「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

昆布の消費量が多いとこって・・・

2013年01月31日 | 福井の「なるほど」

福井に来て、スーパーやコンビニで売っているおにぎりが、海苔だけでなく、昆布で巻かれていることも多くて驚きました。しかも、とろろ昆布(黒)、とろろ昆布(白)、ふつうの昆布と、バリエーションもあります。

先日富山に行った際、「富山は昆布消費量が日本一だから、〆サバなどにもよく使う」という話を聞いて、へーと思いました。福井でも、上記のおにぎりを始め、昆布館という昆布食品全般を扱うお土産屋まであるので、相当多いだろうと思っていたのですが。しかも、以前住んでいた沖縄でも、「南国沖縄では昆布はとれないけど、料理によく使うので、消費量は多い」と聞いたことがあります。

気になったので調べてみました。

下記のサイトによると、総務省の家計調査によると、世帯当たりの昆布消費量で、富山県はダントツの全国第1位だそうです。

http://todo-ran.com/t/kiji/14642

やはり、江戸時代に交易のために北海道と大阪を結んだ北前船の寄港地として栄えたことが理由のようです。そういえば、福井に昆布の取扱店・消費量が多いのも、同じ理由のようです。ちなみに、福井は世帯当たりの消費量は全国第6位です。

そして、沖縄で昆布の消費が多い理由も書いてあります。

富山の薬売りが薩摩にまで販路を広げていく中で、当時中国と貿易をして栄えていた琉球には、漢方薬の原料が輸入されていたので、琉球を属国とする薩摩を通じて、富山の薬売りは、北前船でもたらされた昆布と引き換えに漢方薬の原料を入手し、その結果琉球には北海道の昆布がもたらされた、ということのようです。

ちなみに、こちらのサイトにも同じことが書いてあり、しかも、20年ほど前までは沖縄が昆布消費量日本一だった、とあります。

http://fucoidan.blog123.jp/archives/2007/06/00024.php

そういえば、富山の方によると、

「富山でとろろそばを注文すると、そばの上にとろろ昆布が乗って出てくる。とろろ芋を食べたいなら、山かけそば、と注文しろ」と。へー。。。

 

 

 

 

 


昆布の消費量が多いとこって・・・

2013年01月31日 | 福井の「なるほど」

福井に来て、スーパーやコンビニで売っているおにぎりが、海苔だけでなく、昆布で巻かれていることも多くて驚きました。しかも、とろろ昆布(黒)、とろろ昆布(白)、ふつうの昆布と、バリエーションもあります。

先日富山に行った際、「富山は昆布消費量が日本一だから、〆サバなどにもよく使う」という話を聞いて、へーと思いました。福井でも、上記のおにぎりを始め、昆布館という昆布食品全般を扱うお土産屋まであるので、相当多いだろうと思っていたのですが。しかも、以前住んでいた沖縄でも、「南国沖縄では昆布はとれないけど、料理によく使うので、消費量は多い」と聞いたことがあります。

気になったので調べてみました。

下記のサイトによると、総務省の家計調査によると、世帯当たりの昆布消費量で、富山県はダントツの全国第1位だそうです。

http://todo-ran.com/t/kiji/14642

やはり、江戸時代に交易のために北海道と大阪を結んだ北前船の寄港地として栄えたことが理由のようです。そういえば、福井に昆布の取扱店・消費量が多いのも、同じ理由のようです。ちなみに、福井は世帯当たりの消費量は全国第6位です。

そして、沖縄で昆布の消費が多い理由も書いてあります。

富山の薬売りが薩摩にまで販路を広げていく中で、当時中国と貿易をして栄えていた琉球には、漢方薬の原料が輸入されていたので、琉球を属国とする薩摩を通じて、富山の薬売りは、北前船でもたらされた昆布と引き換えに漢方薬の原料を入手し、その結果琉球には北海道の昆布がもたらされた、ということのようです。

ちなみに、こちらのサイトにも同じことが書いてあり、しかも、20年ほど前までは沖縄が昆布消費量日本一だった、とあります。

http://fucoidan.blog123.jp/archives/2007/06/00024.php

そういえば、富山の方によると、

「富山でとろろそばを注文すると、そばの上にとろろ昆布が乗って出てくる。とろろ芋を食べたいなら、山かけそば、と注文しろ」と。へー。。。

 

 

 

 

 


ブータンミュージアム in 福井

2013年01月27日 | 福井の「なるほど」

福井市の中心部に、ブータンミュージアムが先日オープンしました。

http://bhutan-npo.asia/news/7/

 

ブータンはGNP(国民総生産)ならぬGNH(国民総幸福)を唱える国ですが、日本でもいろんな調査で幸福度が高いとされてきた福井と共通項があるということで、そのようなブータンと福井を通じて幸せを考えようというNPOがこれを設立したようです。

http://bhutan-npo.asia/about/

こちらのサイトでも紹介されていますが、福井とブータンはいくつも共通項があるようです。

・仏教文化 (ブータンはチベット仏教)

・米が主食、そばを食う

・人口が70-80万人(ブータンは70万人、福井は80万人)

・家には他世代が居住

・電気を輸出(ブータンは水力発電でインドへ、福井は原子力発電で関西へ)

http://bhutan-npo.asia/comparison/


スローなライフスタイルを重視するナマケモノ的視点でも、福井とブータンを興味深く拝見しております。

ただ、同じチベット文化圏のインド北部・ラダック地方が、西洋文化の急速な浸透とともに、いろいろなコミュニティーの変化に直面しているように、福井についても、3.11後のエネルギー需給の現状を踏まえ、長年頼ってきた原発について、もう一度立ち止まって考えたほうが良さそうです。


 

 

 

 


福井の家事はたいへん?

2013年01月26日 | 福井の「なるほど」

ある特集記事でオモシロいデータを見つけました。

福井の  

 年間降水量 全国6位 1965mm (全国平均1537mm)  ※1位は宮崎、最下位は北海道

 年間降水日数 全国4位 158日 (同 117日)         ※1位は石川、最下位は広島

 持ち家住宅の延べ面積 全国2位 172.6平米 (同 122.6平米) ※1位は富山、最下位は東京

 借家住宅の延べ面積 全国1位 56.7平米 (同 45.5平米)  ※最下位は東京

だそうです。

 (気象庁年報より 2008年のデータ、総務省統計局 『住宅・土地統計調査報告』 (2008) )

 

まあ、これは、

「雨が多くて洗濯物は乾かないし、家も広いので掃除も大変」

ということらしい。

加えて、

 共働き率が全国1位の58.15%(全国平均44.43%) ※ちなみに最下位は奈良36.3% -2005年国勢調査より

なので、福井の女性は働き者、というのが結論のようです。

 

さらに、「男は仕事、女は家庭」という意識も強く(女性も働いているけど・・・)、

男性がそれに甘えている風潮もある、ということのようです。。。


天神講には焼きガレイ

2013年01月24日 | 福井でのすろーらいふ

1月25日は、福井では下記のように、天神様の掛け軸や人形(←男の子が生まれると、嫁の実家から贈られる)を飾り、焼きガレイを食べるのだそうです。

 25日は学問の神様菅原道真の命日にちなんだ「天神講」。焼きガレイを食べるのは全国的にも珍しい風習だそうです。

ちょうど、「初天神」という幟が人形屋の前に立ち、新聞広告でも天神様の掛け軸などがやたら並んでいるので、男の子が生まれると天神様の掛け軸や人形を贈る慣わしがあることは知っていたのですが、最近どこのスーパーに行っても焼きガレイが売られていて、「天神講には焼きガレイ」と書いてあるので、「こんなにどこのうちでも生まれたばかりの男の子がいるのかな~???」と疑問に思っていました。

ようやく今日気付いたのですが、雛祭りにひな人形を飾って雛あられを食べたり、端午の節句に兜を飾って柏餅を食べたりするように、福井では、毎年1月25日の天神講の日には、正月に飾った天神様をしまうのに合わせ、菅原道真公が好んだカレイをみんなで食べるのだそうです

しかし、女の子しかいない家は焼きガレイを食べないのでしょうか?

また、福井でカレイと言えば、

越前カレイ http://store.shopping.yahoo.co.jp/echizengani/t07-01.html

若狭カレイ http://www.tentatu.com/ten/item/ichiyaboshi/ichiyaboshi.html

など、特産品となっていますので、やはり昔は、旬の土地のものを食べるという観点で食べられていたのでしょうか?ちなみに、スーパーでよく売られているのは、上記2種ではない、福井産ではないカレイを焼いたものが多いようです。

 


かに三昧

2013年01月23日 | 福井のミミより情報

今日は仕事関係の打ち上げを三国の民宿で行いました。

この時期の福井の味覚と言えば、なんといっても越前ガニ

しかし、湯気がたっているアツアツのタグ付きのかにを間近で見るのはなかなかありません。

これが一人分。越前ガニ1パイと、脱皮したての水ガニ(殻が柔らかくて、身がズボッと抜けるのでズボガニとも言われます)。

私はもちろんカニを食べ慣れていないので、なかなかきれいに食べることができず、ようやく何とか片づけたと思ったら、今度は焼きガニ。

香りとカニみその味の濃さは、ゆでガニより焼きガニが勝るようです。中の味噌はこんな感じ。

さらに、身とミソを炊き込んだカニ飯と、メスのセイコガニを入れたカニ汁も出てきました。

いやあ、福井に住んでいてもなかなか頻繁には食べられない越前ガニ。

そろそろ今シーズン最後かと思ってちょいと贅沢してみました。


金沢にて ~兼六園~

2013年01月20日 | 福井近県の旅

金沢といえば、日本三名園の一つ、兼六園

あいにく雪景色は見えませんでしたが、雪つりの規模は、福井の街路樹のそれに比べると、さすがに立派なものでした。

ついでに、兼六園のすぐ前にある、石浦神社の大灯篭も立派でした。

金沢の街には、他にも風情あるものがいくつもあったような気がします。

たとえば、兼六園の隣の県立歴史博物館として使われている赤レンガの建物。もとは明治時代の軍の倉庫だったようですが、静かな森の中に堂々としたたたずまいです。

また、有名なひがし茶屋街も、薄暗くなってから歩くと、家々に明かりが灯り、これまたよい雰囲気でした。

20年ぶりに観光で行きましたが、改めて観光地としてのポテンシャルの高さを感じました。

 


金沢にて ~金澤神社~

2013年01月20日 | 福井近県の旅

約20年ぶりの金沢市街観光のハイライト

まずは、金沢の地名の由来となっている金城霊澤(きんじょうれいたく)という澄んだ泉。兼六園に隣接する金澤神社にあります。

 金城霊澤  境内 

金澤神社の手水処は、この泉の水をひいて飲めるようになっていました。

 

金澤神社は、加賀前田家の祖先である菅原道真公を祭っているようで、傍らには夢牛がありました。

境内の苔も雰囲気がありました。


左義長

2013年01月14日 | 福井でのすろーらいふ

左義長っていうと、なんか古典芸能のようですが、福井では「どんど焼き」のことで、旧正月(1/15)辺りで行われます。この3連休のどこかでやった神社が多かったみたい。ウチの近所の神社でも、朝6時半からやっていました。

朝7時前に行くと、もうやぐらを組んで火をつけて、結構な勢いで焼いています。境内には、どんど焼きを見に集まったと思われる人がすでに20人くらいはいました。

   

その後、境内で厄払いの祈祷が行われる頃、やぐらが倒されて火の勢いが盛んになると、松飾が投げ入れられました。火の周りでは竹竿もくべられ、竹竿で温められたお酒がふるまわれていました。

このようなお祭りが近隣の神社でいくつも行われ、地域の人が気軽に参加できるのも、人口当たりの神社仏閣が日本一多い福井ならではだと思います。


金沢には観光客が多いわけだ・・・

2013年01月14日 | 福井近県の旅

冬の穏やかな連休の中日を利用して、家から約車で約1時間の金沢に行ってみました。兼六園など、金沢の中心地を観光するのは実に20年ぶりです。(もちろん、以前のことはほとんど覚えていません。卯辰山のユースホステルに泊まって風呂でTさんと出会ったこと以外は。。。)

金沢といえば、加賀百万石の城下町で、北陸随一の都市ですが、仕事で何度か行っているときも思いましたが、今日いくつかの観光地を少し回っても、やはり「街のスケールがでかい」、すなわち、「観光スポットも、金沢城・兼六園周辺から、茶屋街、武家屋敷、市場、駅周辺など、多様で、かつ市街地のいくつかの場所に点在していることで層が厚い」という印象を受けました。

  (兼六園にて)

もちろん、福井や富山は空襲で旧市街地が焼けてしまい昔のものが残っていない、「金沢」というブランドイメージがある、などという理由もあるのでしょうが、このあたりが金沢に観光客が集客力がある理由なのではないかと思います。北陸新幹線が2年半後にできたら、もっと増えるんでしょうけど。。。

 (金沢神社にて)