「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

「自分をいかして生きる」(西村佳哲)

2014年04月25日 | Slow Life

首記の本で印象に残った点。

名デザイナーとして働いたのち、蕎麦屋を営む加藤晴之氏へのインタビューです。

「人と関わるときに僕がどんな気持ちでいるかというと、相手を尊敬しているんです。それがなかったら相手の言葉は僕の耳に入ってきませんから。常に尊敬する。それと自分が表現したいこと、生きたいということの接点を、毎瞬毎瞬こう探している感じです。」

「自分がここで生きることを発揮しなかったら、自分を発揮しなかったら、申し訳ない。産んで、育ててくれて、自分がこう性能を出し切らないまま死んじゃったら自分自身つまらないし、まわりの人たちもきっとつまらないだろうし。」

「いつだって自分が思うようにはなっていない。でもその瞬間瞬間、一番自分ができること・やれることをやってゆくと、次のドアが待っていたり、開いたりしてきた。…そうやってこう石を渡っていけば、だんだん自分が見えてくるんじゃないかという気はしているんです」


和ろうそくの炎が灯る洒落た愛宕坂

2014年04月22日 | 福井のミミより情報

福井市の中心部からほど近い足羽山公園の北側に愛宕坂があります。足羽山の上にある足羽神社への参道として、かつては茶屋や料亭が立ち並んでいた場所のようです。現在は、一軒料亭が残るほか、福井市の茶道美術館や、このあたりに住まいを構えた郷土の詩人・橘曙覧の記念館がある文化的なエリアとなっています。

(橘曙覧と娘の像)

こちらでは、春と秋の約2週間、会談の両側に和ろうそくの灯りがともされる「愛宕坂、光の回廊」というイベントが行われます。この期間、付近一帯はなかなか雰囲気のある空間になります。

先週の日曜日、子供の夕方の散歩を兼ねて行ってみました。日が長くなったので、点灯される18時過ぎはまだ明るかったのですが、薄暗くなってきた笏谷石の階段に光が仄かに揺らめくのはなかなか風情を感じました。

2歳の子供は、人気の少ない割に幅広い階段を我が物顔に上るのと、揺らめくろうそくの炎が楽しかったようで、もう帰るよーといってもどんどん登って行ってしまいました…。

ちなみに、東京ではあまり見かけなかった和ろうそく、福井では時々見かけるのですが、ハゼノキなどから採った木の脂から作り、洋ローソクより炎が強く長持ちするそうで、越前和蝋燭は福井県指定の郷土工芸品になっています。

 


畑で土いじり&動物と触れ合い

2014年04月20日 | 福井でのすろーらいふ

今日は福井市の中心部からもほど近いところにあるさかい農園さんでジャガイモ植え付け大会でした。

こちらは、ヤギやウサギ、鶏などがたくさんいて、いろんな人たちがいつでも来て触れ合えるようになっているほか、ジャガイモの植え付けや収穫、音楽祭などのイベントをやっています。

まずはジャガイモの植え付け。種イモをどちらにも芽があるように二つに割って、牡蠣殻石灰をつけて下に向け、一畝に横に4列に植えていきます。2歳の息子も、石灰つけと芋に土をかけるのを手伝えました。昨年は土いじりだけだったので進歩です。

雨の後にマルチをかけ、10日ほどで発芽した後、2か月ほどしたら収穫のようです。1キロの種イモが10キロぐらいに増えるのではということですがどうなることやら…。


足羽山でお散歩

2014年04月20日 | 福井のミミより情報

天気のよい週末、子供を連れて足羽山に散歩に行きました。

行く途中、福井鉄道の新しい旧式車両(?)ドイツ製のレトラムを発見!先週導入されたばかりなので、カメラを抱えた人が車内や路上にたくさんいました。

さて、福井市街の中心に位置する足羽山は、標高こそ116mほどですが、桜やアジサイの名所のほか動物園もあり、市民の憩いの場として親しまれています。うちの子供も、モルモットにくぎ付け…。

 

今日は、桜のピークは過ぎましたが、まだ枝垂桜が楽しめるとのことでしたので、動物園もあるしと子供を連れて散歩に出かけました。この時期、シャガやタンポポ、チューリップなども楽しめます

 

暖かい日差しの中、山の頂上付近にあるいくつかの茶屋では、屋外に座敷を出して座って飲めるようになっており、八重桜や枝垂桜、ソメイヨシノの桜吹雪を見ながらのんびりする人もちらほらいました。

 

しかし、足羽山には、継体天皇の石像をはじめ、郷土の発展に尽力した人々の石像や顕彰碑、詩人の句碑などのほか、周りには神社仏閣もたくさんあります。よほど昔から、人々に親しまれてきた場所といえそうです。


しだれ桜の季節

2014年04月16日 | 福井グルメ

永平寺町にある浄土真宗のお寺、興行寺の枝垂桜です。

1406年に創建された浄土真宗のお寺です。北陸に浄土真宗を広めた蓮如上人の真筆の自画像があるなど、蓮如ともかかわりが深いお寺のようです。そのような寺宝があるからか、所蔵品等を通じて越前における浄土真宗の伝播の様子を伝える展示や仏教関連の展示、DVD映像を流す「真宗未来館華の蔵」という施設もあるようです。すごいお寺ですね。

さて、もうすぐ、蓮如上人の命日を祀る蓮如忌です。なんでも、京都の本願寺から、蓮如が布教の拠点とした福井県の北端の吉崎まで、今も蓮如上人の御影像を乗せた神輿を信者が担いで約300Kmを徒歩で7日間かけてやってきます。それが吉崎に到着するのが4/23で、その後10間にかけて、吉崎で様々な法要が行われます。このような行事が330年以上人々の手でおこなれているのが、仏教文化が生活に根着いている福井らしいところだと思います。

 

 

 にちで


勝山弁天桜

2014年04月14日 | 福井のミミより情報

日曜日は、九頭竜川の右岸に1.5Kmにわたって桜並木が続く勝山弁天桜を見に行きました。

雪をかぶった山々を背景に桜が見られ、また九頭竜川をまたいで鯉のぼりが泳ぐ、この辺りの桜の風景は開放感があります。

 

人が行き違いできるほどの広さの桜並木のトンネルは水仙にも縁どられ、またところどころ枝垂桜もあります。

 

桜並木の下の河原では多くの人がBBQやお花見を楽しんでおり、どこかのんびりした気分が漂います。


竹田の里ウォーキング

2014年04月14日 | 福井のミミより情報

丸岡の竹田地区といえば、山間にある枝垂桜の里として、4月半ばには大勢の人でにぎわいます。一か所にここまで枝垂桜が集中し、並木道にも公園の中にも植えられているのはみたことがありません。桜まつり期間中は、18時半から21時半ころまで、ライトアップも行われます。

http://takeda-s.main.jp/?cat=2

今年のライトアップ開始日は、まだしだれ桜には少し早かったものの、里では終わりかけのソメイヨシノが満開でした。

 

その翌日、竹田の里山を5kmほど歩くイベントがあったので参加してみました。70人ほどの参加者が、地元の方の案内で春の里山をのんびり歩くイベントです。

福井県内最古の民家とされる「千古の家」では、山桜が満開でした。

 

途中の道端や地区内のいたるところに流れる小川のほとりでは、すいせんや桜がたくさん咲いており、風景に色を添えていました。

 

この竹田地区、昔は銅などが採れる鉱山もあり、人口ももっと多かったのですが、豪雪やダムの完成により過疎化が進んで、今はしだれ桜の里づくりが地域活性化の一策になっているようです。


富山、松川の桜

2014年04月13日 | 福井近県の旅

日本の桜の名所100選、富山の松川の桜を見る機会がありました。

富山市街のど真ん中、県庁と市役所の前を流れる松川の両側に、桜並木が植えられています。

この日はちょうど満開宣言が出されたらしく、多くの人でにぎわっていました。

1往復30分の遊覧船に乗って、水上から眺めるのも人気のようです。

 

 


福井で水族館デビュー!

2014年04月13日 | 福井のミミより情報

東尋坊近くにある越前松島水族館に行ってきました。

こじんまりとして、水族館としては小規模ですが、ペンギンの空中水槽があって泳ぐ姿を下から眺められたり、床面ガラス張りの水槽の上に乗って、泳ぐ魚を上から眺めたり、餌をやるときにアザラシの背中に触れたりします。チケットにも、「体験・体感型水族館」と書いてあります。

2歳の息子にとっては水族館デビュー。イルカショーでのイルカのジャンプや魚へのエサやりなどはとても喜んでいました。

ただ、大きなマンボウやタッチプールで魚やヒトデに触るコーナーなどは、怖いと後ずさりしていました。男子なのに度胸がなくて困ります…。

この水族館、変わったところでは、カエルやゾウガメ、フラミンゴなども展示してありました。なんといっても、海の目の前で眺めが良く、水族館から磯に降りて磯遊びができたり、東尋坊と同じ柱状節理が見られる小島に渡れたり、福井の海に触れられるのが良いです。

 

水族館の後は、近くの有名旅館「若えびす」の個室昼ランチ+入浴(5000円/人)というのを体験してみました。海を臨むお部屋で地物の魚をいただき、オーシャンビューのお風呂貸し切りで入れて、プチ贅沢を楽しみました。

 


丸岡城の夜桜

2014年04月11日 | 福井のミミより情報

日本最古級の天守閣がある丸岡城は、日本の桜の名所100選にも選ばれた桜の名所。そこに夜桜を見に行きました。

  

お城が青くライトアップされている周りで、ぼんぼりに照らされた夜桜が映えます。

 

月と夜桜の共演も楽しめました。

 

昼間は暖かくても夜はまだまだ底冷えしますが、それでも多くの人が夜桜見物に訪れていました。