「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

きとすで農的暮らし体験!

2009年10月26日 | 農のある暮らし
先日行ってきた、「きとす縄文生活研究所」にての農的暮らし体験ツアーのご案内です。紅葉の中で、自然とともにある暮らしを楽しみましょう。

~~ジュレー・ラダック第3回国内ツアー参加者募集中~~

ジュレー・ラダックは、ラダックへのツアーのみならず、ラダックでの学びを基に、国内でも環境に優しい農的な暮らしをしている人々を訪れ、一緒に農作業を体験し、環境について、日本で自分たちが実践できることについて、学びを深める国内ツアーを始めました。

3回目となる今回のツアー先は福島県です。

農業体験受け入れ先のきとす縄文生活研究所は、2001年4月発足し、
縄文時代の簡素で自然とともに生きる人々の生活様式をみならい、
現在の私たちの暮らしのありようを見直そうとご夫婦で活動しており、
山荘の畑では、無化学肥料の雑穀や野菜を育てています。どこか、
ラダックでの生活と似ている点もありそうな所で、農作業を体験し、
参加者達と意見を交換しながら交流します。
2日目にはラダック「懐かしい未来」のドキュメンタリー上映会と
ジュレー・ラダック代表スカルマのラダック話のイベントに参加し、
地元の方との交流の場を設けています。
農作業等を共にしながら、ラダックと日本の学びを分かち合いませんか?
定員は10名の先着順なので、お早めにお申し込みください。

<日程>:11月7日、8日(土・日)1泊2日
<場所>きとす縄文生活研究所 http://homepage2.nifty.com/kitosjyoumonsya/
    福島県田村市常葉町
<スケジュール>
7日
11:55  大越駅集合
12時過ぎ きとす着
     オリエンテーション、昼食
13時半  作業
17時   作業終了/夕食準備
19時   夕食
     交流会
8日
7時   起床~朝食準備、朝食
8時半  作業開始
10時   作業終了・感想シェアリング
10時半  銀河のほとり(自然食レストラン)へ移動
12時   銀河のほとり着/昼食
12時半  イベント参加 『懐かしい未来』上映会
14時半  イベント終了 現地解散

<作業内容>
エゴマや豆のその調整(選別等)作業、ストーブ用の薪作り等。
<8日のイベント詳細>
ラダックの伝統社会と、グローバリゼーションの影響を描いた
ドキュメンタリー『懐かしい未来』上映と、ジュレー・ラダックの
活動紹介や、参加者内の意見交換など
上映会のみの参加も可能です。
詳細は、http://julayladakh.org/PRJCT5.htmをご覧ください。

<定員>
10名(先着順)

<参加費>
ジュレーラダック会員5000円、非会員6000円
(食事・宿泊費、8日のイベント参加費込み)
※交通費、お酒代等は実費となります。

<持ち物>
寝袋、農作業ができる服装、セーター、ヤッケ等の防寒着
(貸し出せる布団は5組で、別途300円かかります。)

<予約>
件名を「11/7国内ツアー参加申込」とし、①お名前②参加人数
③携帯番号を明記の上、ジュレー・ラダックまでお申し込みください。
Email:julayladakh@gmail.com、TEL:03-3655-1079、FAX:03-3654-9188

以上

大豆の収穫&脱穀を体験!

2009年10月26日 | 農のある暮らし
「きとす」の山荘(http://homepage2.nifty.com/kitosjyoumonsya/)でみそ仕込み用の大豆を収穫&脱穀した。

6月に苗を植えた大豆畑に行くと、からからに乾いた大豆が大地に立っている。かわいらしい苗を植えたものが、夏には葉を茂らせ、秋にこうなったかと思うと感慨が深い。それを「えいやっ」と引き抜き、一輪車に乗せて山荘に運ぶ。

山荘わきでは、ビニルシートを広げ、抜いてきた大豆を丸太の切れ端や板に打ち付け、脱穀する。晴天が続いて良く乾いた大豆は、弾けるようにビニルシートへ…といいたいところだが、もちろん辺り一面に飛び散るのであとで拾うんです。

地道な作業であるが、みんなでおしゃべりしながら、食料の備えをするのは意外と楽しい。手元に近い大豆の茎には、叩いても取れない豆が残るので、手でさやからかき出す。

しかし、次の朝、やり残した大豆の脱穀をはじめると、夜露を吸って湿ったためか、なかなか叩いても豆が弾けない。やはり農作業は天候に負うところが大きいことを身を持って実感。

しかし、紅葉を見ながら、土のにおいを嗅ぎながら将来の蓄えを紡ぐのはなかなか楽しいものでした。

そうだ、京都行こう

2009年10月17日 | 小さな旅
京都御所を見学する機会があった。
明治維新で天皇が東京に来るまで、天皇家がお住まいになっていたのが京都御所。その周りの国民公園(新宿御苑、皇居外苑、千鳥が淵とともに、国立公園や国定公園とも違う「国民のための公園」というのがあり、環境省が管轄らしい)として、京都御苑というのがあるらしい。

広い京都御苑の中は、緑と野良猫が多い、憩いの場となっている。また元・公家の屋敷が立ち並んでいた区域だけあって、歴史的な建物も保存されている。

その一角に、厳重な警備をされている京都御所がある。厳重な人数チェックを受けて中に入る。(一応、宮内庁の許可を得れば見学できるので、見学コースや休憩所もある)

中の建物は、当然のことながら荘厳な感じ。中でも、昭和天皇などが即位の儀式をした紫宸殿という本殿は、ピーンと張り詰めた空気が漂う回廊に囲まれてどっしりと建っており、国家の建物としての威厳を感じさせる。当たり前だが、御所内は庭園も含めてきちんと整備され、庭園の整備も行きとどいている。

きちんと整った庭園は見ていて美しいけれど、やはり人工的な自然だからか、大自然のなかほどのリラックス感や感動はない。思わず、本物の自然を求めて、そのあと鴨川のほとりで一息ついてしまった。

あまり上品なのは慣れていないんで…。

お寺の祭りで練り歩く夜

2009年10月14日 | 小さな旅
池上本門寺のお会式に行った。10/13の日蓮上人の命日の前後に、全国の日蓮宗のお寺では、このような行事があるそうですが、日蓮上人が入滅した池上本門寺周辺ではもっとも盛大に、夜中まで3000人もの行列が練り歩くそうです。

その行列は、団扇太鼓と言われる、大きくうすべったいしゃもじみたいな太鼓やカネ、さらに纏でにぎやかに先導されながら、万塔という和紙で作った宝塔の山車を囲んで練り歩いていきます。一段は、太鼓や鐘を鳴らし、まといをにぎやかに振りかざしていくので、沖縄のエイサーのような熱気とにぎやかさに包まれます。●●青年団、という法被を着たそのような一団が全国から何十と集まり、本門寺周辺を練り歩きます。

参道には、とても多くの屋台が立ち並び、ぶつからないと歩けないくらいの参拝客が集まります。東京でも、こんなにアツいお祭りがあるんですね。

さすがの熱気でか、境内の桜も時期外れな花を咲かせていました。

昔の街並みにタイムスリップ

2009年10月12日 | 小さな旅
せっかく塩尻まで来たので、中山道の昔の宿場町の街並みが残る奈良井宿へ。電車で塩尻から20分ほど。

駅を降りるとすぐに古い宿場町が伸びています。昔の宿や・薬屋などが、屋号もそのままに、あるものはそのまま、あるものは特産の木曽の木材を使った土産物屋や、中身はレトロ調のカフェとして利用されながら、街並み全体としては、よく昔の光景が残されていて、タイムスリップしたかのような気分。

山里の中に突然昔の街並みが出現するが、静かに周りの山の景観もなじんでいて、自然と歴史が作り出した文化が感じられる。

※帰りには、信州名産、野沢菜が畑で育っているのが見れました。いつも漬物しか見たことないけど、意外と大きくなるんだと驚きました。

信州ワイナリーめぐり

2009年10月10日 | 小さな旅
うまい蕎麦を食ったところで、穂高連峰を望みながら、ぶどう畑の中をワイナリーへ向かう。そう、信州・塩尻はブドウとワインの産地。なんといっても、歩道の上にブドウ棚があって、売り物になりそうな立派なブドウが無造作になっているのに驚いた。

その塩尻には、自然食品店でよく無農薬ワインを見かける井筒ワインや、比較的伝統的な造りをしているといわれる五一ワインがある。しかも、その2つの名店は向かい合っているという条件の良さ。

三角屋根がかわいらしい井筒ワインに着くと、新酒の仕込みの時期で醸造場は見学できなかったが、地下のワインセラーを見学したり、勝手に数十種のワインを試飲できる。まあ、あんまりいろいろと飲んでも分からなくなってくるんだけどね。

五一ワインはもう少しこじんまりとしているが、やはり赤OR白、甘口辛口の好みを言うと試飲させてくれる。もちろん、昨晩一升瓶で飲んだエコノミーというのも、爽やかな甘さとブドウの味がしっかりしていておいしかったけどね。

松茸、そば、ワインと、伝統祭祀、人々のもてなしの心など、秋の信州を堪能しました。

山里の神社の祭礼

2009年10月07日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
小野の里にある小野神社は、信濃の国二之宮とされ、昔から多くの人々の信仰を受けています。(だから地域資源として、交流によるまちおこしの一つのメインプログラムにもなっている。)

祭りの日には、街道に日の丸が並ぶほか、集落に大きな幟が立つ。祭礼当日には、保育園児による太鼓や相撲の奉納、巫女の舞、集落ごとの山車の行列があり、もちろん境内は出店と参拝客で賑わう。

一昔前は当たり前だったかもしれない、ムラをあげての「ハレの日」の姿がそこにはあり、人々の素朴な畏敬の念と一つの神社を中心にした集落の結束を見て、謂れのない懐かしさを感じました。

信州と言えば蕎麦

2009年10月06日 | Slow Life
信州と言えば、蕎麦。まずは、冒頭から、塩尻駅の乗り換え時間を利用して駅そばを立ち食い。うん、普通の立ち食いよりはうまいと思う。

ソバ畑をみて想像力を働かせたあと、最終日の昼は、塩尻駅西口にある「しみず」という十割蕎麦の店へ。

蕎麦の実の芯だけを利用したまっ白の更科から、いわゆるもみ殻の部分も混ぜてある田舎、両者の特性を併せ持つ惹きぐるみなど、一粒で三度おいしかったです。

まさに、シンプルだけど、素材の良さを十分に引き出した職人技が楽しました!

農村交流ツアーin 長野

2009年10月05日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
長野県塩尻近くの小野地区の方々が企画してくれた農村交流ツアーに参加しました。

この企画、松茸狩りを楽しんだ後、地元の大きな神社の例祭を見学するというものでした。さっそく、地元の人に連れられて急な山を登って松茸を探しました。東南側の斜面の水気があり、白い菌が生えているところ、などツボを教えていただいたものの…8月~9月の降雨量が極端に少ないせいか、夏ごろまで大豊作と見られていた松茸は、サッパリ見つけられませんでした。

でも、晴天の下、ソバ畑がひろがる信州の山里で爽やかな山歩きを楽しめました。しかも、しだれ栗という栗の突然変異でくねくねした樹形になる栗の群生地見たあとには、交流会でキノコ三昧が楽しめました!

自慢のはずのキノコが天候不順で見られないのは申し訳ないと、近隣の市町村から、特大の松茸や様々なキノコを集めていただき、松茸ごはんや松茸入りすき焼き、五一ワインや清酒という、信州の秋の味覚をふんだんに使ったぜいたくな食事をいただきました。

地元の人の、マチとの交流にかけるアツい想いも聞けて、温かい気持ちになれました。