「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

夏越えのお祓い

2013年06月30日 | 福井でのすろーらいふ

今日6月30日は、今年上半期の穢れを落とす「茅の輪くぐり」による「夏越えの大祓い」が各地の神社でやられています。せっかくなので体験してみようと、福井の市街地の真ん中にあり、地元の人からも親しまれている足羽神社に行ってみました。

参道に茅の輪を置いて参拝者に通ってもらうというのはよくありますが、こちらでは、初穂料を納めて、宮司さんの案内とともに、地面に置かれた茅の輪と、本殿前に建てられた茅の輪をくぐるというお参りをしていました。

足羽神社には、今朝からこれをやるのに一が続々と来ているようです。夕方我々が行った時も、コンスタントに次々と人が来ていました。さすが、神社仏閣が人口比で一番多い福井県。

さて、私たちもお参りすることにしました。まずは、自分の身代わりとなる人形(ひとがた)に名前と年齢を書き、神社お納めします。今晩、宮司さんはこの人たちの名前を読み上げて、今年上半期の穢れをとり、厄を払い、この夏が健やかに過ごせるようにというお祈りを捧げるそうです。そして、今夜9時半から、足羽川の河原でこの人形を足羽川に流す神事があるとのこと。

次に、本殿前でいよいよ茅の輪くぐりです。まずは宮司さんによる説明。地面に置かれた茅の輪は池を、本殿前の茅の輪は滝を象徴しているようで、池から滝をくぐって回ることで、滝上りのように威勢良く発展するように、という意味があるそうです。

さらに、本殿前に置かれた葦の束でできたご幣を本殿前に手で押し頂いたあと、その葦で自分の左肩、右肩、左肩とお祓いをして左から滝をくぐるように茅の輪をくぐります。そして本殿前で一礼してもう一度葦のご幣を押し頂き、今度は右から滝をくぐります。それを2,3度繰り返し、体の悪いところを葦のご幣でなでた後、ふつうに柏手(二礼、に拍手、一泊)して終了です。

さすがに宮司さんと本殿前でこういうことをやると、清らかな気分になります。ちょうど福井へ家族で引っ越してきて一年。明日からまた新たな気持ちでスタートできますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


震災記念日 in 福井

2013年06月29日 | 福井グルメ

今日は、福井では震災記念日。昼間の無線で、黙とうが呼びかけられ、TVのローカルニュースでも、慰霊祭の様子が放映されました。65年前の今日、1948年6月28日、丸岡付近を震源とする福井地震が発生し、3700人以上が亡くなりました。

・死者3700人は、東日本大震災、阪神大震災に次ぐ戦後3番目の規模

・死者の殆どは、福井市と坂井郡(人口20万人ほど)に集中し、被害率1%以上というのは例を見ない

・福井平野の建物の全壊率は6割以上

・丸岡城や北陸線九頭竜川橋梁が倒壊

・福井市で震度6を記録したこの地震をきっかけに「震度7」が新設された

という大規模なものでした。

東京にいるときは、教科書で知っていたくらいでしたが、関東大震災が発生した9月1日が「防災の日」として職場でも学校でも避難訓練を行うように、こちらではこの時期に防災訓練が多いようです。

今日の慰霊祭は、福井地震と、その3年前の戦争による福井空襲の被害者を偲び、防災への備えや不戦への誓いを新たにする、というものだそうです。

沖縄に住んで、6月23日が慰霊の日、ということが刻み込まれました。郷に入っては郷に従え、といことで、福井の震災記念日も覚えておこうと思います。

 

 


自然の恵みに感謝

2013年06月23日 | 福井でのすろーらいふ

梅雨に入ってまとまった雨が降り、カラカラ日和の心配も落ち着いたこの週末、畑に出かけました。

さつまいも、枝豆はしっかりと根付いて力強く芽を伸ばしています。

モロヘイヤ、クウシンサイ、水菜、ネギ、ニラなどの葉物もずいぶん元気よく伸びています。

ズッキーニはやはり枝ぶりが巨大ですね。もう少ししたら、また食べられるかな?

当初予定のジャガイモ掘りは、まだ葉っぱが緑色だったので、少しだけためしに掘りました。

それでも、チンゲンサイなどの間引き菜、いただいたつるなしインゲンなどとともに、新じゃがをいくつかいただきました。

今日は福井の恵みに感謝です。


夏至の夜にはキャンドルナイト

2013年06月22日 | Slow Life

今日は夏至。「でんきを消して。スローな夜を。」というキャンドルナイトの日ですね。うちでもやってみました。

キャンドルナイトを通じて、節電や環境問題を考えようという動きが東日本大震災の際に一気に広がりましたが、最近ではそのような空気が忘れ去られているように感じます。キャンドルナイトを実践することを通じて、改めて考えてほしいと思います。

私たちは震災の前から、キャンドルナイトを通じて、ろうそくの光と言う新しい楽しみを見出しながら今の暮らしを考え直そうという運動をやってきました。

「私たちは 100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2003年の夏至の日、6月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で
生きる人びとのことを思いながら。(中略)
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。」
100万人のキャンドルナイト呼びかけ文より)

一過性の動きで広がったことは、一過性の動きで消えてしまいます。一時のブームではなく、キャンドルナイトを通じて日々の暮らしを考えるということを地道に続けていきたいと思います。

 


夏至の夜にはキャンドルナイト

2013年06月22日 | Slow Life

今日は夏至。「でんきを消して。スローな夜を。」というキャンドルナイトの日ですね。うちでもやってみました。

キャンドルナイトを通じて、節電や環境問題を考えようという動きが東日本大震災の際に一気に広がりましたが、最近ではそのような空気が忘れ去られているように感じます。キャンドルナイトを実践することを通じて、改めて考えてほしいと思います。

私たちは震災の前から、キャンドルナイトを通じて、ろうそくの光と言う新しい楽しみを見出しながら今の暮らしを考え直そうという運動をやってきました。

「私たちは 100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2003年の夏至の日、6月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で
生きる人びとのことを思いながら。(中略)
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。」
100万人のキャンドルナイト呼びかけ文より)

一過性の動きで広がったことは、一過性の動きで消えてしまいます。一時のブームではなく、キャンドルナイトを通じて日々の暮らしを考えるということを地道に続けていきたいと思います。

 


6.23

2013年06月20日 | Slow Life

沖縄に一年暮らして忘れられない日となったのは、4/28と6/23。

1952年4/28は、サンフランシスコ講和条約で日本が主権を回復した日、というのは本土だけの話で、日本から切り離されてアメリカの支配下となった沖縄では、今でも「屈辱の日」と言われています。沖縄で暮らすまで知りませんでしたが、今年は安倍総理が主権回復の日を祝おうとしたおかげで?、沖縄と本土での意識の違いが大きく報道され、このような事実について広く知られることとなりました。

1945年6/23は、住民の1/4がなくなったとされる沖縄での組織的戦闘が終結した日。毎年、6/23は沖縄で「慰霊の日」という県民の休日であり、学校も休み。最後の激戦地で、各県出身の兵士の慰霊塔がある南部糸満市への道路は、線香を手向ける人が向かう車で混雑し、道路脇の慰霊碑には終日煙がたなびきます。

今日の夜のNHKニュースでは、慰霊の日が近いということで、ひめゆり学徒隊の生き残った人々が、沖縄の小学校などで沖縄戦を語り継いでいる様子が放映されました。映像の中で語られていたように、生き残った人々の生々しい言葉に触れると、二度と戦争に陥ることがあってはならないと思いますし、憲法9条改変を見据えた最近の国会での憲法論議には眉をひそめたくなります。

本土では、6/23といってもあまり意識されないと思いますが、沖縄では戦争の悲惨さを思って故人を偲び、不戦を誓う日であることを一人でも多くの本土の人に知ってもらいたいと思います。沖縄戦も、本土決戦まで時間を稼ぐための「捨て石」とされたがゆえに泥沼化したという意味で、他人事ではないわけですから。

 


梅雨入り

2013年06月18日 | 福井でのすろーらいふ

ようやく福井も今日梅雨入りしました。

繊維産業が栄えた歴史もあるように、福井・北陸は湿気が多いというのが定番ですが、5月以降さわやかな気候が続き、関東・東海など他の地区がとっくに梅雨入りしてもその気配はなく、湿気もなく過ごしやすいなーと思っていました。

例年より1週間ほど遅くなりましたが、ようやく今日、梅雨入りしました。今年、関東は5月末に梅雨入りしているので、実に関東より3週間遅い梅雨入りです。沖縄に至っては、4日前に梅雨明けが発表されています。ちなみに、梅雨明けも関東より若干遅く、例年7月下旬のようです。

ここ一月ほど、梅雨の季節にはなりますが、あまーいミディトマト・越のルビ―、マルセイユメロン、すいか、とうもろこしなど、夏を告げる野菜や果物を楽しみに、健康に乗り切りたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大安禅寺の花しょうぶまつり

2013年06月16日 | 福井でのすろーらいふ

福井藩主松平家の菩提寺、福井市郊外の大安禅寺に来ました。

境内には花しょうぶ園があり、いつもは静かな境内も、この時期は駐車場がいっぱいになり、理の人が出るほど大勢の人が訪れます。

園内では、白と紫を中心に色とりどりの花しょうぶが。

福井市の花、アジサイも、花しょうぶ園を囲むように植えられています。アジサイもかなり満開に近いかな。

モリアオガエルの卵が木に植え付けられています。

この大安禅寺は、境内もそうですが、本堂に入ると、白檀のお香の香りと静謐とした雰囲気に心が落ち着きます。石庭も立派です。

もともと、この寺の場所には、奈良時代、白山信仰を開いた泰澄が建てた田谷寺というお寺があったそうですが、織田信長の越前侵攻の際に焼失し、その跡地に、第4代福井藩主松平光通公が大安禅寺を発願したそうです。平成18年には、田谷寺の頃の古銭が越前焼のつぼに入って大量に見つかったとか。(しょうぶ園のすぐそばにて)

知れば知るほど奥深いお寺ですね。


畑の様子

2013年06月16日 | 福井でのすろーらいふ

ようやく2週間ぶりくらいに雨が降った翌日、畑に行きました。一週間前に植えたもち米の田んぼも、しっかりと根付いています。

畑は、先週は雨が降らずにひび割れていた畑が、今日はしっとりといい感じに濡れています。

一月前に植えたサツマイモは根付いた感じ。枝豆もなんとか育っています。

モロヘイヤ、水菜、小松菜は、芽は出そろっているけど、雨が少なくて大きくなれないのか、小さいのがウジャウジャ生えています。これでも先週、間引いたのですが。。。今日も少し間引きました。暑さと乾燥に強いのか、クウシンサイは元気に葉を伸ばしていました。

予想以上に元気だったのが、試しに植えてみたズッキーニとかぼちゃ。ズッキーニは、直径8cm、長さ25cmくらいの巨大な実がなっていました。先週はキュウリより一回り小さかったのに、今日はこの大きさ。。。自然の力はすごいです。無農薬や無化学肥料でもこんな立派なものが育つんですね。

というわけで、畑の間引き菜と初収穫物のズッキーニで今日は乾杯しました。


季節の旬を味わいました

2013年06月15日 | 福井でのすろーらいふ

6月の半ばの土曜日、久しぶりの雨模様となりました。。。いつ梅雨に入るんだか?

季節を感じに、坂井市春江町のゆりの里公園に行ってみました。

場所はそれほど広くないですが、黄色、白、黒、オレンジなど、さまざまな色のユリがほぼ8分咲きくらいです。

そういえば、沖縄の伊江島や沖縄市運動公園で、テッポウユリの広大な園をを見たことがありますが、それ以来でしょうか。

 

家に帰ってきたら、とうもろこしと、地元・坂井丘陵さんのスイカを食べました。今年の初物です。スイカは、昨日、ハウス栽培の地元産のものが初競りだったようです。

 

あまーい風味が夏を感じさせます。