
 
帰り路、植樹の時に一緒に木を植えたおばあちゃんのお宅に、ふらっとご挨拶に立ち寄ってみました。残念ながらおばあちゃんはお留守でしたが、お家の方がとても 温かく対応してくれて、「まあかわいい!」と息子も抱っこしてくれました。

こういう小さな集落では、赤ん坊を連れていると、多くの人が声をかけ、抱っこしてくれるのがとても温かく感じます。息子も、心地よかったのか、誰に抱かれてもお利口にしていました。
 
集落の保育園では、八重桜が満開でした。こういうところでは待機児童の問題なんてないんだろうなあ。。。
 
ちなみに、その夜家に帰ったら、植樹の時のおばあちゃんから、わざわざお電話をいただきました。突然ふらっとお邪魔しただけなのに、温かいお言葉をかけていただき、感謝です。

芦川のおごっそう家でランチ

2012年05月20日 | 山梨・芦川にて
本栖湖近くの富士芝桜まつりの会場から、45分ほどで、芦川町の直売所「おごっそう家」に到着。一昨年に、山梨県のグリーン・ツーリズムコンテストで、芦川を舞台にした体験ツアーを企画して以来、いつも温かく迎えてくれます。
 
今日はここでランチ。素朴な料理が多く、食べる場所も直売所の中と軒下にテーブルが並んでいるだけですが、地元野菜がふんだんに味わえるからか、いつも結構賑わっています。
 
この日は、特産のこんにゃく田楽、地元野菜をたっぷり使ったカレー、野菜かきあげ入り天ぷらうどん、にんじんとじゃがいもをつかったコロッケ「にんじゃくん」と、シソジュースをいただきました。カレーもうどんも350円という学生食堂なみのお手軽な値段です。


 

 


富士山を眺めながら

2012年05月19日 | 小さな旅

河口湖畔の民宿を後にして、西湖の北岸を通り、精進湖・本栖湖を経て、富士芝桜まつりの会場へ。結構離れていると思ったけど、宿で聞いた通り、河口湖畔の大石公園から30分ほどで着きました。

今年は寒さなどのために花の生育が遅れているようで、例年ならゴールデンウイークが見ごろなのでしょうが、私たちが行った5月半ばでも全体で「4分咲き」とのことでした。それでも、駐車場に行くと、平日の朝から結構車が来ています。

ここの見どころは何と言っても、富士山をバックに一面いろんな色の芝桜が埋めつくすことでしょう。私たちが着いたときは、雲が出て来つつありましたが、富士山を拝むことができました。

竜神池という池の周りが、赤・白・ピンクの芝桜のコントラストで彩られていました。


富士山の近くで

2012年05月17日 | 小さな旅

5カ月の長男を連れた初の家族3人旅行、吉田のうどんを満喫した後は、そろそろ息子も疲れて来たので、早めに河口湖畔の宿を目指します。

今日は、”子連れOK”となっていた民宿やまと。河口湖畔の静かな大石地区にあります。この辺りは、芦川町への若彦トンネルも通じているし、雰囲気の良いカフェや、富士山を正面に望む大石公園もあり、賑やかな河口湖大橋周辺より、落ち着いていてなかなか良いです。

建物自体のつくりは古いのですが、ご飯も、揚げたての天ぷら、焼きたてのヤマメ、馬刺しなど、盛りだくさんでした。

お風呂は、子どもと一緒に入れるように家族風呂を選んだのですが、寝起きの機嫌が悪い時に入れたために、ぎゃん泣きしてタイヘンでした。。。

しかし、何と言っても、富士山が正面に大きく望めるのがいいですね。大月インターを降りたら急に巨大な富士山が見えて、感動しましたが、やはり端正な富士山を正面に見ると、もう見慣れたかな、と思ってもついカメラを向けてしまいます。息子にも「ほうら、富士山、大きくてきれいだね」と見せましたが…認識してないか(笑)。

そういえば、来る途中の都留市にあった環境調和型のエコハウスでは、薪ストーブに使うペレットも、富士・箱根周辺の端材を使った「富士山ペレット」でした。

 

 


初めての子連れ旅行

2012年05月16日 | 小さな旅

息子も5カ月になり、そろそろ近場に一泊旅行に行ってみようということで、山梨にドライブに行きました。

まずは都留市のリニア見学センター。2027年に開業予定のリニア新幹線の一部が間近に見られます。

もとは実験線として作られ、昨年9月までは実際の走行試験も見ることができたようですが、設備を延伸しているので、走行試験は来年までお休みのようです。

その後、うどんで有名な富士吉田で昼食。讃岐うどん好きとしては食べ歩きをやりたいと思っていました。

まずは、下吉田駅近くの新倉屋へ。住宅街の真ん中にあり、看板が出ていなかったら普通の民家としか思えません。

看板を頼りに覗きこんでみると、田舎のおばあちゃんちにある広い座敷にいくつか机が並べてあって、お客さんがそこでうどんをたべている、という心温まる風景でした。

名物のいかの天ぷらが終わってしまったとのことで、冷やしたぬきと肉付けうどんを注文。ちなみに、付けたれに入っている肉は、吉田うどんの場合、馬肉だそうです。

和風だしがきいて美味しかった。とおもったら、間髪をいれずに、相方が、「びっくりするほどすぐ終わっちゃった。次の店行こう。」

ということで、2件目は、明治25年創業の老舗、はなやへ。これも、のれんさえなければふつーの民家ですね。

ここの名物は、鰹節をかけた「ゆだめうどん」だそうです。さぬきうどんでも、「ゆだめ」や「釜揚げ」としてありますね。これもさっぱりと醤油をかけていただきました。

どちらも、350円程度で手軽に、座敷にあがりこんでゆったりと、たべられるのがよかったです。讃岐うどん好きとしては、また食べ歩きをして、店ごとの特徴を楽しみたいです。


都会の真ん中で畑

2012年05月12日 | 農のある暮らし

品川区にも区民農園がある。練馬区や世田谷区は、昔ながらの農家が残っており、そこに区民農園があるが、品川区の場合は、国道沿いの小さな公園に無理やり土を入れて、猫の額ほどの区民農園を30区画ほど設けている。

しかし、安心安全な食を求めるからか、農のある暮らしへのあこがれからか、かなり倍率は高いようで、自分も応募したことはあるが、当った試しがない。

今年はハナから諦めて応募しなかったが、近所の友人が当選(それも「繰り上げ当選」らしいが)したので、先日その畑のお手伝いに行った。

寒冷紗(虫よけ・日よけ・保温を兼ねたネット)をめくると、種をまいて3週間ほどたった畑は、小松菜、大根、水菜などが元気よく顔を出していて、狭い空間ながらも緑色の生命力を感じる。

この区民農園、5㎡ほどの大きさで、使用料が年間3万円くらいするので、冷静に考えると、素人がやっても、狭い場所でそんなにたくさん収穫できるわけではないし、種を買って、蒔いて、耕して、収穫して、泥を落として・・・という作業の手間を考えると、同じ野菜を食べるなら「買った方が安い」ことは容易に想像できる。

しかし、敢えて、都会の真ん中で、自分で野菜を育てる、植物の生命力を間近に感じる、というところに意味があるのだと思う。

実際に土と緑の臭いを嗅いで、その感覚を思い出した。

 

 


地域のブランディング

2012年05月10日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
マーケティング・コミュニケーションを通じて、観光振興や地域活性化をコーディネートする方のお話を聞く機会があった。聞いたお話を自分なりにまとめると、

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●ブランドとは、その地域の価値を明快に伝え、かつ品質を保証する「差別化」であり、
 その手段として、CI(コーポレート・アイデンティティ)戦略やシンボルマークやキャッチコピーなどを
 用いた、マーケティング・コミュニケーション戦略がある。

●問題解決のために、ブランディングの視点で、商品の魅力を高める。そのように考えれば、マーケティ 
  ング戦略も明確になる。
 
●CIとは、うわべだけ良くするのではなく、中身をしっかりとして、品質を保証できる仕組みを整えること。
 
●行政の場合、そのためには、縦割りや前例主義にとらわれない斬新な発想や、何を目指し、民間に何を求めるかという明快さが必要。
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などなど。


これを聞いて思ったのは、自分の生き方やファッション、ブログやツイッターの発信についても、「ブランディング」や、目的を明確にした「マーケティングコミュニケーション戦略」が必要では、ということ。

例えば、自らの振る舞いや、自らの書いた文章は、人・地域・自然との「つながり」の重要性を示すに十分だろうか。

随時見直してみたい。


工場見学デビュー

2012年05月03日 | 小さな旅

五か月の長男を連れての工場見学、キッコーマンの次は、雪印メグミルクです。

建物に入ると、まず牛のお出迎え。

こちらはゴールデンウイーク中でも動いているので、稼働中のラインが見えます。当たり前ですが、牛は毎日乳を搾るので、工場も年間365日稼働しているそうです。今回は、紙パックのジュースが充てんされてケースに入れられるところや、給食用の牛乳がラインを次々と流れていくところを見ることができました。やはり、工場見学は、製造ラインが動いているところを見ることができるととても楽しいです!

この工場では、牛乳だけでなく、ヨーグルトやジュース、カップのコーヒーも作ってるようです。牛乳パックをリサイクルした帽子も置いてありました。きようび、どこの工場でも、リサイクル・廃棄物削減に力を入れていますね。

最後には、作りたて?の牛乳が紙コップ1杯配られます。一時間近く、アップダウンがある建物の中を歩き回った後だったからか、作りたてだったから?か、美味しく頂きました。さらに、そのあとは、毎日骨太、おなかにやさしい牛乳、脂肪分カット牛乳、コーヒー牛乳などの加工乳(牛乳に脱脂粉乳やバターなどの乳製品を加えたもの)、乳飲料も少しずつ味見させてくれます。

最後には、ジュースを2本ずつ、赤ちゃんの分まで3セットもらいました。なかなか面白く、美味しい体験でした。