「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

秋も深まり・・・

2012年09月25日 | 福井でのすろーらいふ

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、晴れた真昼間に炎天下を歩くとさすがにまだ暑いのですが、
真夏に比べたらずいぶん気温も下がりました。最近では、最高気温も28,29度でしょうか。

窓を細く開けて寝ると、明け方には寒くて目が覚めることもあります。

朝職場に自転車で行く時は、半袖ではうすら寒いくらいです。
夕方帰る頃、夏はまだ夕日が望めたのに、今はもう真っ暗です。

自然が近い分、東京に比べて、季節の移り変わりをダイレクトに感じます。


秋祭り真っ盛り

2012年09月24日 | 福井でのすろーらいふ

お彼岸の連休は、近所の神社で祭りがあり、そのチラシがポストに入っていたので、
行ってみました。

朝6時半から神事、と書いてあったので行ってみると、
住宅街の中のこじんまりした神社なのに、朝早くから社殿に人が集まり、
祭礼をやっています。

バザー、餅つき&振舞い餅、くじ引きと、
近所の子供が喜びそうなイベントが並んでいます。

午後に行くと、杵で餅をついて、近所の人が出て
辛味餅や安倍川もちをつくり、行列した近所の人に配ってます。

おおらかなことに、一人いくつまでという制限もないようです。
杵つきの餅は柔らかく、ほのぼのした村の祭り、という雰囲気での中食べるのも粋でした。

また、すぐ近くの別の神社でも祭りをやっていて、
奉納子供相撲大会やスーパーボールすくいなど、
こちらもほのぼのとした光景が見られました。

小学校低学年くらいまでは、このような地域の祭りも楽しめるでしょうし、
このような祭りのおかげで、地元や親とのお出かけが好きになるのではないかと思いました。

とはいえ、祭りの最後の福引抽選会は、米や自転車という(とても実用的な)商品を目指して、
大人もかなり夢中になっていました。。。


あわら温泉のオンパクに参加しました

2012年09月20日 | 福井のミミより情報

オンパク(温泉博覧会)は、地域活性化の手法として、、
地元の人が講師を務める参加体験型のイベントを、期間内にいくつも展開するプログラムとして
別府で始まり、今では全国にその手法が展開されています。
あわら温泉でも昨年度から行われているというので、参加してきました。

参加したのは、「プロ秘伝!福井蕎麦の真の魅力講座」というプログラムで、
坂井市のお蕎麦屋さんの組合の若い人たちが、
そばにまつわるうんちくを教えてくれたり、目の前でそばを打ってくれます。

参加者は、蕎麦ケーキや揚げ蕎麦、そばがきの試食を楽しみながら、そばについて学ぶ、というものです。。
参加人数は9名。地元のおじさん・おばさんが多いようでした。

まずは、蕎麦について学びます。
日本各地及び世界各国のソバの実も展示してくれていました。
あまり大きな違いはわからないけど…福井産そば粉の実は若干小さいかな)
世界中で、そばの実のまま、または引いた粉を利用して、麺としてではなくても、さまざまな食べ方をしているようです。

そば粉を入れたクレープ、揚げ蕎麦はもちろん美味しかったのですが、
個人的には、作りたての蕎麦がきが美味かったです。

水に溶いたそば粉を、鍋で弱火でとかしつつ、混ぜていると固まってきます。
餅のようにアツアツで粘り気があるので、それをわさび醤油につけて食べるのもオツなものでした。

最後は、先ほど目の前で売ってくれたそばを、さっそくおろしそばとして試食。
やはり、上品さはともかく、そばらしい歯ごたえと風味さを楽しむ、というのが福井の定番のようです。

全体的に、質問しながらの見学で、いろいろな話を聞くとおもしろかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋は祭りの季節

2012年09月19日 | 福井のミミより情報

昨日の今庄に引き続き、今日も近隣でお祭りがおこなわれていたので出かけてみました。

まずは、福井の産業会館・ゆーあい福井で行われたマナビ・フェスタ。
これは、県内の各種のサークル・趣味の同人会の学芸会・発表会の場となっているようです。
絵手紙、フラダンスなどを鑑賞し、館内の展示を見て回るスタンプラリーで、景品として花の苗をもらいました。

その後、鯖江の亀蔵で、絶品のかき揚げと卸そばを食べた後、鯖江のめがねミュージアムでやっている
めがね祭りへ行きました。

鯖江は、今でも、国内産の眼鏡の90%以上のシェアを占めるそうで、
町中のあちこちでもメガネ屋さんの看板を見つけます。

めがね祭りは、そのような地元産の眼鏡を定価の3割引きで買える他、
眼鏡の無料洗浄、使わなくなった眼鏡の供養などをやっていました。

そのあとは、サンドームで開かれている「丹南産業フェア」に行きました。
丹南地域で盛んな、越前漆器、越前焼、越前和紙などの、
出店が出ると同時に、販売もしています。

東京でもよくあるような、大規模な展示会でしたが、
人の込み具合がちょうどいいくらいかも・・・。


今庄の宿場祭り

2012年09月18日 | 福井のミミより情報

昔の北陸道、北国街道の宿場町、南越前町の今庄でお祭りがあったので行ってみました。

関西・琵琶湖方面から、越前・北陸方面へ行くには、昔は、
敦賀と今庄との間にある、栃の木峠、木の芽峠、中山峠を越えなければならず、
いずれの道にせよ、ふもとにある今庄を通るため、宿場町としてここが栄えたそうです。

また、昭和30年代には、物資や人を運ぶ鉄道の北陸本線の峠越えのため、今庄に機関区が設けられ、
機関車が何台も配置されていたようです。ただ、北陸線が電化されて機関車が不要になると、
今庄の駅も、普通電車しか止まらない小さな駅になってしまい、往時の繁栄は見る影もありません。
雪が降ると、いまだに電車が不通になる難所の区間ではあるようです。

さて、お祭りでは、機関区があって栄えたころを偲んで、機関車など昔の鉄道写真が展示されています。
(鉄道ファンらしき立派なカメラを抱えた人もチラホラ…)

また、昔の本陣跡や旅籠、酒蔵など、昔の街並みが残る街道沿いでは、
炊き込みご飯や栃餅、赤飯、特産のソバなどを売る出店が並んでいます。

中には、名産の焼き鯖を丸一本焼いているお店もあります。
サバも、炎天下で焼いている人も、アツそう~。
ムカゴの胡麻和えがおいしかったです。

スタンプラリーや火縄銃の実演、チンドン屋さんの練り歩きもあり、
大人から子供まで、土蔵やうだつなどが残る古い街並みで、
ぶらぶら歩きを楽しむという、どこかほのぼのするお祭りでした。


福井のローカル放送

2012年09月17日 | 福井でのすろーらいふ

福井の地上放送は、NHKのほか、
日テレ・朝日放送系の福井放送と、フジテレビ系の福井テレビの2つしかありません。
なので、ケーブルテレビに加入している人が多いようです。

我が家は特に不自由を感じませんが、家にいることの多い妻は、
かなりいろんな番組を録画して、選択肢が少ない中で、フル活用しているようです。

あまりTVを見ない私が家にいるときは、録画したものの中から、私が興味を持ちそうな、
地元福井を取り上げた番組を流してくれます。

その中で、オモシロいと思ったのが、
「知ろう、使おう、県施設」
というローカル番組。

資料館や生活学習館など、
県立施設を紹介し、その活用を呼び掛けるものです。
(原発の立地交付金で施設が充実しているからでしょうか…)

このような番組は、これまでどこの地域でも見たことがありませんでした。
私たちのように県外から越してきて、地域のことを知りたいと思っている人間には
なかなか興味深いです。

ちなみに、先日若狭地方に泊ったら、京都に近いからか、
他にもあと2チャンネルくらいを見ることができて、
TV好きの妻は羨ましがっていました。


小浜の放生祭(ほうぜまつり)

2012年09月16日 | 福井のミミより情報

命あるものをいただいていることに感謝し、捕獲した魚や鳥獣を野に放す仏教の放生会(ほうじょうえ)に
ちなんだ小浜の放生祭を見る機会がありました。

かつての城下町であり、京への魚などを水揚げする商人町であった小浜で、
二日間にわたり、12の地区の神楽や神輿、囃子などが町を練り歩き、
八幡神社に奉納される、若狭地方最大のお祭りだそうです。

小浜の街は、小浜西組といわれる一帯に、昔ながらの町人の町屋が残り、
風情ある街並みを醸し出しています。
「ふくいの伝統的古民家」という表札が掲げられた家も多数あります。

その街並みに、朝から、笛や鉦の音が鳴り響き、法被を着た地区ごとのグループが
暑い中を練り歩いています。

街並みのところどころには、本陣といわれる場所が地区ごとの拝所となっているようで、
兜や獅子舞の面や榊が飾られており、練り歩く一団は、その本陣の前で囃子や舞を披露しながら、
八幡神社を目指します。

昔ながらの細い路地に笛や太鼓の調子が響くからか、
「懐かしい感じの日本の祭り」という感じがします。

二日目には、すべての神楽や囃子のグループが一堂に会する盛大な催しもあるようですが、
お囃子の練り歩きを街角で眺めるのも、しめやかで情緒がありました。


JBVビーチバレー・グランドスラム おおい大会

2012年09月15日 | 福井でのすろーらいふ

おおい町で行われたビーチバレーの大会のレセプションに代理出席する機会がありました。
男女の選手64名と来賓30名ほどが、テーブルの軽食を囲む、という形式でした。
(立派なホテルなどはないので、町の町民ホールでケータリングでやっていました)

ビーチバレーはテレビで見たことしかありませんが、
選手たちは、プロでやっている人もちらほら。
ただ、たいていは実業団や、会社勤めの傍ら…ということのようです。

背の高い人ばかりでなく、普通より小さい人もいたほか、
40才前後の選手もいて年齢層も幅広く、
さまざまな選手が出場していて面白いなーと思いました。

隣に座った選手に、屋内バレーと比べたビーチバレーの醍醐味を伺ったら、
1チーム2人という少人数で行うので、相手との駆け引きがおもしろい、ということでした。なるほど。

ちなみに、ビーチバレー大会が全国でツアー形式で行われますが、
このうち、毎年1回はこの福井県嶺南地区で行うそうです。
もちろん、この地区に多くの原子力発電所を抱える関西電力さんが「特別協賛」しているからでしょう。

エネルギー政策の見直しに伴い、今後はどうなるかわかりませんが…。
原発マネーによる特別協賛がなくても開催できるほど、地域に根ざした大会になるといいですね。


秋の日はつるべ落とし

2012年09月14日 | 福井でのすろーらいふ

日中は夏のような日差しが照りつけ、毎日30度以上の真夏日が続きますが、朝晩はずいぶん涼しくなりました。日が暮れてからはクーラーがいらないし、こないだなどは、夜網戸にして寝ていたら、朝方寒いくらいで目が覚めてしまいました。

職場から帰る時間、真夏はまだうす明るかったものの、最近は完全に真っ暗で、風も涼しいくらいです。直売所に並ぶ果物も、スイカが完全に終わり、イチジク、なしが殆どです。

小浜のホテルで出された食事も、マツタケの土瓶蒸し、マツタケの釜めしなど、秋の味覚が楽しめました。


大本山永平寺

2012年09月11日 | 福井のミミより情報

福井では数少ない全国的に知名度のある観光スポット、永平寺に行って来ました。
むかーし、学生時代も来たような気がしますが、山深い寺だったという以外とくに印象がありません。
バチがあたりそうですが…。

今回は、親戚が来たついでに、じっくり見ました。
入ったすぐ奥の部屋で、全体概要と諸注意を聞き、拝観に出発となりますが、
説明をしてくれる雲水(=修行僧)も、説明の最初と最後は、参拝客に「合掌」を促します。
さすが大本山、修業の場、と身が引き締まる思いです。

拝観ルートの前半は、いちばん上の法堂までかなりの階段を上るのでしんどいですが、
大きなお堂から深山のは心が落ち着きます。
下りの廊下から眺める数々のお堂も、風格があります。

結局、たっぷりと1時間半の見学ですが、
「大本山」の名に恥じない、立派なお寺だということが堪能できました。

横浜の鶴見にも曹洞宗大本山の総持寺があり、よく高校時代に部活のトレーニングで
走って行きましたが、やはり山にある修行の場ということで、
凛とした空気があるのが違いますね。

合掌。