「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

池田のエコキャンドル

2013年09月30日 | 福井でのすろーらいふ

福井県池田町のエコキャンドルに行きました。

これは、町内で回収した廃油を使ったキャンドルを町の人みんなで作り、約25000個ものキャンドルを灯すイベントです。町の中心にあり、約500年前の室町時代の建物がある須波阿須疑神社は、キャンドルの灯りで幻想的な空間になります。隣の広場には、巨大なキャンドルアートが出現するほか、野外ステージでの音楽の演奏や、池田町自慢の食のブースもあり、普段静かな山里の秋の夜が賑やかに彩られます。

大きなキャンドルアート。池田町の環境キャラクター、カエルをイメージしていますが・・・わかりにくい?

こちらの流行語は分かりやすい・・・

いろんなアートがありました

 

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須波阿須疑神社へと続く道もライトアップされています。

ちなみに、室町時代の社殿には、池田町で作られている能面が展示されており、雰囲気十分です。

 

 

 


福井といえば油揚げ

2013年09月26日 | 福井グルメ

加賀の一向一揆で有名な浄土真宗をはじめ、仏教文化が色濃く残る福井。

その精進料理の影響か、福井は油揚げの消費量が日本一だそうです。スーパーでは、油揚げ売り場の面積が広く、厚揚げ、薄揚げなど、さまざまな種類の揚げが並びます。食べ方はと言えば、出汁で煮るのが一般的ですが、アツアツの揚げにショウガや大根おろしを乗せて、醤油をかけて食べるのも美味しいです。

その中でも、日本で唯一の油揚げレストラン、とうたっている店が丸岡の山の中にあります。TVケンミンショウなどでも取り上げられて、休日は2,3時間待ちという人気店です。スーパーでも売られていますが、25cm四方、厚さ4cmという巨大サイズです。

その人気の油揚げレストラン、谷口屋の油揚げを並ばずに食するならこんなツアーもあります。

丸岡城を訪れて、名物料理を味わう粋酔の旅

http://www.fuku-e.com/230_tour/index.php?id=30

 


丸岡城をめぐる旅

2013年09月25日 | 福井のミミより情報

福井県の北部、あわら温泉と永平寺の真ん中あたりにある丸岡城は、現存する日本最古の天守閣があるということで有名です。

国の重要文化財に指定されている丸岡城は1576年に、柴田勝家のおい、勝豊が築城したものですが、1923年の福井地震の時に一度倒壊して、元の部材を使って元の建築様式で建てなおされています。そのため、現存天守閣が完成したのは1617年ですが、その二階部分までは1537年に完成したと言われる国宝・犬山城と、「最古の天守閣」論争があるようです。

今の丸岡城は、堀も埋められて住宅街の中に静かに鎮座しているため、松本城や姫路城に比べると、遠目にはよく目を凝らしてみないと分からないほどこじんまりとしたお城ですが、歴史の風情に溢れています。また、春の桜の時期には、「日本の桜の名所100選」に選ばれており、城一帯が桜で囲まれ、見事です。

この城をもう一つ有名にしている故事が、「一筆啓上 お仙泣かすな 馬肥やせ」という、徳川家康の家臣本多作左衛門重次が、陣中から妻にあてた手紙です。お仙というのが、のちに初代丸岡藩主となったことから、丸岡城のわきにこの石碑が建てられています。

また、この故事をもとに、毎年、「日本一短い手紙」コンクールが行われ、全国から何万通もの応募があります。(サラリーマン川柳のような・・・)この優秀作品は、お城の周りにも掲示されていて、観光客の目を楽しませています。

丸岡城を訪れて、地元の美味しいものを味わうなら、こんなツアーもあります。

http://www.fuku-e.com/230_tour/index.php?id=30

 

 

 

 


Be the change that you wish to see in the world

2013年09月23日 | 福井でのすろーらいふ

Be the change that you wish to see in the world

「世界に変化を起こしたいならば、まずは自分から変わりなさい」 (by マハトマ・ガンジー)

私が好きな言葉でもあります。

 

最近仕事である会議に出ましたが、会議の出席者は、「県に○○をやってほしい」、「××に~をしてほしい」と互いに言ってばかりいるように私には聞こえました。

また、昨日はある環境の講座に出席しましたが、年配の聴講者が多いからでしょうか。「国の長年の施策のせいでこうなってきたのではないか」、「そんなことを言っても行政の施策がこうなっているのでどうしようもない」という意見が多く出されました。

見方によっては、大所高所からの議論と言えなくもないのですが、私には、「これからそれぞれが何をすべきか」、「各自環境保全のために何ができるか」を考える会議・講義ではないのか?と思えて仕方ありませんでした。

かく言う私も、批評ばかりして自分は何をやるのか、と言われないようにしたいと常々思っています。


秋は神社仏閣を訪れる時期

2013年09月21日 | 福井でのすろーらいふ

もうすぐお彼岸、ということで、スーパーなどではおはぎが並ぶようになりました。お寺へのお参り用品なども店頭をにぎわしています。

また、近くの神社の秋の例大祭についてのチラシもポストに入っています。神事、もちつき&ふるまい、バザーのほか、子供相撲や福引など、子供も大人もそれなりに楽しめるイベントが並んでいます。

神社に関しては、地区ごとに氏神様が決まっているようで、自治会費からは自動的に近くの特定の神社にお納めする金額が引かれています。また、お祭りの当日に神社にお金を持ち込む地域もあります。その場合、その地区以外の人たちは、ちょっと祭に参加しづらいのですが。

いずれにせよ、福井らしく、神社仏閣が深く生活に根付き、またコミュニティのまとまりが強いことを感じさせます。

秋の3連休・行楽シーズンを控え、うちも近くの神社の祭りに行きたいのですが、息子が39度の熱を出しておりどうなるか。。。朝晩の気温差の大きい時期ですので、ご注意を。


北潟湖畔観月の夕べ

2013年09月16日 | 福井のミミより情報

あわら市の北潟湖で行われた、観月の夕べに行きました。

午後から、北潟湖畔公園の特設ステージで、民謡ショーやあわら温泉の女将による踊り、芦原芸妓の芸の披露、地域のフラダンスサークルの発表など、芸能ステージが続きます。

また、会場には、ろうそくの灯りをともしたグラスキャンドルがたくさん置かれ、秋の夜を彩っています。たくさんの出店も並んでいました。(小さな子供を連れていたので、会場にはいかず、高いところから見ていたのですが)

8時半からの花火めがけて、続々と人が集まってきます。北潟湖を見下ろす湖畔公園の高台は絶好の花火見物場所のようで、カメラマンや見物客が大勢つめかけ、地面や石段などのいたるところに人々が腰をおろしています。

8時半から、湖上でのの打ち上げ花火がスタート。湖の湖面で爆発させる水上花火もあり、高台から夜風に吹かれながら見物するのが快適です。

 

30分ほどの間に2000発を打ち上げて終了。大規模な花火大会ではありませんが、湖の上で上げる花火や水上花火をのんびり眺めることができて、夏の締めくくりにはなかなか良いです。

珍しく夕方までたっぷり昼寝したうちの1歳9カ月の息子も、「どーん」とか「ばいばーい」と花火に向かって叫びながら興奮してみていました。

しかし、すっかり福井のこじんまりとした花火大会に慣れてしまい、1時間半も続くうえに立錐の余地がないほど混む都会の花火大会にもう行けそうもありません。。。


あすわ萩まつり

2013年09月16日 | 福井のミミより情報

萩の寺として有名な福井市足羽地区の瑞源寺で行われている、あすわ萩まつりに行きました。

瑞源寺は、758年に白山信仰を開いた泰澄大師が創建したと言われる古いお寺で、越前松平家第5代藩主の松平吉品が再興し、松平家の菩提所の一つとされている由緒あるお寺です。

このあたりは古いお寺や神社が多いので、あまり目立つお寺ではありませんが、珍しいのは、福井城本丸の遺構が残っているということです。お寺の本堂は「本丸御小座敷」を、署員は「大奥御座の間」を1860年に移築したものらしく、現存する唯一の福井城の建物だそうです。福井の街中は、戦争時の空襲や福井地震の震災で古いものはあまり残ってないのですが、市街のはずれにあることで焼失をま逃れたんですね。

ちょうど萩が満開で、派手さはないですが、なかなかきれいでした。夜にはライトアップもされるようです。

また、萩まつりに合わせて、住職による寺の文化財の説明のほか、地元のそば打ち名人によるそばの販売や、これも地元のおばちゃんたちが作ったと思われるおはぎのプレtゼント、地域の人たちによる吟舞いやしの笛・二胡の演奏会なども行われているようです。単なるお寺のお祭りではなく、ちいきのお祭りになっているところが、地域コミュニティがしっかりと残っている福井の良さを感じさせます。

 

 


宇奈月渓谷でトロッコ列車に乗車!

2013年09月09日 | 福井近県の旅

宇奈月温泉では、渓谷を走るトロッコ列車に乗りました。絶景を楽しむのはもちろんですが、最近電車が好きな1歳9カ月の息子が喜ぶ顔を見るのも楽しみでした。

朝9時台の列車が混むと聞いたので、前日に予約しに行きましたが、9月初めの平日とあって、余裕で席を取れました。駅に着くと、改札口の上に3種類の列車の写真が大きくパネルで展示されているのを見つけた息子が、トコトコ歩み寄って「でんしゃ!」と指さしながら叫んでいました。連れ合いは、息子が喜ぶだろうと、改札口のわきの売店に、トロッコ列車のチョロQを買いに走ります。

そうこうしているうちに発車時間が近づいたので、子供の手を引きながらホームに降りると、間近に見る列車に、またまた息子が「でしゃ!」と叫び、「バイバーイ」と手を振ります。いきなりの興奮でこちらもおかしくなりました。

さて、宇奈月温泉駅を発車した列車は、黒部川を右に見ながら、右へ左へカーブしたり、トンネルの中を走ったりして、上流へと向かいます。興奮していた息子も、列車に乗ってしばらくすると、振動が心地よいのか、眠りに落ちました。

渓谷沿いに緑濃い山々を見ながら、1時間ほど乗って鐘釣駅に到着。

そこからしばらく山道を歩くと、川越しに万年雪が見えます。

さらに15分ほど歩くと、黒部川の河原に温泉が湧いている地点に到着。山道を河原に降りて、川に足を浸すと、川の水の冷たさと、河原の一部から湧く温泉の熱い水が混じりあい、冷たかったり、ぬるかったり、適温だったりと、野趣触れる川の足湯が楽しめました。

帰りも、渓谷沿いのトロッコ列車から風景を見ながら宇奈月へ。息子も退屈せず景色を眺めていました。帰りはお父さんがウトウトしてしまいましたが、片道1時間のトロッコ列車の旅は、退屈することもなく、のんびりと景色を見ながら楽しめました。

 


畑も夏が終わり・・・

2013年09月09日 | 福井でのすろーらいふ

3週間ぶりに畑に行きました。

夏の間すごい勢いで伸びていた雑草の勢いも弱まり、畑の作物か草かよく分からないという状態は少し落ち着いていました。

雨が降って枝豆も太りました。収穫にしばらく来なかったので、豆が異常に太っていたり、豆から芽が出ているものも・・・。

モロヘイヤが元気に伸びている横で、ニラの白い花が満開です・・・

3週間前に播いたそばが芽を出し、15cmjほどまで伸びていました。

 

かがんで作業しているとじんわりと汗がにじみ出てきますが、汗が滴り落ちてくる真夏に比べれば、作業がなんと快適なことか・・・。

久々の畑で、夏の終わりを感じました。


宇奈月温泉

2013年09月08日 | 福井近県の旅

富山の温泉と言えば、宇奈月温泉。もうすぐ、「黒部宇奈月温泉」駅という新しい北陸新幹線の駅もできます。

宇奈月温泉は、黒部川の電源開発に伴ってできた温泉街で、黒部川沿いにいくつかの宿泊施設が立ち並んでいます。

ホテルに泊まった翌朝、ホテルの方(支配人?)が近隣の見どころをガイドしてくださるツアーがありました。まずは、川沿いを上流にさかのぼり、車道の一番奥の日帰り温泉があるところへ。山並みから出てくる太陽を望むので、「何回も日の出が見れますよ」とのこと。

次に、温泉街の上流部にある、もともとトロッコ電車が通っていたトンネルを歩きます。いまはやまびこ遊歩道という散歩コースになっていますが、意外と狭いところを電車が通っていたことを実感できます。

トンネルの明かり鳥の窓から見えるトロッコ列車の鉄橋は大迫力。

そして、朝一番の作業員を乗せたトロッコ列車を見送って宿へ向かいます。

さわやかな散歩の後で、朝食も進みました。