「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

老舗醤油屋と流行りの洋菓子屋を訪問!

2013年04月29日 | 福井でのすろーらいふ

土曜日は、生協の産直・メーカーバスツアーに参加して、福井市内の老舗醤油屋と、地元で人気の菓子店に「産業観光」してきました。

まずは、福井駅からも遠くない市街地にある醤油屋さん「ヤマギク醤油」。市内に11ある醤油やのうち、自分のところで仕込んでもろみ造りを行う4件の一つだそうで、昔ながらの作り方や品質管理が評価されて、日本醤油技術センター認定のJAS認証も受けているようです。門が前も歴史を感じさせます。

 

もろみは最低1年寝かせて、じっくりと発酵させてから絞るそうです。ただ、大手企業のような設備は持てないので、絞ったばかり生醤油は、品質を安定させることができないため、出荷していないそうです。ちなみに、北陸の醤油は九州に次いで「甘い」そうです。本醸造の醤油でも、原料に「砂糖」と書いてあってびっくりしました。

次は、地元で人気の洋菓子屋、西洋菓子倶楽部の工場を見学。

シュークリームがオーブンで次々と焼きあがったり、小さいお菓子が機会で成形されて次々とできていたり、クッキーが焼かれる寸前になっていたりと、昔見た工場見学みたいでわくわくします。

  

ちなみに、こちらで人気の「稲ほろり」は、材料に福井のコシヒカリを使っているのがミソで、高速道路のSAなどで人気のようで、小さい粒が次々と準備されていました。

最後はケーキセットをいただき終了、美味しい香りが漂うツアーでした。


久しぶりにプチ贅沢を・・・

2013年04月26日 | 福井グルメ

仕事のお付き合いで、あわら温泉の旅館で懇親会、という運びになり、久しぶりに和食のフルコースをいただきました。見た目も素敵だったので、少しご紹介。

まずは前菜と乾杯用の女将手作り梅酒。

お椀物には、京都の料亭で愛用されているという高級食材「若狭ぐじ」がと筍を面白い形に巻いたものが入っていて、上品なお味。

刺身は、越前港朝獲れのかわはぎの刺身+肝、甘エビ。

イセエビを焼いたものも出てきました。

肉料理は、若狭牛と筍の重ね焼き。

酢の物は、彩りもきれいな貝の盛り合わせ。

地酒飲み比べセットもありました。

あわら温泉では、女将の会の女将さん方が、みなさん利き酒師の資格をとりましたからね。。。

 


病院にて

2013年04月24日 | 福井でのすろーらいふ

今日息子がヘルニアの手術を受けた関係で、昨日、今日と県立病院に暫くいました。入院に付き添うのは、およそ1年半前の妻の出産時以来です。

リニューアルされた福井県立病院はこぎれいで、病室にいても(個室で周りも気にしなくて済むため)結構快適に過ごせます。でも、同じフロアに20床くらいありそうですが、廊下から見る限りほぼ満室。。。廊下を歩けば、点滴を入れた子供を抱いたお母さんにすれ違います。

普段はいたって健康で、入院などの世話になったことがない私としては、「こういう世界もあるのね」と思うところも多々あります。自らの健康に感謝だな。。。

 


越前陶芸村しだれ桜祭り

2013年04月22日 | 福井のミミより情報

週末、もう桜も終わりかなと思いつつ、越前市の陶芸村に行ってみました。越前焼に関する資料館のほか、お好きな作家の越前焼のコップで淹れ立てのコーヒーが飲める自動販売機などもあります。

しだれ桜は、公園の奥に群生していました。もうかなり花も終わりに近い感じでしたが、一斉に咲いたらきれいだろうな~と思いました。

 

そのほかにも、餅付き→振る舞い餅、クラフトや米粉パンの店などが屋台にて出店しており、それなりに賑わっておりました。


鯖江菜ばな祭り

2013年04月21日 | 福井のミミより情報

桜の花見もそろそろ終わりということで、鯖江の菜ばな祭りに行ってみました。

日野川沿いの土手に、鯖江市が地域ブランド野菜として広めている鯖江菜ばなが咲いています。以前から、鯖江市の道沿いや田んぼの土手によく黄色い菜の花が咲いており、きれいだなーと思っていました。

その河川敷でテントを出して、地域の名産品等を販売しています。もちろん、鯖江菜ばなもありました。

こちらは、おからが出ず、その分大豆成分が濃い豆腐。美味しかったです。試食していたら、抱っこで寝ていた子供が起きちゃいました。。。

ミニ電車乗車体験もあり、地域のこじんまりとしたお祭り、という感じでした。


糸先の仏舞

2013年04月18日 | 福井のミミより情報

今日は、2年に1回、西暦の奇数年に開催される、国の重要無形民俗文化財である糸崎の仏舞を見に行きました。

福井市の越前海岸、鷹巣海水浴場からほど近い糸崎寺は、小山の上にある小さなお寺です。周りはのどかな田園風景と海岸ですが、この日ばかりは田んぼの真ん中に路上駐車の列ができていました。

真言宗の小さなお寺の境内には石造りの舞台があります。境内は桜の木が植えられており、例年であれば、桜を見ながら仏舞を見ることができそうです。開花が早かった今年はもう散っていましたが。

仏舞は、黒い衣装に金色の仏の面をつけて舞う、国内でも貴重なものです。8世紀に糸崎寺の本尊である千手観音が海から現れた際、菩薩や天女が舞い降りて喜びの舞をしたことが由来だとか。

僧侶の読経の後、遍路衣装を着た女性や子供がリンを鳴らし、歌を歌いながら歩いて舞台にのぼり、舞台で整列して歌った後、また本堂へ戻っていきます。

   

その後、いよいよ黒装束と金色の面をつけた仏が登場。白い面をつけた子供も誘導されながら行進しています。

 

8人の踊り手がそろうと、舞台の上で輪になって優雅な舞が繰り広げられます。

  

30-40分舞った後、お寺の住職、雅楽の演奏隊に続き、仏が本堂へと引き上げます。生演奏の雅楽が鳴り響く中、厳かに行われました。

  

なかなか見られない光景が見られて良かったです。33戸の小さな集落でこのような伝統文化が承継されているのは立派なですね。


越前大野では桜も終わり

2013年04月17日 | 福井グルメ

週末の土曜日、越前大野に行きました。

大野城(亀山城)がある亀山公園、新聞では「満開」となっていましたが、行ってみたらかなり落花が盛んでした。

ただ、せっかくなので、お城の上まで登ってみることにしました。

盆地の中の山の上にお城が建っているため、再建された3階建ての天守閣の上からは、360度見渡せます。雪をかぶった白山や日本百名山の荒島岳などに囲まれた大野市街が一望。

山の上までは麓から20分ほど歩きますが、いい運動になります。再建された天守閣であるため、天守閣の内部はコンクリートの無粋な作りですが、最後の大野藩の領主となった土井家伝来の品などが展示されています。

市街地から少し離れると、水を張り始めた田んぼに雪山が映り、菜の花と桜の背景を飾っていました。まさに、里山の春、という感じですね。

 


福井市内の農園でのんびり

2013年04月16日 | 福井でのすろーらいふ

日曜日は福井市最大のショッピングセンターが立ち並ぶエリアからほど近い「さかい農園」さんで、ジャガイモの植え付けイベントがあるとうかがい、行ってみました。

ここは、福井市街地のはずれで、目の前に広々と畑や田んぼが広がるなか、ヤギやニワトリなどの小動物がいたり、貸農園をやったりと、土や自然と身近にふれあえる場所tのようです。

 ヤギは、親子・白黒含めて4,5匹いました。

  ニワトリもいろいろ、鳴き声もにぎやか。

 ひよこは子供たちが触れるように置いてあり、人気者でした。

温かな春の日差しとのんびりした雰囲気の中、購入した種イモを割って、消毒用の石灰をつけて土の中に埋める、という作業をしていきます。6,7組の親子がわいわいとやっていました。

ジャガイモを埋めたら、地面に誰が植えたかわかるように、かわいい立て札を立てました。

最後は石窯ピザをいただきました。

 

緑の風景と暖かい風の中で、美味しくいただいました。

 


一乗谷と竹田ではしだれ桜が満開

2013年04月14日 | 福井のミミより情報

奥越前地方の桜は散り始めていましたが、福井市から山沿いに行くと、まだ見ごろのところもありました。

戦国時代の朝倉氏の城下町・一乗谷では、道沿いに植えられたしだれ桜(武士は「垂れる」「落ちる」という言葉を忌み嫌うので、「糸桜」といったそうです)が満開です。

  

山沿いの庭園跡にある桜もまだ残っていて、山に囲まれた庭園全体にピンク色の花が咲いたようにキレイです。

また、丸岡城から山を越えたところにある山あいの竹田の里では、山沿いの公園に植えられたしだれ桜が満開です。

  

50mほどのしだれ桜の並木道を通り抜けた後、芝生の広場の周りにも30本ほどのしだれ桜が植えられていて、のんびりとお花見を楽しめます。ただ、山あいの一本道を通った奥にあるため、付近はひどい渋滞になっていました。平日や早朝に行くのがおススメかな。

  

一乗谷、竹田とも、しばらくライトアップも楽しめるようです。


勝山弁天桜

2013年04月14日 | 福井のミミより情報

福井市内の桜はかなり落花が進んだので、奥越前地方の桜を見に行きました。

九頭竜川の土手沿いに桜並木が立ち並ぶ勝山の弁天桜では、桜吹雪が舞う中をそぞろ歩きができました。2.5mほどの土手の上の歩道沿いの両側に桜が植えられ、ちょうどよい「桜のトンネル」になっています。場所によっては、水仙の花も道の両側に植えられ、桜と水仙の両方が楽しめます。

頭上には、地元の商店の名前が大きく書かれた、かなりレトロな雰囲気の看板がつるされ、うるさくない程度の屋台とともに、昭和な感じを醸し出しているのがまた落ち着きます。河原には多くの車が停まっていますが、(福井では不思議なくらい常にそうなのですが)大した混雑でもなくのんびり歩けます。

また、こちらのもう一つのウリが、九頭竜川を横断するように掲げられた鯉のぼり。水仙と桜と鯉のぼりという春の風物詩が一度に、のんびりと楽しめました。