「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

久しぶりの九州 その5 黒川温泉にて

2014年12月21日 | 小さな旅

11月初めの九州の復習です。

由布院からやまなみハイウエイを抜けて、3時間ほどで黒川温泉にやってきました。由布院と並ぶ人気の温泉地です。川沿いの比較的狭いエリアに15軒ほどの旅館が立ち並び、こじんまりとした共同浴場もあります。ちょうど、紅葉も色づき初めでした。

 

黒川温泉では、各旅館が凝った露天風呂を作っており、1300円で3軒の風呂が入れる湯めぐり手形を旅館組合事務所で購入し、露天風呂巡りをするのが人気です。中には、旅館組合加盟の全露天風呂を30回廻った人の名前も掲載されていました。

 

印象的なのは、各旅館が凝った自然を借景とした露天風呂を競って作ったことや湯めぐり手形もさることながら、食べ歩き&風呂上がりの一杯が楽しめるような店がいくつかあったり、ちょっと休憩できるような昔ながらのお堂があって、ちょっとおちゃめなゲーテの言葉がかかっていたり、街歩きが楽しめるような「作り込み」がされていることです。温泉街が一丸となって集客しようとしている「仕掛け」の重要性を感じました。

 

 

 


久しぶりの九州 その4 長者原にて

2014年12月16日 | 小さな旅

11月初頭の九州旅行の振り返り、その4です。

由布院から、九重連山や阿蘇山の眺めが楽しめるやまなみハイウエイを南下。といっても、この日は曇り空。それでも、一面の草原が続く阿蘇くじゅう国立公園の中心地、長者原に着くと、一面に広がる秋色の草原が、雄大さを感じさせます。

 

尾瀬のような木道が広がる中、一面の草原を歩くのは気持ちよかったのですが、なにぶんにも肌寒く、道半ばで引き返しました。もっとも、車の中で眠そうにしていた2歳の息子は、やはり広大な風景が嬉しいのか、木道を一目散に走ってゆきました。


久しぶりの九州 その3 由布院にて

2014年12月14日 | 小さな旅

由布院温泉でゆっくりと湯あみを楽しんだ翌日は、街をぶらぶらしてみました。まずは、御三家のひとつ、玉の湯へ。こちらも、広い敷地にパブリックスペースとなっている土産物屋や喫茶店があり、ゆったりセレブの雰囲気だけ味わいました…。

 

そして、由布院のメインストリート・湯の坪街道へ。

 

土産物屋から、コロッケ、はちみつを利用したスイーツ、醤油屋、パン屋など、様々な店が立ち並び、観光客がひしめいています。九州らしく、韓国や中国からの外国人観光客が半分くらいを占めていました。

 

しかし、賑やかなのはさておき、由布院らしさを感じない流行りもの商売の店などもいくつかあり、沖縄の国際通りみたいに「プチ原宿」化しているような気も来たのは残念です。

むしろ、由布院駅前や、少し離れたやまなみハイウエイの展望台から由布岳を望むような風景が、豊かな自然の懐に抱かれた温泉リゾートとしての由布院にしっくり来る気がします。


久しぶりの九州 その2 由布院にて

2014年12月13日 | 小さな旅

前から一度行ってみたかった由布院に来ました。湯布院町と湯平町が合併して湯布院町になったんですね。なので、高速のICは湯布院ICですが、由布院温泉への玄関口となる駅はJR由布院駅、と表記するようです。

駅前に行くと、温泉街の中心の商店街を練り歩いてくれる辻馬車にたくさんの人が乗っていました。

次に、町のシンボル的な散策スポットである金鱗湖へ。湖底から温泉が湧いているために湯気がほんのり立ち上り、それが周囲の緑と相俟って神秘的な感じがします。

 

金鱗湖散策からそのまま行けるのが由布院の御三家の一つと言われる亀の井別荘。広大な敷地がほんのりと秋色に色づいて良い雰囲気です。

 

さすがに宿泊はできないので、大正ロマンを感じる落ち着く喫茶店でお茶してきました。モン・ユフ(白い由布岳)というチーズクリームを使ったスイーツが名物とのことです。コーヒーも濃くて美味しかったです。

 

 

 

 


湖東三山~西福寺

2014年12月07日 | 福井近県の旅

11月最後の日曜日に行った湖東三山、いよいよ最後の寺、西福寺です。

こちらも庭園が立派でした。

紅葉と苔もきれいでした。

 

本殿と三重塔が国宝。本殿の内陣も拝観できるほか、本堂内では随時解説も行われ、貴重な仏像をすぐ間近で見ることができます。

 

境内脇には、根本から二つに割れて、その後ろから次世代の象徴である若木が出要る夫婦杉があり、夫婦円満と子孫繁栄を願うスポットとのことでした。


湖東三山の紅葉~金剛輪寺

2014年12月06日 | 福井近県の旅

湖東三山の真ん中のお寺、湖東三山スマートインターからもほど近い金剛輪寺に行きました。

 

落ち着いた山門から入ると、広々した庭園があり、赤い毛氈が敷かれた茶室から眺めることもできます。

池には紅葉の吹き溜まりができていました。苔の上の紅葉も色が映えますね。

 

国宝の本堂や、仏像を間近に見られる本堂内の内陣も趣があって良かったのですが(内陣は撮影不可)、子供がイヤイヤしていて落ち着いて見られませんでした。そんな中でも印象に残ったのは、本堂へと向かう参道沿いに無数に立ち並ぶお地蔵様。

 

どれも一つ一つ異なる前掛けと風車をもち、地面に敷き積もるモミジの葉っぱと合わせ、何とも言えぬ風情を醸し出していました。

 


湖東三山の紅葉~百済寺

2014年12月05日 | 福井近県の旅

紅葉の名所として名高い、湖東三山を11月末の週末に訪れました。福井市からだと高速で1時間半ほどです。

まずは歴史の古い百済寺(ひゃくさいじ)。寺のHPによれば、古来朝鮮半島の百済から来た人たちは、海流に乗って若狭に到着したものの、冬の寒さと雪を嫌って近江に南下して湖東に住み、この地から奈良・京へ先進文化を伝えたとのこと。百済系渡来人が多く住む土地にあることで、聖徳太子が開基しこの寺の名前となったとか。興味深い歴史です。

 

広大な庭園は、紅葉も終盤かと思いましたが、地面に落ちた色とりどりの葉っぱも風流でした。

 

本堂へと続く石段も歴史を感じさせます。

落ち着いた佇まいの本堂。


下呂温泉、温泉寺の紅葉

2014年12月02日 | 福井近県の旅

下呂温泉に11/23に行った際、下呂温泉街の中心にある温泉寺のライトアップに行ってみました。

温泉寺は、江戸時代中ごろに創建され、白鷺に化身し、温泉の湧出を知らせた薬師如来を本尊とする、まさに下呂温泉のシンボル的なお寺です。

 

この日がライトアップの最終日とのことでしたが、まだ紅葉が終わるわけでもなく、3連休の中日だったこともあり、夜8時でも大勢の人が出ていました。

 

ライトアップされ闇に浮かぶ赤や黄色のモミジ・カエデは、幻想的なまでにきれいでした。

 


孝子ケ池公園の紅葉

2014年12月02日 | 福井近県の旅

11/23、岐阜方面から下呂温泉に行く途中、国道41号線でもうすぐ下呂というところで、車が多く停まっている紅葉のきれいな公園があったので立ち止まってみました。

孝子ケ池公園という紅葉の名所だそうです。

 

池に移る鮮やかなもみじがきれいでした。