「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

久しぶりの冬の太平洋側

2014年01月26日 | 福井近県の旅

冬の週末、それほど雪が多くないということもあり、名古屋のアンパンマンミュージアムと夜景が評判の「菜ばなの里」に行きました。

 

まず感銘を受けたのが、当たり前ですが天気が良いこと。北陸からいくと、冬、太陽が出ている昼間に屋外で遊べるということに感激します。木曽川、長良川、揖斐川に挟まれた中州にある、国営木曽三川公園はボールや滑り台、トランポリンなどの遊具も充実していて、2歳の息子も元気に走り回っていました。

次に、名古屋に近いこともあり、人が多いこと。なばなの里には、夜景目当てで入ってくる団体バスがいくつもあり、夜景を見るのに花火大会のように「押すな押すな」の渋滞が発生していました。話題のイルミネーション「世界遺産 富士」は、イルミネーションとプロジェクションマッピングを組み合わせたパフォーマンスで、富士山の四季や一日の風景を音楽に合わせて色とりどりに映し出していて、なかなか見ごたえがありました。

 

100mの光のトンネルも大人気。ただ、貧乏くさい私は、LEDにできないのかとか、電気代幾らかとか、つい考えてしまいます。。。

アンパンマンミュージアムももちろんたくさんの親子連れが。でも、首都圏ほど混んでいないようで、アンパンマンショーもかなり間近に見ることができ、息子も連れ合いも大満足していました。

 

 


福井県が幸福度No.1に選ばれました!

2014年01月24日 | 福井の「なるほど」

日本総合研究所の調査の結果、都道府県の幸福度ランキングで福井県が全国一位になりました!

 

「待機児童の数の少なさ」、「女性の働いている割合」、「子どもの運動能力」など6つの指標で全国1位、

また「子どもの学力」と「平均寿命」で2位、正規雇用者の数で3位など、トータル60の指標で分析した結果、

福井県が47都道府県の中で幸福度No.1に選ばれました。(2位東京都、3位長野県)

 

2011年に、法政大学の調査でも幸福度Vo.1に選ばれた福井県、ここでも生活の質の高さが認められました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054744861.html

 

 

 

 


越前水仙、満開

2014年01月24日 | 福井でのすろーらいふ

今、越前海岸では水仙が見頃だそうです。

昨年は天候不順で、例年より開花が1カ月遅れてしまいましたが、今年は順調のようです。

(昨年の様子はこちら

そして、いただいた水仙が自宅の玄関先でも満開。

帰ってくると、甘い香りに包まれます。もう1週間ほど満開。なかなか日持ちします。

福井県の花、水仙。だんだん愛着が湧いてきました。

 

 

 


広島にて

2014年01月19日 | 小さな旅
広島に出張に来たので、移動途中に寄ってみました。

全国都道府県対抗駅伝の日で、平和記念公園前は賑やかでしたが、一歩公園内に入るとひっそりしていました。

毎年、8月6日の平和祈念式典の時にTV中継される場所ですが、普段は静かなんですね。

原爆ドームを専用のアプリで見ると原爆投下前の姿がARで見られます、と書いてありました。


面白いものを発見!「だし」の自動販売機です。1本450円、「あご」と呼ばれるトビウオが一本入っているものだと650円。

朝から、結構多くの人が立ち止まり、買っている人も散見されました。広島市内に2箇所だけあるみたいです。スーパーなどでは売っておらず、通販かここの自販機でしか買えないとか。こんな商売、成り立つんですね。


ちなみに、広島と言えば牡蠣ですが、こちらはこのカンカンのまま蒸し焼きにするのが一般的なようで、いろんな居酒屋でフツーにあるみたいでした。


1泊2日の予定でしたが、ここまで来たからには営業を、と気力を振り絞って急遽もう1泊。さすがに疲れ果て、撮影の手が震えてしまいました。

神社で左義長(どんど焼き)

2014年01月11日 | 福井のミミより情報

今日は、雪が一段落したので、昨年のお守りを焼いてもらうべく、「左義長」をやっていた福井市の和田八幡宮に行きました。

左義長というと、浄瑠璃とか勧進帳とかの古典芸能のようなイメージを持っていたのですが、福井では「どんど焼き」のことだと聞いて拍子抜けしました。(勝山左義長祭りとなるとまた違いますが・・・)

人口10万人当たりの神社数が日本でも2番目に多いというデータもある福井県、町のあちこちに神社があり、この時期いたるところで左義長が行われています。

こちらは、平安神社に源満仲が創建したという由緒ある神社で、まず鳥居のところにデカイ日の丸が掲げてありびっくりしました。今日は祝日ではないけど…。

そして、既にお札や正月飾り、お守り等が境内にやぐらを立てて焼かれていました。私も投げいれようとしたら、火の周りにいた係の人が受け取って火にくべてくれました。といっても、神主さんではなく、氏子総代とか、近所の方だと思います。自宅に回ってくる回覧板を見ても、みなさん、地域の神社の祭礼等を大切にされていて、自治会費の納入はもちろん、さまざまな行事も近所の人々の持ち回りで行われているようです。

お参りをしたあとは、お汁粉のふるまいをいただきました。そういえば昨日は鏡開き。スーパーでパックに入って売られている餅ではなく、明らかに鏡餅を割りました的な手作り感あふれる餅のかけらを傍で焼き、あっさりとしたお汁粉に2,3個入れてくれて、甘ったるいお汁粉が苦手な私も美味しく頂きました。もちろんこれも近所の方の手作りです。

自治会費を納めているわけでもなく、賽銭も僅かしか入れてないのに、至れり尽くせりで恐縮してしまいます。でも、このような結構大きな神社は、自宅に配られるフリーペーパーにも、左義長や初詣、節分などの行事を載せているので、近所の人だけでなく、いろんな人に門戸を開いていると言えそうです。さすが、心の広い神様ですね。

おもしろいことに、お札や破魔矢、熊手の飾る向きや、効能?が書いてありました。

また、現代風に、リラックマのお札もありました。由緒あるだけでなく、なかなか遊び心がありますね。

それぞれ神社ごとに様々な特色があり、いろいろと巡るのも楽しいです。次は節分かな。厄年なんでお祓いもどこかでしてもらおうかな。。。

 


スイセンの花

2014年01月11日 | 福井の「なるほど」

スイセンは福井県の県花です。房総半島、淡路島と並ぶ三大群生地の一つであり、1月~2月にかけて、越前海岸の崖沿いに群生して咲くのを見ることができます。

 

昨年は寒さの影響で開花が遅れ、花の盛りは2月の半ばでしたが、海沿いの崖一面に花が広がるのはなかなか見ごたえがありました。もっとも、冬の天気なので、青空のもと、背景にきれいな日本海が見える、というのはなかなか難しいようです。

 

このスイセン、お正月用の飾りや贈答用としても出荷されており、福井県としても、ふるさと大使を務める方などにお送りしています。

ひょんなことから、ひと束のスイセンをいただきました。さわやかな香りを室内でも楽しめそうです。

 

 


久しぶりの八ヶ岳

2014年01月06日 | 小さな旅

正月のある一日、妻と子供が親戚宅に出かけたので、久しぶりに一人でふらりと旅に出ました。

中央線の普通電車に乗り込み、何度もぶどうのお手伝いに訪れた山梨市付近を過ぎ、これまた地域おこしNPOの会合に何度も通った韮崎の懐かしい風景を過ぎた辺りから、八ヶ岳が大きく見えてきました。

雪をかぶり、裾野を広く広げた穏やかな山容は、いつ見ても気分が洗われます。その反対車窓には、甲斐駒ケ岳や鳳凰三山、北岳などの南アルプスが、そしてその後方には、遠くに富士山が見えます。好天下の中央線は、右に左に日本を代表する山が見えるのが醍醐味です。

そして、横浜から4時間ほど普通電車を乗り継いで久しぶりに野辺山へ。今日の宿は、旅人が集まり交流する「とほの宿」ネットワークの「こっつあんち」です。

ダジャレと茶目っ気たっぷりのご主人に、前日予約の際は、「泊まるのは一人だけどさびしくて泣かない?何しに来るの?」と訊かれて面食らいましたが、その後当日に予約がバタバタと入り、結局他にも同宿者が3人。皆でにぎやかにお話しできて、久しぶりに読書と、YHやゲストハウスで他の旅行者と交流する一人旅の楽しみを堪能しました。

翌朝は、氷点下10度前後の厳しい冷え込みの中、間近にそびえたつ八ヶ岳を眺め、その雄大な姿に改めて見とれました。平沢峠からは、日本海と太平洋の分水嶺をまたぎながら八ヶ岳を北岳を望みました。

 

高原野菜の産地、また大型のパラボナアンテナを持つ宇宙観測所もあるほど星がきれいに見える町としても有名ですが、やはり今回の旅は、八ヶ岳の雄大さと「こっつあんち」が印象的です。

 

最後は、野辺山駅から、日本初のハイブリッドディーゼルカーに乗って東京へ戻りました。


東京散歩

2014年01月04日 | 小さな旅
実家に戻った正月、時間があったので、東京の新名所を冷やかしに行ってみました。

まずは、万世橋駅の遺構を活用して中央線の高架下にできた商業施設、マーチエキュート万世橋。

お店も幾つか入っていますが、興味深いのは、中央線の上り線路と下り線路の合間の旧プラットフォームから電車を間近に眺められること。電車好きの2歳の息子を連れて来たいです。

次に、東京駅の丸ノ内南口にできたKITTE。アトリウムではお正月らしく獅子舞が。

6階の屋上庭園からは、東京駅の赤レンガ駅舎が間近に望めます。

そして、東京駅を発着する新幹線も。これも2歳の息子が見たら、「でしゃー」と喜びそうです。

東京駅近くで時間のある方は一度いかれてみては?もちろん、電車好きじゃなくても楽しめます。


再び五輪、経済成長といっている場合ではなく・・・

2014年01月02日 | Slow Life

実家に久しぶりに帰った正月、やることがないので、久しぶりに神奈川新聞をじっくり読みました。その社説や、いくつかのコラムを読んで、

「政府は、再び東京五輪、それに向けてまた経済成長を、と言うが、前回の東京五輪のときと違い、 経済成長最優先、という時代ではないはず。そのような時代の終焉は東日本大震災でハッキリしたはずであり、むしろ、地域における人とのつながりや、他のものを受け入れる寛容性といった円熟した豊かさが求められるのではないか」

という論調が目につきました。まったく持って同意します。

また、社会全体と同じように、40歳を過ぎた自分にとっても、

「自らの成長ばかりを追い求めるのではなく、これからは他を受け入れる円熟した豊かさが必要」

ということを示唆しているのではないかと感じました。これらのメッセージを元に自分なりの今年の目標を考えないと・・・。