「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

平泉寺白山神社の苔

2014年10月26日 | 福井でのすろーらいふ

白山信仰の最大の拠点として中世に栄えた福井県勝山市の平泉寺白山神社。多い時は6000の僧坊が立ち並んでいたそうですが、加賀の一向一揆の焼打ちにあい、今はきれいな苔と古い佇まいの鳥居と拝殿・本殿がひっそりと残る空間となっています。

 


池田町で郷土料理体験

2014年10月19日 | 福井でのすろーらいふ

10月初旬の日曜日、農と食の町・池田町での郷土料理のワークショップに参加しました。

廃校になった小学校を利用し、郷土の伝統料理を次世代に伝えていこうという活動をしているおばちゃんたちから、お料理を教わります。メニューは、こごみの胡麻和え、茄子の辛し和え、ウドのきんぴら、ずいき(里芋の茎)の煮物など、地域の産物がたっぷり。
 

2歳の息子も、みんながやっていることをやりたがりました。包丁を使わせる訳にもいかないので、里芋の茎を割いたり、小豆ご飯を冷ましたりする作業など、息子でもできそうなことを地元のおばちゃんが見つけてやらせてくれました!
 

それでもさすがに1時間と持たず、調理室を飛び出し、おばちゃんたちに紛れて手持無沙汰だったパパも子供の相手に。廃校内をいろいろと体験し、音楽室の木琴を勝手に借りて鳴らしたりしていました。

そうこうしているうちにご飯が出来上がり、広い校庭を見下ろす音楽室をお洒落に衣替えしていただきます。郷土色と彩り豊かな食卓となりました。
  


久しぶりに越前海岸方面へ

2014年10月19日 | 福井でのすろーらいふ

昨日は、木々が色づき始めた越前陶芸村でのイベント開会式に出席した後、

 

あまりにも天気が良いので久しぶりに、海岸沿いの様子を見に行ってきました。まずは、越前海岸の飲食店で、様々な海鮮丼が食べられる「浜の活丼」シリーズ。

 

越前町漁協直営の食事処「えちぜん」では、小樟漁港を望みながら、獲れたての海の幸が楽しめます。この日の「浜の活丼」は、旬の真がれいがメイン。右上の白い真がれいの刺身をご飯にのせ、甘海老やイカとともにいただきます。真がれいの甘みと歯ごたえが美味しかったです。

途中の玉川観音にもお参り。ここは平成元年の崩落事故で、当時の国道305号線に巨岩が落下し、死傷者も出たところです。大昔から自然洞窟の中に霊験あらたかな観音様が祀られていたようですが、崩落事故の後はトンネルの中に観音様が安置されています。100円を払って線香とローソクをいただいて中に入るのですが、思った以上に立派でした…。

 

越前海岸を北上し、越前岬を過ぎると、大きな穴の開いた岩・呼鳥門が望める休憩園地に。ここには広くて豪勢なトイレの個室で有名なレストハウス有情があります。

さらに北上して福井市に入り、海岸沿いの雰囲気の良いカフェとして人気のMare(マーレ)に到着。ここは海沿いに開けたガラス張りの室内の先に、芝生に設けたテラス席もあり、海の眺めが抜群です。店内にはその日の日の入り時刻も書いてあり、夕日を眺めに来る人も多いのが頷けます。

 

先週は忙しかったこともあり、久しぶりに水平線をゆっくり眺めながらコーヒーと束の間の読書を楽しみました。

 

ちなみに、福井市街までの県道には、五太子の滝という滝があり、県道からもすぐ近くで豪快な滝が眺められます。ただ、人気がない山の中で、最近報道が多い熊の出没が怖くなり、早々に引き揚げました。

 


稲刈り!

2014年10月13日 | 福井でのすろーらいふ

台風が近づく中、天気の様子を見ながら今日は稲刈りです。

中山間地にもち米を植えたのでかなり遅い時期の収穫です。今年は天候不順もあり、手刈りするのに稲をつかんでも、分けつが進んでいないからか、細い束の稲しかつかめません。それでもやはり、黄金色に輝く稲穂を見ていると明るい気分になりますね。


いよいよ稲刈り開始。2歳の息子は、田植えの時は泥に入るのを嫌がりましたが、今日はじっとりとした泥地にもひるまず入りました。しかし、鎌を使いたがるものの危なっかしいので、結局稲を運んだりしてもらいました。本人は鎌を使いたかったようですが・・・。
 

地元の人たちのお手伝いをいただき、なんとか2時間弱で終了。水を抜くのが遅れたようで、足が抜けなくなるほどガボる(雪や泥にハマって足をとられること=福井弁?)のと、相変わらず手早く稲を束ねるのに苦労しました。

昨年は田んぼに「はざかけ」をしましたが、今年は時間も手間もないので近所の方の脱穀機を借りてすぐに脱穀。この後しばらく乾燥させることが必要とのこと です。息子は疲れていたものの、機械が出現したので興味深そうに見て、脱穀する稲を手渡した後も機械の傍から離れませんでした。
 

こちらの田んぼでは昨年の半分程度の収量になりそうとのこと。道端に落ちていた種もみを指で剥いてみたら、茶色がかった玄米が出てきました。脱穀後に乾燥 させることにより、玄米の状態でももっと白くなるといわれました。美味しいお米をいただくまでには手間がかかっているんですね・・・。
 


サツマイモ掘り

2014年10月13日 | 福井でのすろーらいふ

台風が近づく中の秋晴れの一日、福井市郊外の農家さんで、サツマイモ堀をやらせてもらいました。

5月にみんなで植え付けたムラサキイモを掘り起こします。今年は夏の天候不順で不作のところもあるようですが、こちらではまずまずの出来のようです。


まずはお父さんチームが蔓きり、マルチはがしをして場を整えてから、子供たちが掘っていきます。土の中から赤紫色を見つけて子供が土をかき分けて・・・と なるはずですが、2歳の息子は土いじりに熱中して、せっかく赤紫の芋が見えているのに、面白がって土をかける始末。芋ほりというよりは土いじりをしていた 感じです…。
 

それでも、芋をとれたよーと嬉しそうに持ち上げていました。ふかしたての芋も美味しそうに食べていました。
 

帰りには、近くにある宮ノ下コスモス公苑に行きました。九頭竜川沿いの休耕地17haに揺れる色とりどりのコスモスは壮観です。


神社で朝のお清め

2014年10月08日 | 福井でのすろーらいふ

福井県は人口10万人当たりの神社仏閣数が日本一とのことで、うちの周りにも神社がたくさんあり、しかもきちんとお祭りが季節ごとに行われています。

その中でも、福井県護国神社は、子供の泣き相撲大会やキャンドルナイトなど、様々な取り組みを行っているところです。そこで、毎月第一土曜日に、朝参りというのが行われているので、行ってみました。

神社に着くと、拝殿の中に通されて、神主さんがやがてお祓いを始めました。一連の儀式では、参列者が一度にお祓いを受けた後、老舗昆布店のご協力で、無料朝粥の会をやっています。

朝粥の朝食をいただいた後は、近所の鍼灸師の先生による健康講座。お灸のすえ方やツボの押し方など、みんなで言われるとおりに体験しました。

護国神社の無料のお祓い会ということで、もっと崇敬会のようなものに入りましょう、的な勧誘があるかと思ってびくびくしていたのですがそれもなく、全くさわやかな会でした。まあ、こういう会合を通じてファンを作り、七五三などの行事をやってもらおうということなのでしょうか。。。マーケティング手法としては悪くないと思いました。


城崎から餘部、出石へ

2014年10月06日 | 福井近県の旅

城崎からは、山陰海岸沿いに1時間弱走って餘部鉄橋へ。

 

ここは地上70mの欄干のない鉄橋を列車が渡ることで有名でしたが、数年前に風にあおられて列車が転落、数人がなくなる事故が起き、今はコンクリートの頑丈で防風柵の着いた橋に架け替えられています。ただ、元の鉄橋の一部が保存され、列車がすぐわきを走る横で空中散歩が楽しめるようになっています。

 

元の鉄橋の一部はガラス張りで下が見えるようになっており、真上に立って下を見下ろすと…身震いします。

スリルと鉄道マニア気分を味わった後は、豊岡から出石へドライブ。丹後の小京都といわれる落ち着いた街並みと、信州から伝えられたという皿そばが有名なまちです。こじんまりとしていますが、趣がありました。

 

街の外れの城山跡には、伏見稲荷を思わせる赤い鳥居がたくさんありました。