「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

古民家カフェ?

2007年12月30日 | 沖縄の旅案内
12月末とは思えない24度の晴天の中、
沖縄本島中部の史跡・中村家を久々に訪れた。

18世紀の有力農家の大きなお屋敷が状態よく保存され、
座敷に上がったり、立派な石垣に囲まれた
家の庭を一周したりできる。

牛小屋、馬小屋、ヤギ小屋、ワーフル
(トイレに隣接し人間の排泄物を餌にした豚小屋。究極の循環型!)
もきちんと保存され、鍋釜や陶器なども座敷内に展示されていて、
当時の生活をうかがい知ることが出来る。

こういう座敷に座り、夏のような強い日差しの外を眺めながら
飲むオリオンビールはウマいだろうな・・・。

中村家住宅、観覧料500円ですが、
隣接の休憩所でお茶とお茶菓子のサービスもつくので、
「古民家カフェ」のような感じで楽しめます。

鳩間島一周

2007年12月25日 | 沖縄の旅案内
鳩間島を歩いても殆ど誰にも会わない。

リュウキュウアサギマダラ、オオゴマダラなどの蝶はいたるところに飛び、
メジロなどの小鳥は飛び回っているが、人がいない。
海岸に下りても、プライベートビーチで波がリーフに砕けるのを見るだけ。

結局、一周して集落に戻ってくるまで、人の姿を見たのは3人。
ようやく辿り着いた集落のサンゴの石垣や、小中学校など、人の気配が懐かしい。

瑠璃の島

2007年12月24日 | 沖縄の旅案内
大陸のように見える西表島を見ながら、
ついに瑠璃の島・鳩間島に上陸。
船から降りる人は6人、桟橋にいる人は2,3人、
集落にも人影は見えない。

港のすぐ目の前から、サンゴの石垣に縁取られた落ち着いた家並み(といっても数軒集まっているだけ)が始まり、歩くだけでワクワク。

左回りに一周、ススキが伸び放題の道を歩き始める。
右手に鳩間灯台、左手にはゆっくりと舞う蝶や間近でさえずる蝶を見ながら、のんびり進む。1時間もあれば一周できる周囲4Kmの小島で、
船の時間まで7時間もある。

のんびり気分は、途中のゴミの野焼き風景に壊される。大型ゴミを処分場へ運び出すのも費用が嵩む離島ではよくある風景といえど、なんとかならないものか。。。

10分ほど歩いて、西表島を望む屋良の浜に到着。誰もいない。
朝陽を受けて、水面も砂浜も静かに光り輝く。しばしボーっとする。

よく見ると、砂浜は星の砂だらけ。
サンゴや大きなタカセ貝の殻が段々と風化して
琉球石灰岩の一部となっていく過程が砂に埋もれている。
静かな中にも素敵なものがいっぱい。

何にも要らない。ただ光の中に佇むだけで満足な瞬間。
朝からオリオンビールが飲みたくなる・

鳩間島へ

2007年12月21日 | 沖縄の旅案内
今回の旅は、未踏の地、鳩間島が目的だった。
しかし、やはり冬の北風の影響で
波が4mを越え、鳩間へ寄る上原航路は
初日も2日目も欠航。

最後の3日目に期待を託し、
石垣島の港に程近いドミトリーに泊る。
ところで、ブームに沸く石垣島は、
チョッとみない間に安宿も増えたようで、
以前泊まった2000円のドミトリーの他にも、
1800円、1500円、1300円、1000円と
安宿のオンパレード。

那覇も一時期こんな感じだったな。
そのうち、高級な雰囲気の安宿、
なんてのが登場するんだろうな。

ドミトリーで一緒だったおっちゃんと
いろいろと話しながら自炊の夕飯を済ませ、
翌日天気が回復して早朝の船で出航する事態に備える。

翌朝6時。眠さに負けて寝続けようかとも一瞬思ったが、
石垣で特にやることはないので、
眠い目をこすりながら船会社に電話。。。
どうやら今日は鳩間行きが出るらしい。
心配だった午後から欠航というシナリオも、
「今日は大丈夫でしょ」という係員の声で打ち消され、
俄然行く気になる。

鳩間島で適当な食事処がないことに備えて
米を炊きおにぎりをつくり、
コーヒーを飲んで意気揚々と出発。

しかも乗る船は、新規参入したばかりの石垣島ドリーム観光、
さらには通常の高速船より
安い高速フェリーとくれば、初体験ぞろいでワクワク。
船が近づくにつれ、未踏の地への期待も高まってくる。

黒島牧場

2007年12月19日 | 沖縄の旅案内
島は牛の島。
人口200人の10倍の牛が住む。
サンゴでできた平らな島の殆どが牧場。

南国なので北海道とは雰囲気が違うけど、牧場がひたすら続き、
殆ど人と会わない。
牛の近くにはアマサギが虫をついばみ、
海には古い桟橋が伸びており、島に11あるウタキ(御獄)は緑の中に静粛を保っている。
そして、冬のこの島に殆ど人気はない。
島を歩いてほぼ一周したが、すれ違った人は5人くらいかな。

緑の草原の中に風に吹かれているのは、都会からリフレッシュという点では
気持ちよかったけど、なんとなく心細くなったかも。

黒島へ

2007年12月18日 | 沖縄の旅案内
石垣島は都会っぽくて落ち着かないので、
リニューアルオープンしたペンギン食堂で餃子を食べた後、
そそくさと離島へ。

鳩間島を目指したものの、悪天候で船が出ないので、
一年半前に自転車で周った黒島がのんびりできそうと想い、黒島行きの船に乗る。

船を下りると、何もない港の前にいきなり御嶽が二つ。
そして、歩き始めるといきなり、人口の10倍いる牛の出迎えを受ける。
丑年の僕もびっくりするほど、人に会わないのに牛だらけ。

一泊1500円、夏などは二食付きで3500円というオンボロ(失礼)民宿の
西表屋は、おじいの民家の奥の部屋に無造作にふとんが置いてあるので、
勝手に家に入って勝手に寝る感じ。

酔っ払っていたと思われるおじいの言葉は半分わけ分からなかったが、
到着時に氷水を出してくれたのと、帰り際に「ありがと」とボソッと言ったのが、
憎めないね。

この頃の石垣島

2007年12月17日 | 沖縄の旅案内
そういえば、暫く一人旅に出ていないと想い、最近(1~2年)ご無沙汰している八重山にふらっとでかけた。

石垣島に移住者が増えている、街中が発展しているという話は聞いていたが、街中の変貌振りにちょっとびっくり。

まず何よりも衝撃なのが、石垣から島々に渡る船の発着場、離島桟橋が移動していた。

かつての桟橋から海に向かって右側150mのところに、立派なターミナルビルディングが出来ていて、広々とした建物に船会社の事務所と広大な待合室、土産屋が並ぶ。そして、「じょーとー」なことに、船の発着案内が空港のように、電光掲示板で示されている。むむむ。。。

もちろん、離島ターミナルの周囲にはシャレたお土産屋や食事どころが並び、市街地の中心も引きずられて港の先端まで来たかのようだ。

しかし、こうなると気になるのが、「かつて離島桟橋があった、人のにぎわう場所はどうなっているのか」ということ。

行ってみると、船は待機場所なのか係留されているが、かつての待合スペースや船会社の事務所は閉ざされており、閑散としている。あれだけにぎわっていた所が・・・とチョッと寂しい。

さらに、船といえば、これまで八重山観光フェリーと安栄観光の2社がほぼ寡占していた離島航路について、石垣島ドリーム観光という新たな会社が参入したようだ。

街中に看板がある千葉ロッテマリーンズの石垣島キャンプも最近のネタかな。
いろいろと新しいことが起きている石垣島でした。

瀬長島

2007年12月13日 | 沖縄の旅案内
平日の昼間、束の間の空いた時間、
那覇から車で10分の瀬長島で弁当を広げる。。

12月とは思えない暖かな日差しに照らされ、
海も空も真っ青でキモチイイ。

透明な海の向こうには慶良間の島々も。
あー、お日様の下でのんびりとご飯を食べるのは
サイコー。

たまにだから感動するのかな?
でもやっぱり、オフィスの中のランチより、
豪華なご飯はなくても、こっちの方がいいなー。

と、水面の小動物をついばむコサギをみながらボケーっと考えていました。